桜を通じて福島・東北等を応援する「さくらプロジェクト」 福島で育てた桜「はるか」を宮城県気仙沼市へ寄贈
津波で桜並木が大きな被害を受けた大川沿いの公園へ植樹
2022.02.17 13:00
NTTファイナンス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:伊藤 正三 以下 NTTファイナンス)は、東日本大震災からの復興を願い、福島や東北、さらには全国を応援することを目的とした「さくらプロジェクト」に2013年から参加しています。今年も3月11日を前に、宮城県気仙沼市南気仙沼地区の「あけぼの公園」へ、復興のシンボルとして福島県で育てられた新種の桜「はるか」の苗木10本を寄贈することといたしました。来る3月5日土曜日に現地において植樹式を行います。
「さくらプロジェクト」では、福島県内で育てられた新種の八重桜「はるか」の苗木の全国への植樹活動を通じて、福島・東北さらには全国を応援し、東日本大震災の記憶の風化を防ぎ、復興支援につなげる取り組みを行っています。NTTファイナンスにおいても、これまで各地で植樹活動を行っており、今回で6回目となります。
新種の桜「はるか」
◆「あけぼの公園」への「はるか」寄贈・植樹について
気仙沼市内を流れる大川は730メートルもの桜並木が続き、春には花見の名所として市民の目を楽しませてきました。東日本大震災の津波により、多くの桜が流され、また塩害や護岸工事により伐採されてしまいましたが、地元の住民グループ「気仙沼大川桜並木を保全する会」は残った桜を守り、7本を大川近くの公園へ移植しました。一方、NTTファイナンスは桜を通じて福島・東北等を応援する「さくらプロジェクト」の一環として、全国各地に福島で育てられた新種の桜「はるか」を植樹する活動を行ってきました。桜を植えることで復興を支援し、記憶を風化させないという考え方が、両方の活動に共通することから今回の植樹となりました。南気仙沼地区はあけぼの公園のほか、気仙沼中央公民館や市民広場など大規模な復興整備が進められており、植樹した「はるか」が施設の利用者をはじめ市民の方々、気仙沼市を訪れる観光客の目に触れることで、改めて震災に思いを寄せることにつながればと考えております。なお当日は気仙沼市の菅原茂市長をはじめ地元の方々にご参加いただく予定です。
◆「さくらプロジェクト」植樹式 実施概要
日時 :2022年3月5日(土) 午後0時(予定)~
場所 :宮城県気仙沼市南気仙沼地区(内の脇3丁目)内あけぼの公園
主催 :さくらプロジェクト
NTTファイナンス株式会社
参加者:菅原 茂 様 気仙沼市長
吉田 久雄 様 南気仙沼まちづくり振興協議会会長
橋本 恒宏 様 気仙沼大川桜並木を保全する会会長
平野 隆成 様 NTT東日本-東北 宮城支店 気仙沼営業支店長
稲葉 想 桜プロジェクト株式会社 取締役会長
伊藤 正三 NTTファイナンス株式会社 代表取締役社長
内容 :参加者が「はるか」の苗木を植樹するとともに、
気仙沼市様へ記念プレートの贈呈を行います。
※マスク着用や除菌用アルコールの用意、参加者間の距離をとるなど新型コロナ対策に留意して実施いたします。
◆「さくらプロジェクト」について
2013年に復興のシンボルとして新種の八重桜「はるか」の苗木を福島県に寄贈したことをきっかけとして発足。福島県内で苗木を育て、全国への植樹活動を行うことで、この桜に込められたメッセージを全国に広めています。また、東北地域を活性化させるイベント「プロジェクションマッピング はるか」の企画・運営やその広報活動を通じ、復興機運の風化防止に努めています
◆桜の品種「はるか」について
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所が開発し、福島県に贈られた新種の八重桜です。福島・東北を応援するシンボルとして、“はるかかなたの未来に広がって欲しい”という想いを込めて、NHK大河ドラマ「八重の桜」で主役を演じた女優の綾瀬はるかさんが、2013年12月24日に命名しました。(今回、植樹する苗木は福島県林業研究センターで育成されたものです)。
前回植樹(2020年12月14日 福島県南相馬市)
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