ノルウェー本社の世界最大手クリルオイル供給会社 アーケル・バイオマリン社 日本法人設立
2022.01.31 10:00
バイオテクノロジー分野の世界的なイノベーターであり、世界最大手のクリルオイル供給会社「アーケル・バイオマリン」(本社:ノルウェー、CEO:マッツ・ヨハンセン、以下 アーケル・バイオマリン社)は日本市場での事業拡大のため、東京に日本法人「アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社」(東京都千代田区丸の内 / 代表取締役 アネッテ・山本ハンセン)を2022年1月5日付で設立したことを発表しました。
南極の海
当社の漁船Antarctic Endurance
世界一綺麗な海と言われている南極海に生息する動物性プランクトン「南極クリル」(ナンキョクオキアミ)。南極クリルから抽出するクリルオイルはリン脂質型オメガ3脂肪酸など必須栄養素の高品質な供給源として世界中で注目を集めており、2020年の世界のクリルオイル市場規模は2019年から41.5%増という著しい成長を見せました。
特にここ数年、健康意識と美意識の高い東アジアでのクリルオイル市場の成長は著しく、また新型コロナウイルス感染症の流行により健康管理への注目度が高まっていることから、今後日本市場の大きな成長が期待されます。
アーケル・バイオマリン社は2011年から日本市場へ高品質クリルオイルを供給しており、日本市場における事業拡大に伴い、日本法人を設立し、販売体制、マーケティングなどあらゆる面で取り組みを強化します。業界最高ランクのクリルオイル原料SUPERBAブースト(TM)の日本市場での初デビューを2021年9月に『ショップチャンネル』で迎え、以降同チャンネルで継続的な販売を実施しております。
当社がこれまで日本市場向けに供給しております高品質クリルオイル原料SUPERBA 2(TM)に加え、業界最高ランクの新原料SUPERBAブースト(TM)の日本国内企業様向けの提供を開始しました。
2022年には複数の機能性表示食品を獲得し、日本の消費者へクリルオイルの認知度向上と有用性を示し、当社クリルオイル原料お取引業者様をより支援できる体制づくりを計画しています。
クリルオイル原料を新たな製品ポートフォリオへご検討されている企業様は、ぜひ当社まで直接お問い合わせください。
日本法人設立に伴い、求人を行っています。
健康食品業界でのご経験・知識を活かし、クリルオイルの認知度向上、拡販活動にご興味のある方は以下のサイトをご覧ください。
日本法人設立に伴う営業職募集
https://www.bizreach.jp/job/view/2009879/?ref=job_search
この求人への応募には、ビズリーチの会員登録が必要です。なお求人詳細の閲覧は有料のプランをご利用の会員のみとなります。
クリルオイルの商品
クリルオイル
南極クリルの群れ
■アーケル・バイオマリン 代表取締役 マッツ・ヨハンセン(Matts Johansen)のコメント
「私たちのビジョンは、日本におけるクリルオイル市場の継続的な成長を支えることです。世界最大手クリルオイル供給業者として日本は重要な市場であり、アジア地域の成長戦略には欠かせない存在です。持続可能な資源による高品質な健康食品原料へ対する日本人消費者からの需要は高まっており、私たちは消費者へ新たな価値を提供したいとお考えの企業様へ最適な貢献ができると認識しています。日本でのビジネス拡大を楽しみにしていると同時に、日本法人設立によりこれまで以上にお取引業者様や消費者の皆様のお役に立てるよう尽力することをお約束します。」
■アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社 代表取締役 アネッテ・山本ハンセンのコメント
「日本法人化により、日本のお取引業者様のサポート体制を拡充させ、クリルオイルの有用性の認知度向上、国民の健康増進に貢献できることを楽しみにしています。
欧米市場ではサプリメント原料としての限られた用途でクリルオイルが注目されていますが、日本の消費者には「イクラのような美味しい味がする」との評価も頂いており、サプリメント原料だけに限定せず、クリルオイル特有の風味を活かした加工食品向け原料としての新たな可能性にも期待しています。」
【アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社の設立にあたり、関係団体様からのお言葉】
クリルオイル研究会 発起人代表
早稲田大学ナノ理工学研究機構 規範科学総合研究所ヘルスフード科学部門 研究院教授
矢澤 一良氏
「アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社の設立を心からお祝い申し上げます。クリルオイル業界世界トップのアーケル社が、日本市場へ注力し研究に基づくクリルオイルの健康効果の認知度向上、ひいては国民の健康寿命延伸や予防医学へ大きく貢献されることを期待しております。」
一般社団法人 MSCジャパン
プログラム・ディレクター 石井 幸造氏
「この度は、アーケル・バイオマリン・ジャパン株式会社の設立、誠におめでとうございます。アーケル社は10年以上も前から持続可能なMSC認証のナンキョクオキアミを使用した製品の開発・普及に努めています。日本でも『サステナビリティ』が製品の新たな付加価値として受け入れられてきていることから、株式会社の設立を機に益々の発展を遂げられるものと信じております。」
在日ノルウェー商工会議所
会頭 スヴェン・ホーコン・クリステンセン氏
「アーケル・バイオマリンは、180年以上の歴史を持つノルウェーの大手海洋技術グループであるAker ASA(アーケルASA)の一員です。ノルウェーの人々は、クリルオイルなどのオメガ-3原料を健康のために毎日摂取する長い伝統があります。日本に子会社を設立することで、アーケル社の健康食品原料が日本人の健康に貢献できることを願っています。女性の社会進出・活躍を推進するノルウェー国として、この度、在日ノルウェー企業コミュニティーに新たな女性代表が誕生したことを喜ばしく存じます。ノルウェーと日本の架け橋になることを期待するとともにアーケル・バイオマリン・ジャパン社の設立を歓迎し、幸運を祈っています。」
■会社概要
アーケル・バイオマリンはバイオテクノロジー分野のイノベーターであり、南極のクリル漁獲業者として人々と地球の健康改善に努めております。オスロ証券取引所に上場している当社は医薬品、健康食品原料(SUPERBA(R), NKO(R)とK・REAL(R))、水産養殖(QRILL(TM) Aqua)、動物飼料(QRILL(TM) Pet)に向けたクリル由来の原料を開発しており、高濃度タンパク質分離物である新製品のINVI(TM)や、クリル由来のEPA・DHAトランスポーターであるLYSOVETA(TM)などが挙げられます。徹底管理されたバリューチェーンは、手つかずの南極で行われるクリル漁業からモンテビデオの物流拠点、米国テキサス州ヒューストンの工場を経由し、世界中のお取引業者様まで広がっています。アーケル・バイオマリンはサステナビリティを重要視しており、そこから廃棄物のリサイクルと再利用を支援するための循環型企業AIONを立ち上げる着想を得ました。
当社クリルオイルについて