【鳥取県・ビッググロウス株式会社】 柿渋染めブランド『kakikko』が 「ソーシャルプロダクツ・アワード2022」にて 「ソーシャルプロダクツ賞」受賞
鳥取県版SDGs企業認証パイロット取得・活動の一環として 有限会社西川商会のリサイクル事業に参加
2022.04.12 10:00
ムダを無くし、人にも環境にも優しいものづくりを目指す、ビッググロウス株式会社(所在地:鳥取県鳥取市源太24番地2、代表取締役:森田 祐加)の自社ブランド、『廃棄柿を活用した「柿渋染め」消臭&抗菌商品~kakikko~』が、一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード2022」において、「ソーシャルプロダクツ賞(自由テーマ)」を受賞いたしました。(発表:2022年2月16日)
柿渋染めブランド『kakikko』
【kakikkoブランド/柿渋染めとは】
当社は日本の伝統染料柿渋の消臭・抗菌力を生かした柿渋染め衣類、「マスク・靴下・ベビー用品」等を『kakikko』ブランドとして自社工場で生産しています。
柿渋は未熟な青渋柿をつぶし、果汁を1~3年ぐらいかけて発酵・熟成醸造させた茶色の液体です。平安時代から庶民の生活文化として育まれ、その消臭・抗菌効果の高さから、主に塗・染色色材として使われてきました。
当社では、糸に紡ぐ前のオーガニックコットンを綿(ワタ)から染める「トップ染め」という技術を使用して、肌に優しく、長く着用していてもニオイが気になりにくい柿渋染めの生地をつくっています。
時代の変化で衰退していった柿渋の伝統文化を未来につなげ、人や環境、社会にも優しい商品作りを目指しています。
今回はそんな『kakikko』というブランド自体の受賞になります。
立体マスク(ガーゼ生地)
ベビー花びら帽子(ニット)
モテモテソックス
kakikkoのホームページ
【ソーシャルプロダクツ・アワードとは】
ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)は、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両面を評価する日本ではじめての表彰制度です。
【ソーシャルプロダクツ・アワード審査員コメント】
廃棄される渋柿を素材として活用する点がユニーク。独自の染色技術「柿渋トップ染め」を開発し、色落ちしにくい工夫を施す。鳥取名産の柿を活かすことで、生産量が減少している柿農家への力強い応援となり、地域の課題解決につなげている。加えて、子育て世代の巻き込みなど、環境・社会配慮のバランスのとれた取り組みを展開。まさに地域に根ざしたソーシャルプロダクツを体現している。
「ソーシャルプロダクツ・アワード2022」 受賞ページ
https://www.apsp.or.jp/product/spa2022_008/
■鳥取県版SDGs企業認証パイロット参加企業に選定
当社は2021年11~12月に鳥取県で実施された「鳥取県版SDGs企業認証パイロット」の審査に合格し、パイロット参加企業に選定されました。
2022年4月以降の本格運用にて正式認証されるよう、SDGsへの取り組みを強化してまいります。(発表:2022年1月20日)
【SDGsへの取り組みについて】
今まで廃棄されていた地元・鳥取県八頭町産西条柿の摘果材を使った製品を生産することで、ムダをなくしプラスへと変え、また不要な在庫を持たないことで、人にも環境にも優しい商品づくりを目指しています。
【SDGsの掲げる17の目標のうち、当社が目指す5つのゴール】
ゴール08:働きがいも、経済成長も
ゴール09:産業と技術革新の基盤をつくろう
ゴール11:住み続けられる、まちづくりを
ゴール12:つくる責任、つかう責任
ゴール15:陸の豊かさも守ろう
SDGsへの取り組み
【鳥取県版SDGs企業認証制度について】
持続可能な社会・経済・環境の実現に向けた経営に取り組む事業者を対象に、取り組みのさらなる深化や企業の持続的成長、価値向上を応援するため、SDGs経営の取り組みを県独自で認証する制度です。
【パイロット事業とは】
本格運用開始に先駆けて、一足早く県の伴走支援を活用でき、SDGs経営の取り組み強化のためのサポートを県から受けられる事業です。
とっとりSDGsのサイト
SDGs17の目標(ゴール)とは?(とっとりSDGsサイト内へのリンク)
https://www.tottori-sdgs.com/17-goals/
■有限会社西川商会とファッションデザイナーの川西 遼平氏のコラボ企画に参加
Photo:Kazuki Nishiyama、Model:Mamadou
鳥取県鳥取市内で自動車リサイクル事業等を行う有限会社西川商会(代表:西川 正克)と、鳥取県出身のファッションデザイナー川西 遼平氏(株式会社LES SIX代表)や鳥取県内企業による、廃車となった自動車から未使用のエアバッグを回収して洋服へとリサイクルする事業に、当社もSDGsへの取り組みの一環として参加しています。
当社では回収したエアバッグを裁断・縫製するプロセスを担当しました。本来廃棄される物を利用するということで、「ムダを無くし、人にも環境にも優しく」という当社の企業理念にも沿った取り組みになります。
エアバッグの裁断作業
(動画)BSS×SDGs クルマの「エアバッグ」から服を作る テレポート山陰
https://www.youtube.com/watch?v=AyL7ArH1iGQ&feature=emb_title
有限会社西川商会とファッションデザイナー川西 遼平氏のコラボ
AIR GARMENTS By RYOHEI KAWANISHI×NISHIKAWA SHOKAI
https://nishikawashokai.jp/other/air-garments-by-ryohei-kawanishixnishikawa-shokai/
■ビッググロウス株式会社について■
当社は「ムダを無くし、人にも環境にも優しく」を企業理念として、2015年に創業いたしました。廃棄される渋柿を利用する『kakikko』ブランドをはじめとする、人や環境に優しい製品を作り続けています。
会社名 : ビッググロウス株式会社
所在地 : 鳥取県鳥取市源太24番地2
代表 : 代表取締役 森田 祐加
ホームページ: https://big-growth.com/
ブランドサイト(kakikko) : https://kakikko-chan.com/
オンラインストア(ツクツク!!): https://ec.tsuku2.jp/shop/0000089909
オンラインストア(47CLUB) : https://www.47club.jp/34M-000078jrt