携帯電話に最適なスケーラブルフォント技術Arphic Mobile Fontの評価キット提供開始
2005.06.07 09:30
報道関係者各位
プレスリリース 2005年6月7日
株式会社シーアンドジイ
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携帯電話に最適なスケーラブルフォント技術をArphic Technology社が開発
評価キットの提供を開始
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16x16表示例
株式会社シーアンドジイ(本社:東京都新宿区、代表取締役:坂本 達)は、
同社が代理店を務めるArphic Technology社(本社:台湾台北市、代表取締役:
楊 淑慧)が携帯電話・PDA等の携帯機器に最適なスケーラブルフォント技術
Arphic Mobile Font(アーフィック モバイル フォント)を開発、評価キットの
配布を開始したと発表しました。
Arphic Technology社が開発したArphic Mobile Font(アーフィック モバイル
フォント)は、従来のアウトラインフォントベースのスケーラブルフォントの
ように曲線関数を使用せず、スケーラブルを実現しました。従来のアルゴリズ
ムに比べ展開速度が、飛躍的に向上しました。携帯電話端末に使用される比較
的処理速度の遅いCPUでも画面表示に遅延が生じることはありません。
現在の携帯端末には、複数のサイズのフォントを表示出来る製品が多いのです
が、ほとんどが、複数サイズのビットマップフォントを搭載しているのが現状
です。その理由としてあげられるのが、文字の生成速度と、表示品質です。
Arphic Mobile Fontの特徴の一つは、従来方式のスケーラブルアルゴリズムに
比べ6倍から、10倍の文字生成速度を持つ点です。SH3-DSPコアCPUでの生成速
度測定結果は、20×20ドットで毎秒1,250文字と大変高速です。
スケーラブルフォントを使用することで、フォントに割いていた、メモリー空
間を他のデータ用に転用することが可能になります。尚、Arphic Mobile Font
のフォントデータ容量は、約900KB、展開プログラムのサイズは、約80KB、ワー
クメモリーは、64KBと、非常にコンパクトです。
もう一つの特徴は、従来のスケーラブルフォントの弱点であった、小さなサイ
ズの文字も、アンチエイリアスとヒンティングアルゴリズムを併用することで、
表示品質を向上させました。
また、従来のビットマップフォントのようなアンチエイリアスを使用しない展
開モードも開発中です。これは、ビットマップフォントで見られるような、字
画の省略を自動的に行いビットマップフォントと遜色のない表示品質を保つこ
とが可能になります。
Arphic Mobile Fontは、ハードウエア環境や、OSに依存しないため、あらゆる
製品に組込が可能です。
製品への組込を支援するためのソフトウエア開発キットを用意しました。
開発キットの詳細は、お問い合わせください。
文字表示例は、下記URLをご参照ください。
http://www.c-and-g.co.jp/new/news006.html
■Arphic Technology CO., LTD.概要
創立:1990年6月
資本金:8千500万台湾ドル(US$2,600,000)
従業員数:36名
事業内容:・フォント及びフォント関連ソフトウエア開発
・フォント関連商品へのソフトウエアインプリメント
URL: http://www.arphic.com/
■株式会社シーアンドジイ概要
創業:1985年12月
資本金:10,000,000円
従業員数:12名
事業内容:・フォント及びイラストのデザイン
・画像及びフォント関連ソフトウエア開発
URL: http://www.c-and-g.co.jp/
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【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社シーアンドジイ 担当:山下 郁生
Tel:03-5261-3591 Fax:03-5261-3593 E-Mail: info@c-and-g.co.jp
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