発明による社会貢献の喜びを次世代に伝える “子どもたち みんなが発明家” 第4回 樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト 樫尾俊雄賞(最優秀賞)が決定
高学年の部 静岡県磐田市立磐田西小学校 5年 佐藤 迪洋(さとう みちひろ)さん 低学年の部 青森県八戸市立小中野小学校 3年 知野 和仁(ちの かずひと)さんが受賞
2022.01.24 13:00
カシオ計算機創業者の1人で発明家である樫尾俊雄の理念を社会に伝える樫尾俊雄発明記念館(運営:一般財団法人樫尾俊雄記念財団)は、発明による社会貢献の喜びを次世代に伝えることを目的とした第4回「樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」の最終選考会を2022年1月23日(日)にオンラインで開催。高学年の部で静岡県磐田市立磐田西小学校 5年 佐藤 迪洋(さとう みちひろ)さん、低学年の部で青森県八戸市立小中野小学校 3年 知野 和仁(ちの かずひと)さんが樫尾俊雄賞(最優秀賞)を受賞しました。
( https://hatsumeicontest.jp/contest/result.html )
第4回 樫尾俊雄賞(最優秀賞)を受賞した佐藤 迪洋さん(画面内・左)と知野 和仁さん(画面内・右) 審査員は左よりすずき まどか氏、速水 浩平氏、伊部 菊雄。
また、優秀賞の発明記念館賞は、高学年の部で東京都中央区立豊海小学校 5年 緑川 詩織(みどりかわ しおり)さん、低学年の部で愛知県刈谷市立富士松南小学校 3年 加藤 孝治(かとう こうじ)さんが受賞しました。
発明アイディア奨励賞は、高学年の部で愛媛県松山市立桑原小学校 4年 秦 朋佑(はた ともすけ)さん、低学年の部で長崎県諫早市立長田小学校 1年 藤岡 美雨(ふじおか みう)さんが受賞。
審査員特別賞には、高学年の部で愛知県刈谷市立日高小学校 5年 河村 実歩(かわむら みほ)さん、刈谷市立双葉小学校 5年 中川 朝陽(なかがわ あさひ)さん。低学年の部で宮崎県宮崎市立東大宮小学校 3年 平田 あい(ひらた あい)さん、刈谷市立双葉小学校 3年 川口 慶士(かわぐち けいし)さんが受賞しました。
今回で4回目となる樫尾俊雄 発明アイディア コンテストには、全国19都道府県から174作品の応募がありました。第1次・第2次審査で選出された高学年5名・低学年5名の計10名がオンラインで発表を行い、最終選考いたしました。最終選考に残った10名の在住地は、青森県(1名)、東京都(1名)、静岡県(1名)、愛知県(4名)、愛媛県(1名)、長崎県(1名)、宮崎県(1名)でした。
審査員には今回から“G-SHOCK”を開発した伊部菊雄も加わり、株式会社音力発電 代表取締役 速水 浩平氏、特定非営利活動法人 ガリレオ工房理事長 滝川 洋二氏、サイエンスパフォーマー すずき まどか氏、樫尾俊雄記念財団 理事長の樫尾 隆司の5名による審査が行われました。
今回の応募作品には、高学年の部では世相を反映した海洋ゴミといった身近にある環境問題や長寿社会にともなう健康問題などに関するアイディアが多く、低学年の部では家族への思いやりや人と動物が仲良く共存するなどの多彩な着眼点による素晴らしいアイディアの作品が多数集まりました。
審査員長の樫尾 隆司は、
「今回も、みなさんからいただいたアイディアは、どれも、素晴らしいものばかりで、すごく人々の役に立つものですね。
特に、この決勝に進まれたみなさんの作品は、本当に、あったら世の中がよくなる、とても素晴らしいものばかりでした。
みなさんがこのコンテストをきっかけにして、これからも、世の中の役に立つもの、あったら喜ばれるものを、考え続けてくれたらうれしいです。皆さんが自分の夢に向かって、チャレンジして、突き進んでいくことを期待しています。」と語りました。
受賞した作品は、東京都世田谷区の樫尾俊雄発明記念館( https://kashiotoshio.org/ )で展示いたします。
■作品紹介と受賞コメント
【高学年の部】 第4回 樫尾俊雄賞(最優秀賞)
静岡県磐田市立磐田西小学校 5年 佐藤 迪洋(さとう みちひろ)
作品名 :足ツボ発電
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:足ツボールを足のうらにつけて歩くと発電。
たまった電気は非接触送電できて、車や家電、
公共の施設で使える
受賞コメント :このアイディアは、2年前に滝壺発電を足ツボ発電と
僕が間違えたのがキッカケで、2年間考えてできました。
樫尾俊雄賞を受賞できてとても嬉しいです。
