子どもの“主体性、創造力、思考力”を伸ばすプログラム 「アートマインドコーチング」を 保育園、幼稚園、子ども園に導入開始
「日本の教育を進化させ、クリエイティブな日本人を育てる」ことが 日本のより良い将来のために急務のため、今こそ取り組みます!
一般社団法人 日本アート教育振興会(所在地:東京都港区、代表理事:三尾 洋介)は、変化の激しい現代の世界において、数十年前とほとんど変化を見せない日本の教育に危機感を感じ、自社が展開する“アートの力を活用することで8つの能力が開花する「アートマインドコーチング」プログラム”を保育園、幼稚園、子ども園に2022年2月より導入開始したことをお知らせいたします。
◆ アートマインドコーチングとは?
アートマインドコーチングは、ゼロから1を生み出すアーティストの思考、意識、スキルを一般の人々にも育むプログラムです。
主に、下記のセッションを行うことで人々のゼロから1を生み出す元となる能力を引き出します。
・絵画を鑑賞しながら対話をする「対話型絵画鑑賞法」
・創造性を高める「創作アートワーク」
(・音楽の効用を活かしたワークも開発中)
◎ 人間の8つの能力が開花する
このアートマインドコーチングは、絵画作品を鑑賞しながら対話をしたり、創作アートワークをすることで、参加者の本来もつ感性を刺激し、「観察力」「創造力」「思考力」「コミュニケーション力」「言語化力」「美意識」「自己肯定感」といった、生きていくうえでも、仕事をするうえでも、人間にとってとても大切な基礎能力を同時に高めることができるプログラムです。
◆ なぜアートマインドコーチングを、保育園、幼稚園、子ども園に導入するのか?
「日本の教育は本当にこのままでいいのだろうか。」
「日本の教育の変化のスピードは、こんなに遅くていいのだろうか。」
それが保育園、幼稚園、子ども園へ“アートマインドコーチング”を導入したいと思った私たちのきっかけです。
保育園、幼稚園、子ども園の先生方は、個々に常に真剣に考え、深く悩み、葛藤しているのに、日本の教育全体としては、令和の今でも、私たちが40年前に受けた教育とほとんど変わっていない・・・という現状があります。
クラスの全員が右向け右で、一つの答えを見つけることに力が注がれる。
教師が教えたことが正しく、生徒はそれに従うもの。
強烈な同調圧力。
40年前とほとんど変わっていない。
もちろん、素晴らしい先生方が、問題意識を持ち、改革に取り組まれていらっしゃることも存じています。
ですが、一部の先生だけでは教育システム、カリキュラムは変えられるほど簡単ではないことも想像できます。
一方で、アメリカや他の海外の学校では、
「主体性、自主性を育てる教育」
「個性を伸ばす教育」
「考える力を育てる教育」
「表現する力を伸ばす教育」
を子どもたちと「対話を大切」にしながら、上手にやっています。
そしてそのための一環として、当たり前のように、アートの力を用いて、生徒の創造的な発想や主体性を引き出すための教育をしています。
時代は、変わりました。変化のスピードは驚くほど早いのが今の世界です。
未来が予測出来ないこの不確かなVUCA時代を、未来を創る子どもたちが、自らの意志でしっかり生き抜く力をつけてあげたい・・・そうお想いの先生、親御さんは多いのではないでしょうか。
同じように私たちも、現代の子どもたちが、自らの熱い意志にそって、新しい世界を生み出すようなチャレンジャーになってほしいと願っています。
そしてそんな活き活きとした子どもたちこそが大人になったとき、私たちのこの社会を新しい素敵な世界に変革していってくれるのだと信じています。
そういったことから私たちは、このアートマインドコーチングをまずは保育園、幼稚園、子ども園に導入することからスタートさせることを決めました。
そしてその先には、子どもたちと多くの時間を過ごすお母さん方皆さんが、このアートマインドコーチングを自分の子どもたちに活用していけるように展開することを計画しています。
◆ MoMaのVTSの知見をベース
VTSは、アメリカでは公立学校300校で効果を実証
◆ ハーバード大学で「生徒の学力や社会的なスキルも向上する」と実証
