栂尾山(とがのおさん)高山寺・西日本ジェイアールバス・京福電気鉄道 共同企画 「鳥獣戯画きっぷ」発売スタート
●高山寺国宝・石水院拝観券、西日本ジェイアールバス京都駅~栂ノ尾間と嵐電全線の1日フリー乗車のセットきっぷ。 ●昨年12月から運行している嵐電「鳥獣人物戯画」ラッピング電車も、グレードアップして引き続き走ります。
2022.03.25 15:00
京福電気鉄道株式会社(本社:京都市中京区、社長:大塚憲郎)は、嵯峨嵐山・高雄・京北エリアの観光振興を目的に、世界文化遺産の栂尾山高山寺(京都市右京区)、西日本ジェイアールバス株式会社(本社:大阪市此花区、社長:北野眞)との共同企画で、2022年4月1日(金)から2023年3月31日(金)までの期間、高山寺国宝・石水院の拝観、西日本ジェイアールバス京都駅~栂ノ尾間と嵐電(嵐山本線・北野線)全線が1日乗り降り自由でご利用いただける「鳥獣戯画きっぷ」を新規発売します。
「鳥獣戯画きっぷ」は、高山寺を代表する国宝・鳥獣人物戯画の一部を券面にあしらった2種のデザインがあり、それぞれ専用のオリジナルチケットケース(ビニール製抗菌チケットケース。デザイン2種)が1枚付いています。
またきっぷ発売に合わせ、2021年12月28日(火)から運行している嵐電「鳥獣人物戯画」ラッピング電車(嵐電モボ631形633号車(1両))も、従来の車体ラッピングに加え、ヘッドマーク、車内中吊広告を鳥獣戯画のデザインに変更してグレードアップ、2023年3月31日(金)まで運行します。
嵯峨嵐山と高雄・京北は、京都の歴史や文化、豊かな自然を体感することができる地域として、古くから一体で回遊する観光スタイルによって、人々に愛されてきました。広く知られている「鳥獣人物戯画」を通じて、観光のお客様はもちろん、嵐電沿線など近隣にお住まいの皆様にも、高雄・栂尾方面の魅力を再発見していただくとともに、分散観光の促進や地域全体の観光振興にもつなげていきたいと考えています。
■「鳥獣戯画きっぷ」の概要
1.発売期間
2022年4月1日(金)~2023年3月31日(金)
※ご購入当日に限り有効(日付が押印されます)。
2.発売価格
・1枚1,600円(おとな・こどもとも同一料金)
・2022年10月1日(土)~12月4日(日)は「秋季入山券」付きで
1枚2,200円(おとな・こどもとも同一料金)。
3.発売場所
西日本JRバス京都バスチケットセンター (JR京都駅中央口前)
嵐電 四条大宮・帷子ノ辻・嵐山・北野白梅町の各駅
4.内容
1 高山寺国宝・石水院拝観券(2022年10月1日(土)~12月4日(日)は
「秋季入山券」付き)
2 西日本ジェイアールバス京都駅~栂ノ尾間1日乗り降り自由
3 嵐電(嵐山本線・北野線)全線1日乗り降り自由
・・・「嵐電1日フリーきっぷ」の特典もご利用いただけます。
5.ご注意
・券面デザイン、オリジナルチケットケースのデザインはお選びいただけません。
・払い戻しは、未使用の場合に限り購入された窓口で取り扱います
(払戻手数料1枚220円)。
6.お客様お問合せ窓口
西日本ジェイアールバス京都営業所 電話 075-672-2851 (受付 9:00 ー 17:30)
京福電気鉄道鉄道部運輸課 電話 075-801-2511
(きっぷ券面(2種)イメージ)
(オリジナルチケットケース(2種)イメージ)
以 上
<ご参考>
栂尾山 高山寺
京都市右京区栂尾(とがのお)にある古刹で、創建は奈良時代に遡るともいわれ、その後、神護寺の別院であったところ、建永元年(1206年)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、名を高山寺として再興されました。
境内は昭和41年(1966年)に「史跡」、平成6年(1994年)に「世界文化遺産」に登録されました。
◎高山寺へのアクセス
嵐電北野線 御室仁和寺駅下車、御室仁和寺バス停で西日本ジェイアールバスにお
乗り換え。
(西日本JRバス高雄・京北線「周山」「栂ノ尾」行。所要時間およそ20分)
◎高山寺公式ホームページ
国宝 石水院
開祖・明恵上人の時代から伝わる唯一の遺構として国宝に指定されています。また、鎌倉時代の寝殿造の面影を残す希少な建物としても知られています。簡素で開放的な造りが周囲の自然とよく調和しており、南縁の前には一面にもみじの景色が広がります。内部には国宝 鳥獣戯画の複製も展示しています。
鳥獣人物戯画
高山寺を代表する国宝。現状は甲乙丙丁4巻からなり、甲巻は擬人化された動物を描き、乙巻は実在・空想上を合わせた動物図譜となっています。丙巻は前半が人間風俗画、後半が動物戯画、丁巻は勝負事を中心に人物が描かれています。甲巻が白眉とされ、動物たちの遊戯が躍動感あふれる筆致で描かれています。甲乙巻が平安時代後期の成立、丙丁巻は鎌倉時代の制作と考えられています。
嵐電「鳥獣人物戯画」ラッピング電車
車体に「鳥獣人物戯画」の動物をラッピングした電車(嵐電モボ631形633号車)で、電車の車体に「鳥獣人物戯画」の動物たちが描かれるのは、全国で初めて。2021年12月28日(火)から、通常ダイヤに組み込んで、嵐山本線・北野線で運行しています(不定期運行、点検等で運行しない日もあります)。
ラッピング電車
2022年4月1日から車体に設置するヘッドマーク(イメージ)
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