気候変動の影響に脆弱な人々を守る若者を全世界から募集! 人権DDTFによる支援開始
2022.03.10 10:30
特定非営利活動法人 新しい公共のカタチ the Fourth(静岡県富士市、理事長:齋藤 数弘)では、地域社会の明日をつなぐ産学官連携プラットフォームKaTaRiBa「カタリバ」を設立し、地域課題の解決に取り組んでいます。
その「カタリバ」で活動する、Circular In-finity(東京都墨田区、創設者:佐藤 慎一)では、気候変動に関する政府間パネル第6次評価報告書第2作業部会報告書が公開され、国際社会が一致団結して気候変動とその影響に立ち向かう機運が高まっているなかで、人権DDTF(デューデリジェンスタスクフォース)を3月11日に立ち上げ、気候変動やその影響によって、「生きづらさ」が増大しうる人々を守るべく、次のようなプロジェクトを開始または支援して参ります。
これに伴って、全世界から若者を募って、プロジェクト横断的に活躍していただきます。応募は、HPの申し込みフォームから受け付けております。
https://circular-in-finity.com/hrddtf_applier/
本プログラムの説明ならびにウイグル人からのメッセージ(YouTube:90秒)
https://www.youtube.com/watch?v=w3d_-g7VQ3k
人権DDTFの体制のイメージ図
人権DDTFとは、「生きづらさ」をもたらす社会構造を分析し、プロジェクト毎に国内外の社会人や学生などでチームビルディングを行い、プロジェクトの遂行を行う部隊です。
プロジェクトを主体的に進めるインキュベーター、プロジェクトの支援を求めるドリーマー、双方を支援するサポーター・スポンサーから構成されております。
また、自治体や大学と連携することで、産官学のプラットフォームを拡大させていきます。
■人権DDTFが取り組むプロジェクト(予定)
例1:インキュベーターのプロジェクト
SDGs10. ウイグル民族の文化(音楽、服飾またはアニメ)の発信
(担当 小松:東北大学)
SDGs1. レバノンのこどもたちへのアートメッセージ
(担当 石川:早稲田大学)
SDGs2. ボリビアの持続的な農業と品種保全、生産者の所得向上
(担当 本間:Projecto YOSI)
例2:ドリーマーのプロジェクト
SDGs5. 女性アスリートのセカンドキャリア支援
(石山 隆之:株式会社DEPORTE/VENTUS)
SDGs4. SDGs教育のための教えと学び
(鈴木 秀顕:一般社団法人社会デザイン協会)
SDGs11. 子どもと大人の居場所作り
(田島 優介:Somos Amigos)
ウイグル人、ディリヤアル・アブドゥレイム氏の音楽による文化発信活動
【今後の予定(仮)】
2022年3月末 教育に関するファンドレイジング[SDGs4]
2022年4月頃 アスリートに関するファンドレイジング[SDGs5]
2022年6月頃 ウイグルに関するファンドレイジング[SDGs10]
2022年8月頃 ウイグルによるオンラインコンサート[SDGs10]
*この活動は、一部、さわやか福祉財団からの助成を受けて行っております。
■NPO法人 新しい公共のカタチ the Fourth
地域が抱える課題は千差万別。その地域がもつ“地元らしい”解決策を導き出し、地域や企業、行政が抱えている課題に対して最適なマッチング機会を提供し、協働で課題解決に挑むキッカケづくりを支援していきます。
■気候変動に関する政府間パネル第6次評価報告書第2作業部会報告書
IPCCという国連の機関が、気候変動に関する査読付き論文をまとめて報告書にしたもの。第2作業部会は、影響・適応・脆弱性に関するものであり、環境省が日本語訳をまとめています。
http://www.env.go.jp/press/110599.html
■Circular In-finityとは
元環境省職員である佐藤 慎一※が創設した、国内外の多様なアクターから構成されているプラットフォームです。Circular In-finityでは、「傍観者を演者に」をミッションとして、多様なネットワークを築き、エンパワーメント(啓発)とインキュベーション(支援)を行っております。
※ 詳細はインタビュー参照。
https://cococolor-earth.com/interview-sinitci-sato
■法人概要
名称 : NPO法人 新しい公共のカタチ the Fourth
代表者 : 齋藤 数弘
所在地 : 静岡県富士市五貫島250番地の2
設立 : 2020年1月9日
事業内容: 地域課題をビジネスの力で解決させる官民によるマッチングの場を提供
URL : https://the-fourth.biz/