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「ワイヤレスエミュレータ利活用シンポジウム」を 3月4日(金)13:00~オンライン形式にて開催

この度、「仮想空間における電波模擬システム技術の高度化に向けた事業」の一環として、電波システムを開発・利用している、またはワイヤレスエミュレータに関心のある民間事業者・大学・研究機関等関係者の方々を対象に、電波利用システムの効果的・効率的な開発・利用方法について意見交換等を行う「ワイヤレスエミュレータ利活用シンポジウム」を国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)主催、総務省後援で2022年3月4日(金)13:00よりオンラインにて開催いたします。


※本リリースは、主催である国立研究開発法人情報通信研究機構から委託を受けて、事務局の株式会社サイバー創研が配信しております。


<ライブ配信>2022年3月4日(金)13:00~17:00 参加無料(事前登録制)

ご興味のある方は、以下のサイトからお申し込みの上、ご参加いただけますようご案内します。

https://pco-prime.com/cps_promo/



●「仮想空間における電波模擬システム技術の高度化に向けた事業」とは

6G時代の無線通信の研究開発を加速することを目的として「仮想空間における電波模擬システム技術の高度化に向けた事業」が総務省主導で進められています。本事業では、様々な電波システムを、仮想空間上で高精度かつリアルタイムにエミュレーション可能な電波模擬システムを開発し、電波システムに関わる多様な事業者が、インフラ/システム/プラットフォーム/アプリケーション/サービスなどのデザイン、評価、検証が可能となるテストベッドを提供することを目的としています。



●ワイヤレスエミュレータの概要

今後、これまで以上に多くの機器が通信を行うようになり、通信量の増大・電波の相互干渉などの問題が発生します。そのような背景のもと、フィールド試験や電波暗室における物理的な制約を受けない仮想空間上で、低コスト・高精度・大規模リアルタイムに様々な無線システムの検証を実施できることを目的として、電波利用システムを仮想空間で高精度に模擬する大規模CPS(Cyber Physical System)である「ワイヤレスエミュレータ」の開発が進められています。


将来的には、下記のようなシステムの実現を目指しております。


・仮想空間上に、実環境に忠実な3Dモデルを構築し、その中で10,000台規模の仮想無線機を動作させ、大規模検証を行う。

・ソフトウェア無線機を用い最大信号帯域幅400MHzの高速大容量な無線システムを任意に模擬する。

・検証時の環境の変化に対応したリアルタイム処理を実現する。

・物理的な実無線機接続とアンテナ放射パターンの反映により、再現性のよい多様な技術検証を実施する。


※ワイヤレスエミュレータの詳細については、下記の公開動画も参照ください。

日本語版:電波エミュレータとは?-電波エミュレータでSociety5.0の実現を-

https://www.youtube.com/watch?v=Fh0XP28x36A

英語版:What is the wireless emulator?

- Society 5.0 is realized by the wireless emulator-

https://www.youtube.com/watch?v=MnN1f3CIYk8


ワイヤレスエミュレータ


出典:情報通信研究機構



●シンポジウムの位置付け

本シンポジウムでは、昨年度よりワイヤレスエミュレータを開発しているプロジェクトに関して、研究開発担当者による開発内容の説明や、デモ紹介、パネルディスカッション、参加の皆様からの質疑に基づくワイヤレスエミュレータの在り方に関する意見交換等を通じ、無線システムに関係のある皆様に向け、ワイヤレスエミュレータを活用した無線システムの効果的な利用方法や、利用イメージを周知することを目的としております。


意見交換では、当日ご参加いただいた皆様からのご質問、ご意見に対して、本システムの開発担当者がお答えします。

ぜひご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。



<ワイヤレスエミュレータ利活用シンポジウム概要>

【開催日時】2022年3月4日(金)13:00~17:00

【開催方法】Web開催(Zoomウェビナー)

【参加費】 無料(事前申し込みが必要です)

【申込方法】下記参加登録先リンクよりお申し込みください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_agSesBlJQDO8R3rZrXTwxg

【申込期間】2月28日(月)20:00迄

※ご登録いただいたメールアドレス宛にZoom URLをお送りいたします。

なお、定員を満たした場合には、申込受付終了期日を待たずに終了する可能性もございます。

【定員】  2,000名

【主催】  国立研究開発法人情報通信研究機構

【後援】  総務省

【事務局】 株式会社サイバー創研

【プログラム】

13時00分:開会

     (1) 主催者挨拶

     茨木 久 国立研究開発法人情報通信研究機構 理事

     (2) 来賓挨拶

     野崎 雅稔 総務省 総合通信基盤局 電波部長

13時10分:(3) 基調講演1

     中嶋 信生 電気通信大学 産学官連携センター 客員教授

     (4) 基調講演2

     岸 洋司

     株式会社KDDI総合研究所 執行役員 次世代インフラ2部門長

14時00分:(5) プロジェクト紹介

     ・全体概要

     原田 博司 研究開発プログラムディレクター

     京都大学大学院 情報学研究科 教授

     ・課題ウ(大規模仮想環境検証基盤技術)

     児島 史秀 国立研究開発法人情報通信研究機構

     総合テストベッド研究開発推進センター 研究開発推進センター長

     ・課題イ(仮想環境対応無線システムの構成技術)

     松村 武 国立研究開発法人情報通信研究機構

     ワイヤレスシステム研究室 室長

     ・課題ア(電波模擬・空間モデルの構成技術)

     高田 潤一 東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

     ・質疑応答

15時10分:--- 休憩 ---

15時30分:(6) 研究開発中の電波模擬システムのデモ紹介

     ・概要説明

     原田 博司 研究開発プログラムディレクター

     京都大学大学院 情報学研究科 教授

     ・ITSのデモンストレーション

     錦織 義久 株式会社OTSL CPS事業部 事業部長

     ・ドローンのデモンストレーション

     田所 諭 東北大学 タフ・サイバーフィジカルAI研究センター

     教授/センター長

     ・スマートオフィスのデモンストレーション

     坂口 綾華 コクヨ株式会社 経営企画本部

     イノベーションセンター オープンラボグループ

15時55分:(7)パネルディスカッション

     <モデレータ>

     真野 浩 エブリセンスジャパン株式会社 代表取締役社長

     <パネリスト>

     荻原 直彦 総務省 総合通信基盤局 電波部 電波政策課長

     原田 博司 研究開発プログラムディレクター

     京都大学大学院 情報学研究科 教授

     高田 潤一 東京工業大学 環境・社会理工学院 教授

     児島 史秀 国立研究開発法人情報通信研究機構

     総合テストベッド研究開発推進センター 研究開発推進センター長

     松村 武 国立研究開発法人情報通信研究機構

     ワイヤレスシステム研究室 室長

16時35分:(8)意見交換

     ※モデレータ、パネリスト、

      会場及びオンライン参加者による意見交換

16時55分:(9)閉会の挨拶

     寳迫 巌 国立研究開発法人情報通信研究機構

     Beyond5G研究開発推進ユニットユニット長

17時00分:閉会

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