特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の デザインをリニューアルします
2022.03.17 19:45
阪急電鉄と阪神電気鉄道が運行している、SDGs(※1)の達成に向け多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、4月5日(火)にデザインをリニューアルします。
阪急阪神ホールディングスグループは、「阪急阪神ホールディングスグループ サステナビリティ宣言」に基づき、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな施策を推し進めています。その一つである社会貢献活動「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」(以下、ゆめ・まちプロジェクト)では、2009年から「未来にわたり住みたいまちづくり」を目指して、地域の環境づくりや次世代の育成などに取り組んでいます。
「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、この「ゆめ・まちプロジェクト」が10周年を迎えた2019年から運行を開始しており、産・官・市民が連携してSDGsの達成に向けたメッセージを発信しています。また、2020年9月からは東急グループと協働運行を行っており、走行にかかる電力をすべて(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄うなど、取組の拡充に努めています。
そして、2020年12月には、これら一連の取組が評価され、第4回「ジャパンSDGsアワード」において、特別賞「SDGsパートナーシップ賞」を受賞しました。
今後も、この新しいデザインの列車の運行が、持続可能な地域・社会を考えていくきっかけになればと考えています。
概要は次のとおりです。
(※1)「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに地球規模の17の社会課題の解決を達成することを目標に掲げている。
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
車両のデザイン・特徴
●先頭・最後尾車両(上:阪急電車 下:阪神電車)
さまざまな人や生き物たちが、地域・社会のより良い未来へと続くトビラの向こうに案内する様子を、イラストレーターのウマカケバクミコ氏(※2)がデザインしました。
(※2)大阪府出身のイラストレーター。キャラクター・広告・出版・Webなどのイラストを幅広く制作。「ゆめ・まちプロジェクト」の立ち上げ時から、シンボルマークをはじめイラスト全般を担当いただいています。
●中間車両(上:阪急電車 下:阪神電車)
両端から2両目の車両に、新たにラッピングデザインを施します。また、これまでと同様に、側面の各ドアの横には、SDGsの全体ロゴおよび1~17の目標のステッカー(計18種類)と実質的に再生可能エネルギー100%で運行していることを示すステッカーを掲出します。
「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」の概要
1.運行車両
<阪急電車>神戸線・宝塚線1000系車両、京都線1300系車両 各1編成(8両編成)
<阪神電車>1000系車両 1編成(6両編成)
2.運行区間
<阪急電車>神戸線・宝塚線・京都線および相互直通区間で運行
<阪神電車>阪神本線・阪神なんば線および相互直通区間で運行
3.主催者等
主催:阪急阪神ホールディングス株式会社
共催:阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社
企画監修:一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク
(SDGsの達成のために、NGO・NPO、企業など約140団体が参加し、政策提言のほか、SDGsの普及啓発や情報発信、様々な団体との連携の強化を行っているネットワーク団体です。共同代表理事の三輪敦子氏は、日本政府のSDGs推進本部のSDGs推進円卓会議に市民社会からの有識者委員として参加しています。)
協賛:花王株式会社、関西電力株式会社、サントリーホールディングス株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社大和証券グループ本社、株式会社竹中工務店、凸版印刷株式会社(50音順)
後援:外務省、環境省、国連広報センター
4.その他
詳細については、SDGsトレインの公式ホームページをご参照ください。
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/yume-machi/sdgstrain/top.html
阪急阪神ホールディングス株式会社 https://www.hankyu-hanshin.co.jp/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/f81b4c2a84e56a9a0d5ee2e8fc97295bb3a80fc3.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1