Enevo Japan、川崎市でのPOOL PROJECT KAWASAKIに参加  IoTデバイスを利用したプラごみの排出・回収データ管理に貢献

Enevo Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高澤 拓也、以下 Enevo Japan)が参加する、家庭系プラスチック使用製品の効率的な回収・水平リサイクルに向けた仕組み検証プロジェクト『POOL PROJECT KAWASAKI』(以下「本プロジェクト」)が神奈川県川崎市にて開始されました。


回収ボックス内に設置されているセンサー


enevoセンサー本体


本プロジェクト内で使用しているプラスチック製品の回収ボックス内にはEnevo Japanが販売しているセンサーデバイスを設置しております。これによって回収ボックスに投入されたプラスチック製品の量を自動的に検出し、回収のために何度もボックスを確認しにいく手間を軽減しております。また、回収データの推移を記録することで、今後の増加量と適切な回収タイミングを予測し、回収するための物流業者の手配や、リサイクル業者への受け渡しなどを効率的に行うことが可能になっています。


「POOL PROJECT KAWASAKI」についての詳細は、双日株式会社のニュースリリースをご覧下さい。

https://www.sojitz.com/jp/news/2022/02/20220208-02.php



[enevoセンサーとEnevoが提供するサービスについて]

Enevoは2010年にフィンランドで設立された廃棄物回収とリサイクルのサービスを提供するセンサー技術のベンチャー企業です。Enevoが開発したセンサーは超音波を発信しその反射波を測定することで、対象物の堆積量を測定しています。センサーで得られたデータは定期的にサーバーに送信され、対象物の増減の推移がシステム上からオンラインで確認できるようになります。

元々は環境先進国であるフィンランドでの廃棄物の回収を効率化するために開発されたソリューションでしたが、センサーが防水・防塵性に優れていることから、廃棄物以外のシビアな環境下での活用が可能です。現在では、農畜産業でサイロ内の飼料の残量確認や、自動車業界で廃油などのオイルタンクの貯蔵量管理に利用されており、廃棄物以外にも各産業界の物流の効率化に貢献しております。



[物流業界の問題とenevoが解決できること]

現在物流業界では、Eコマース市場の拡大に伴って業務量が増加しています。トラックドライバーの有効求人倍率は、2017年以降、全職種平均よりも1倍以上高い状態が続いており人手不足はますます深刻化しています。また昨今のドライバー不足解消のためには業界全体で「短い時間で効率的に運ぶ」必要性があると言われています。enevoは対象物の堆積量をモニタリングすることで、集配送の空振りをなくし「必要なところに必要な分だけ」を実現、ドライバーの労働時間の削減に貢献します。(厚生労働省「職業安定業務統計」、国土交通省「トラック運送業の現状と課題について」より)


[Enevo Japanについて]

Enevo Japanは日本国内におけるEnevoの総代理店です。日本国内における環境、労働人口の減少、物流の課題を解決していくことを目的に設立されました。環境先進国フィンランドで生まれたenevoを日本国内に普及させることで、環境負荷を低く抑えた、持続可能な産業発展を支援していきます。

実際の回収ボックス


飼料サイロにセンサーを設置している様子



[Enevo Japan株式会社]

本社       : 〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目2番16号

代表者      : 代表取締役 高澤 拓也

設立       : 2015年1月

資本金      : 1,500万円

事業内容     : 超音波センサーの販売・レンタル及び、

           超音波センサーを使ったソリューションサービス

コーポレートサイト: https://www.enevo.co.jp/

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