このアイディアを一緒に考えたり研究をした妹と
アイディアの助けをしてくれた母に
ありがとうを言いたいです。
樫尾俊雄賞 佐藤 迪洋さん 足ツボ発電
【低学年の部】 第4回 樫尾俊雄賞(最優秀賞)
青森県八戸市立小中野小学校 3年 知野 和仁(ちの かずひと)
作品名 :みんな安心ゴンドラ君
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:家や病いんで、かくりされたりねたきりの人でも、
自由に外に出られるゴンドラです。たくさんの行き先の
中から行きたい場所を自分でえらべます。
受賞コメント :このアイディアは、病気をして入院したり、
家で寝たきりの人がどこへでも出かけられたらいいなと
思ったのと、2年前に大好きな「ひいおばあちゃん」が
転んで足を折り車椅子生活になって会えていないので
会えるといいなと思い考えました。
この人に役に立つアイディアが受賞できてウレシイです。
樫尾俊雄賞 知野 和仁さん みんな安心ゴンドラ君
【高学年の部】 発明記念館賞(優秀賞)
東京都中央区立豊海小学校 5年 緑川 詩織(みどりかわ しおり)
作品名 :海の満ち引きを利用した、ごみ収集BOX。
応募テーマ :人に役立つもの
アイディアポイント:潮の満ち引きと、坂を利用して、ごみが集まるように
考えてみました。
発明記念館賞 緑川 詩織さん 海の満ち引きを利用した、ごみ収集BOX。
【低学年の部】 発明記念館賞(優秀賞)
愛知県刈谷市立富士松南小学校 3年 加藤 孝治(かとう こうじ)
作品名 :歩きながら電気をためる「サンダーシューズ」
アイディアポイント:歩く運動エネルギーを、くつで電気としてためる。
下たばこで電気を回しゅうして学校で使える。
発明記念館賞 加藤 孝治さん 歩きながら電気をためる「サンダーシューズ」
【高学年の部】 発明アイディア奨励賞
愛媛県松山市立桑原小学校 4年 秦 朋佑(はた ともすけ)
作品名 :マイクロプラスチックを集めるクラーゲくん
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:クラゲのとくちょうを使って海のごみを安全に
とりのぞくきかいです。
ごみなどをとりのぞいた後何回でもつかえる
発明アイディア奨励賞 秦 朋佑さん マイクロプラスチックを集めるクラーゲくん
【低学年の部】 発明アイディア奨励賞
長崎県諫早市立長田小学校 1年 藤岡 美雨(ふじおか みう)
作品名 :ゆめシアターヘアバンド
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:人のゆめをスクリーンにうつし出すことができます。
発明アイディア奨励賞 藤岡 美雨さん ゆめシアターヘアバンド
【高学年の部】 審査員特別賞
愛知県刈谷市立日高小学校 5年 河村 実歩(かわむら みほ)
作品名 :台風を退治するペンギン型ロボット~タイペン君~
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:台風のたまごが、台風へと成長する前に、
海水を冷やして、台風のたまごを消滅させる
ペンギン型ロボットです。
審査員特別賞 河村 実歩さん 台風を退治するペンギン型ロボット~タイペン君~
【高学年の部】 審査員特別賞
愛知県刈谷市立双葉小学校 5年 中川 朝陽(なかがわ あさひ)
作品名 :家の体重計
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:CO2さく減やSDGsの実現のために、
家の中にムダなものがあふれていないか、
重さを見えるようにする。
審査員特別賞 中川 朝陽さん 家の体重計
【低学年の部】 審査員特別賞
宮崎県宮崎市立東大宮小学校 3年 平田 あい(ひらた あい)
作品名 :地球いきものサミット
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:生きものの想いをマイクでひろい、
みんなで共有することができる。
審査員特別賞 平田 あいさん 地球いきものサミット
【低学年の部】 審査員特別賞
愛知県刈谷市立双葉小学校 3年 川口 慶士(かわぐち けいし)
作品名 :たすけあい村
応募テーマ :未来の世界であったらいいなと思うもの
アイディアポイント:今こまっていることをかいけつできる村。
地きゅうにも人にも動物にもやさしい。
審査員特別賞 川口 慶士さん たすけあい村
この企業のプレスリリース MORE
発明による社会貢献の喜びを次世代に伝える「第7回樫尾俊雄 発明アイディア コンテスト」最優秀賞が決定
2024.11.18 14:00