グッドイヤー、エアレスタイヤ技術をスターシップの自律走行型ロ...

グッドイヤー、 エアレスタイヤ技術をスターシップの自律走行型ロボットに展開

本日、ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー(以下、グッドイヤー)は、Starship Technologies(スターシップ・テクノロジーズ)の自律走行型配達ロボット車両用に非空気式タイヤ(エアレスタイヤーNPT)を開発し、テストを実施していることを発表しました。



スターシップ・テクノロジーズは、グッドイヤー・ベンチャーズが出資するベンチャー企業の一つであり、宅配やフードデリバリー用の自律走行ロボット車両の開発およびその1,000台以上のネットワーク運用をしています。

タイヤの安全性担保とメンテナンスに関するスターシップの要望に応えるため、グッドイヤーは、スターシップの配達ロボット車両のタイヤ寿命を延ばし、メンテナンス作業を軽減するために特別に設計されたエアレスタイヤを開発しました。

グッドイヤーとスターシップは車両とタイヤの状態を評価するため、ボーリング・グリーン州立大学において実地試験段階に入っています。車両にタイヤを装着した状態での初期試験データでは、トレッド摩耗、ブレーキ、振動減衰に関して良好な結果が得られています。



(マイケル・ラチタ グッドイヤー エアレスタイヤ担当シニア・プログラム・マネージャー)

「私たちは、グッドイヤー独自のエアレスタイヤ構造を新しいモビリティの形へと展開できることに期待しています。フードデリバリーのように迅速な配達を必要とするマイクロ・デリバリーにおいては、通常の宅配等とは異なるニーズがあります。グッドイヤーのNPT技術は、メンテナンスフリーで長持ちするタイヤ管理を実現するこれらのニーズを満たす理想的なものです。」



(シム・ヴィラップ スターシップ・テクノロジーズ メカニカル・エンジニアリング・マネージャー)

「当社の配達ロボットは、あらゆる天候や地形で毎日何千件もの配送を行っています。当社のサービスに対する需要の高まりに確実に応えるためには、信頼性が高く、24時間、世界中でロボットを動かし続けることができるタイヤが必要です。この新しいタイヤが信頼性だけでなく、当社のビジネス拡大に伴うコスト削減を実現してくれることは素晴らしいことです。」


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≪ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー≫

グッドイヤーは世界屈指の大手タイヤ会社です。従業員数は約7万2000人で、世界23か国、55の生産拠点を展開しています。米国オハイオ州アクロンとルクセンブルグのコルマーベルグの2か所に技術開発センターを有し、技術・性能の両面でタイヤ業界の標準を形づける最先端の製品とサービスを開発しています。


グットイヤーと製品の詳細情報は、 https://corporate.goodyear.com/us/en.html をご覧ください。



≪スターシップ・テクノロジーズ≫

スターシップ・テクノロジーズは、自律型ロボットで配達に革命を起こそうとしています。これらのロボットは、食品、食料品、荷物を数分で現地に配達するように設計されています。これらの配達ロボットは、これまでに世界中で数百万マイルを移動し、200万件以上の自律型配達の実績があります。ロボットは自律走行しますが、人間が監視しており、いつでも制御することができます。スターシップは、アティ・ヘインラとヤヌス・フリス(スカイプの主任設計者兼共同創設者)により設立され、アラステア・ウェストガースがCEOを務めています。

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