国産初のシート状吸収性癒着防止材 「テナリーフ(R)」を販売開始
患者さまのQOL向上に貢献、腹腔鏡下手術でも操作しやすく簡便に使える癒着防止材
グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:佐口 敏康 以下、グンゼ)は、手術で使用される癒着防止材「テナリーフ」の国内における製造販売承認を取得しました。2022年3月1日から、連結子会社であるグンゼメディカルジャパン株式会社(本社:大阪市淀川区、社長:渥美 康司)において、販売を開始いたします。
■開発の背景
日本は世界有数の長寿国であり、その分、一生のうちに何度も手術を受ける可能性が高くなっています。次に受ける手術の難易度は、過去に受けた手術による臓器の癒着の程度に大きく影響を受けます。癒着が強いと手術の難易度が上がり、手術の長時間化や癒着剥離による臓器損傷のリスク増大につながって、患者さまや医師の負担が大きくなります。これを回避するため、医療現場では、癒着防止材が使用されるケースが増えています。
加えて、手術による創が小さく、患者さまの体への負担が少ない腹腔鏡下手術が年々増えています。また、高齢患者の増加に伴い、今後もその傾向は継続すると考えられます。
このような背景により、医療現場では、開腹手術だけでなく腹腔鏡下手術でも簡便に使える癒着防止材が求められています。
グンゼは、医療現場のニーズに応えるべく、小さな創からでも操作しやすく、柔軟性の高い癒着防止材を開発しました。
加えて、手術による創が小さく、患者さまの体への負担が少ない腹腔鏡下手術が年々増えています。また、高齢患者の増加に伴い、今後もその傾向は継続すると考えられます。
このような背景により、医療現場では、開腹手術だけでなく腹腔鏡下手術でも簡便に使える癒着防止材が求められています。
グンゼは、医療現場のニーズに応えるべく、小さな創からでも操作しやすく、柔軟性の高い癒着防止材を開発しました。
【癒着とは】
手術によって損傷した生体組織が修復する過程で、本来は離れている臓器同士がつながってしまう現象。術式にかかわらず高頻度に発生し、腸閉塞や不妊症などの合併症の原因になり、次に受ける手術で癒着剥離等の処置が必要になることがある。
■癒着防止剤「テナリーフ」の特長
販売名:テナリーフ
組成・形状:ゼラチンに凹凸加工を付与した吸収性の癒着防止材
原理:約7日間ゲルとして貼付部位に留まり癒着を防止、約28日以内に生体内の酵素により分解
製品特長 :
(1)優れた操作性/グンゼ独自の特殊な加工技術により、細く筒状に丸められる柔軟性と展開しやすい適度なコシを有しています
(2)組織へのなじみ/腹腔内の水分でゲル化し、組織になじみます
(3)適度な付着力/貼付後の位置調整が可能です
使用目的又は効果:術後の癒着の軽減(腹部又は骨盤腔の手術患者に対して、腹部切開創下、腹膜損傷部位、または子宮及び付属器損傷部位に貼付し、術後癒着の頻度、範囲、程度を軽減する)
承認番号:30300BZX00289000
製造業者:グンゼ株式会社
■販売計画
患者さまのQOL向上に貢献し、5年後を目標に売上高10億円を目指します。
■グンゼメディカルジャパンについて
(1)設立 :2017年4月(グンゼ株式会社の連結子会社)
(2)所在地 :大阪府大阪市淀川区宮原3-5-24 新大阪第一生命ビル12階
(3)代表取締役:渥美 康司
(4)事業内容:医療機器などの販売
(2)所在地 :大阪府大阪市淀川区宮原3-5-24 新大阪第一生命ビル12階
(3)代表取締役:渥美 康司
(4)事業内容:医療機器などの販売
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