オフィスや飲食店での分煙対策は不十分?2022年の意識調査と...

オフィスや飲食店での分煙対策は不十分? 2022年の意識調査と今後の対策について考察

クリーンな室内空気清浄ソリューションの開発・製造を行うクリーンエア・スカンジナビア株式会社(代表取締役社長:清水 グレン)は、20代~50代の男女300人(喫煙者82人・非喫煙者218人)を対象に、アンケート形式で「オフィスや飲食店に関する意識調査」を実施しました。

近年、受動喫煙による健康被害を防ぐため、日本でも分煙対策が進められています。しかし、実際にはどの程度まで分煙が進んでいるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。今回の調査では、そんな疑問を解決する結果をご紹介いたします。



■オフィスや飲食店の分煙対策は十分?

今回のアンケート対象者のうち、「日頃から受動喫煙が気になる」と回答した方は全体の91%に上り、分煙への意識は日に日に高まっているといえます。

さらに、「オフィスや飲食店の分煙対策は十分だと感じるか?」という質問を行なったところ、喫煙者と非喫煙者で大きく意見が分かれました。やはりというべきか、喫煙者より非喫煙者のほうが厳しい意見が多く見受けられます。

それぞれの回答データの詳細をまとめましたので、確認していきましょう。


◇【喫煙者の意見】オフィスや飲食店の分煙対策は十分?

喫煙者の回答データは以下のとおりです。


1. とてもそう思う:21人

2. そう思う:37人

3. あまりそう思わない(まだ改善の余地があると思う):21人

4. まったく思わない(分煙はあまり進んでいないと思う):3人


対策は十分か?(喫煙者)


「とてもそう思う」または「そう思う」と答えた方を合わせると、全体の70%となり、過半数を大きく上回っています。喫煙者は普段からたばこを吸っていることもあり、現状くらいの分煙対策で十分と考えている方が多いのかもしれません。


◇【非喫煙者の意見】オフィスや飲食店の分煙対策は十分?

一方、非喫煙者の回答データは以下のとおりです。


1. とてもそう思う:21人

2. そう思う:81人

3. あまりそう思わない(まだ改善の余地があると思う):101人

4. まったく思わない(分煙はあまり進んでいないと思う):15人


対策は十分か?(非喫煙者)


「とてもそう思う」または「そう思う」と答えた方は全体の47%にとどまり、過半数をやや下回る結果となりました。受動喫煙によって一方的な不利益を受ける分、もっと厳しく対策すべきと考えている方が多いようです。



■分煙が不十分だと感じる場所は?

次に、「分煙が不十分だと感じる場所」と「その理由」を質問したところ、以下のような回答が得られました。


【場所】

1. 居酒屋やカフェなどの飲食店:117票

2. 駅や駅前の関連施設:66票

3. 会社や店舗などの事業所:93票

4. 学校や病院、公共施設など:213票

5. ホテルや旅館などの宿泊施設:150票

6. ショッピングモールや遊園地、映画館などのアミューズメント施設:95票

7. 特になし:8票


分煙が不十分な場所


【理由】

1. 喫煙スペースからたばこのにおいがして、不快に感じることがあるから:145票

2. たばこの煙で喉が痛くなるなど、実際に不調を感じることがあるから:61票

3. たばこのにおいが部屋やものに染みついていると感じるから:55票

4. ルールに従わず、指定の場所以外で喫煙をしている人がいるから:144票

5. 自由回答:29票


不十分だと思う理由


場所については、上記のほかにも「コンビニの駐車場」「屋外の喫煙スペース」「路上」「街中」といった屋外、さらに「マンションのベランダ」といった回答もありました。

「外なら大丈夫」と気が緩みがちな喫煙者も少なくありませんが、このようなスペースでの喫煙にも注意したいところです。

また、家族に配慮してマンションのベランダなどで喫煙する方も多いですが、知らないうちに近所迷惑になっているかもしれません。自宅で分煙対策を施したいなら、換気扇の近くで吸う、空気清浄機などを設置し少しでもたばこの煙を軽減するなど、別の方法を実施することをおすすめします。



■自宅以外の場所で、どのような分煙対策を望む?