アートマインドコーチングは、ニューヨーク近代美術館が開発したVTSと、イェール大学が開発した絵画鑑賞トレーニングといった学術的に認められ、世界的にも実績をだしているプログラムの知見をベースに、さらに人の能力を効果的に最大化すると言われるコーチングの要素を取り入れ、なおかつ日本人の特性に合わせた内容にカスタムした日本アート教育振興会オリジナルのプログラムです。
ニューヨークの現代美術館『MoMa』が開発した対話型絵画鑑賞法『VTS(Visual Thinking Strategy)』は、アメリカの300校の公立学校で継続的に導入され、実績も出ています。
そのほか、世界各国の教育現場や企業研修でも導入されています。
美術作品を見て考える力をつけると、生徒の学力や社会的なスキルも向上するというハーバード大学による研究結果もあり、世界各地で行われるようになりました。
イェール大学医学部大学院が開発した『絵画鑑賞トレーニング』は、創始者のアーマン・ヴァーマンが医学生たちの知覚力低下に気づき、その解決法として取り入れたことがきっかけとなったトレーニングです。
わずか2時間半のセッションだったにも関わらず、トレーニングを受講した学生たちの患者を見極める目は13%も向上し、受講しなかった学生と比較すると74%も高くなることが実証されました。
さらには、皮膚科の疾病に関する診断能力が56%も向上し、診断能力だけにとどまらず全般的な観察能力、特に細部の変化に気づく能力が10%向上したというデータがでています。
◆ ノーベル賞受賞者の90%以上が「アート愛好家」
ノーベル賞受賞者をはじめ、世界の名だたる経営者や科学者には「アート愛好者」の数が非常に多いのをご存知ですか?
「ノーベル賞受賞者の9割以上」が美術を趣味としているデータがあります。
アートに関心がある科学者の方が、そうでない科学者よりも2.8倍も高い確率でノーベル賞を受賞しています。
そして、2000年にノーベル経済学賞をとったジェームズ・ヘックマン教授をご存知ですか?
ジェームズ・ヘックマン教授は、自身の著作「幼児教育の経済学」において、「乳幼児期に非認知能力を伸ばす教育を」と提唱しています。
「非認知能力」とは、自尊心、自己肯定感、自立心、自制心、自信、目標に向かうために努力する力や意欲、やり抜く力・・・といった数値では測れない能力をさします。
一般的には、社会性と呼ばれる、協調性、共感する力、思いやり、社交性、道徳性などの「人と関わる力」もこれにあたります。いわば非認知能力は、「心の能力」のようなものです。
これに対して、知的能力を指す読み書き・計算などの知能指数(IQ)として計測できる能力を「認知能力」といいます。
ノーベル経済学賞受賞者であるジェームズ・ヘックマン教授は、「社会的成功にはIQや学力といった認知能力だけでなく、非認知能力も不可欠である」と主張しているのです。そしてそれを実証したことで知られています。
◆ まだまだ日本では認識されていない現状
こういった教育法は、アメリカを筆頭に世界中で「とても大切な教育だ」ということが共通認識になりつつあります。
ですが、まだまだ日本ではそれが認識されていない現状があります。
日本の教育にも良い教育はたくさんあります。
ですが、創造性、主体性、思考力といった教育については世界の教育法を取り入れ、より時代の変化に順応できる人を育てていく環境が必要だと思っています。
もしもその環境が整い、日本人のそういった能力が開発されるとしたら、本来とても勤勉な日本人であれば、世界でも活躍できる人財が今以上に輩出されるのではないでしょうか。
私たちのアートマインドコーチングが、少しでもそのより良い教育の進化の一助になりましたら幸いに思っております。
◆ プログラムお問い合わせ専用ページ
お問い合わせや詳細内容は、こちらからご覧いただけます。
→ https://lesson-press.com/amckidz-trial
◆ 法人情報
一般社団法人 日本アート教育振興会
所在地 : 〒105-0001 東京都港区南青山2-2-15
事業内容 : 教育事業(アート・クリエイティブ分野)
webサイト: https://jeara.jp
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