「自宅以外の場所で、どのような分煙対策を望むか?」と質問では、以下のような回答が得られました。


1. 公共での完全禁煙を徹底してほしい:111票

2. 喫煙場所を壁などで完全に区切ってほしい:112票

3. 最低限、受動喫煙やたばこの臭いが気にならない程度の対策を講じてほしい:58票

4. 喫煙場所には、高性能の空気清浄機や換気扇などを完備してほしい:127票

5. オフィスなどの喫煙室の管理は、喫煙者にしてほしい:48票

6. 条例等で規制や罰則を強化してほしい:60票

7. 喫煙と禁煙の環境を選べればそれでよい:52票

8. 自由回答:3票


自宅以外の場所で望む分煙対策


近年、日本国内でも分煙への意識は急速に高まっていますが、その一方で「まだまだできる対策はある」「改善の余地はある」と考える方も多いようです。

また、「分煙対策を進めるために今後どのような取り組みが有効だと思うか」とアイデアを募ったところ、以下のような意見が集まりました。


● 法律や条例での規制強化(高額の罰金の設定など)

● たばこの値上げ

● マナーを徹底させるための啓蒙活動の実施

● 高性能な空気清浄機や分煙機、分煙ブースの普及を推進する


空気清浄機や分煙機の導入など、比較的取り組みやすい対策もあるので、ぜひ検討してみましょう。



■自宅での分煙対策はどのように進めるべき?

「自宅で何らかの分煙対策を行なっているか?」という質問の回答は、以下のとおりです。


1. はい:110人

2. いいえ:31人


この回答データからわかるように、喫煙者がいる家庭の多くで分煙対策が行なわれています。具体的な方法については以下のような回答が寄せられました。


1. 空気清浄機を常時稼働させている:71票

2. 室内は原則禁煙としている:26票

3. 室内の決まった場所でのみたばこを吸うようにしている(換気扇の下、窓際など):33票

4. たばこは室外で吸うようにしている(ベランダ、庭など):16票

5. 家に帰ったらたばこは吸わないようにしている:6票

6. 非喫煙者の家族が家にいるときは、たばこは吸わないようにしている:8票


自宅での分煙対策


先述のようにベランダや窓際での喫煙は完全な対策とはいえず、ご近所トラブルの原因にもなります。そのため、家庭内で喫煙する場合は、換気扇や空気清浄機のすぐそばで喫煙するといった対策を行ないましょう。

自宅以外のオフィスや飲食店などで対策する場合、高性能な空気清浄機や分煙機、喫煙ブースなどを導入するのが理想的です。



■まとめ

日本ではたばこを吸わない非喫煙者が増えていることもあり、分煙対策の重要性はますます高まっている傾向にあります。「分煙対策が不十分」「もっと強化すべき」という意見も少なくないため、特にオフィスや飲食店など多くの人が集まる場所では、しっかり対策したいところです。

クリーンエア・スカンジナビアでは、分煙対策にピッタリの空気清浄機や分煙機を取り扱っています。人数や設置場所に合わせて最適な製品を選んでいただけるので、ぜひ一度お問い合わせください。



■掲載URL

https://www.qleanair.jp/guide/separate/episode14.php



■本調査について

調査方法:インターネット調査

調査期間:2021年12月15日~2021年12月24日

調査対象:20~50代の社会人男女計300人



■クリーンエア・スカンジナビア株式会社について

クリーンな室内空気清浄ソリューションの開発・製造メーカー。同社のすべての製品ソリューションは、室内空気を「捕集」、「ろ過」、「再生」する、特殊なフィルターテクノロジーを搭載。日本ではタバコの分煙のための「キャビンソリューション」とより良い空気環境のための空気清浄機を扱った「エアクリーナー」(旧「ファシリティソリューション」)を事業の2本柱として製品展開。本社はスウェーデンのソルナを拠点とするQleanAir Scandinavia AB。ヨーロッパ、中近東、アフリカ(EMEA)、日本を含むアジアパシフィックおよび南北アメリカの市場に向けて2,500社/団体を超える顧客に約10,000台以上設置済み。創業1987年。株式はナスダック中小新興企業向け市場、ティッカーシンボルQAIRで取引。

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