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これが日本映画の現在だ!奇々怪々な映画たちを痛烈レビュー、『皆殺し映画通信』最新刊が4月4日に発売!

2022.03.28 18:30

株式会社カンゼンは、新刊書籍「皆殺し映画通信 あばれ火祭り」(柳下毅一郎著)を、2022年4月4日より全国書店、オンライン書店で発売いたします。
「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画の数々。そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る!映画ファン必読の一冊です。
『皆殺し映画通信 あばれ火祭り』

■内容紹介

<これが日本映画の現在だ!>

映画評論家・柳下毅一郎が贈る、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存するタブーなき日本映画レビュー!

2020年世界中をパニックに陥れたCOVID 19は2021年もさらなる猛威を振るった。東京都下では四度目の緊急事態宣言が発令されていたため、無観客開催でのオリンピックというディストピア映画顔負けの現実も出現した。

そんななか、日本映画界では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円の大台を突破するヒット作となり、『ドライブ・マイ・カー』はカンヌ国際映画祭で脚本賞をはじめ四冠を獲得し、さらにゴールデングローブ賞非英語映画賞を受賞。第94回アカデミー賞では、日本映画としては初の快挙となる作品賞をはじめ、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞と四部門でのノミネート、国際長編映画賞受賞を果たした。

が、それはそれとして、我らが愛する皆殺し映画たちに効果があるワクチンや特効薬はいまだ開発されることはなく、さらなる健在っぷりを見事に披露。地方映画、2・5次元映画、オリンピック便乗映画、地域利権映画、謎めいた国際映画祭受賞作……「誰がこんな映画作ったんだよ! 」と叫びたくなる奇々怪々な映画たちの金銀銅のメダルラッシュ状態!!

そんな映画たちを、映画考現学の立場から発掘、解剖、保存する「皆殺し映画通信」がぶった斬る! 未知の日本映画との遭遇、怒濤の日本映画レビュー36本!!
「皆殺し映画放談」では、高橋ヨシキ(アート・ディレクター、映画ライター、デザイナー、悪魔主義者)を迎え、日本映画のあれやこれや、昨今の映画ポスター、フライヤーのビジュアル問題、さらには2021年ベスト映画についてなど大いに語りつくす。



『えんとつ町のプペル』『空蝉の森』『ブレイブ 群青戦記』『劇場版 奥様は、取り扱い注意』『キネマの神様』『マスカレード・ナイト』『総理の夫』『CUBE 一度入ったら、最後』『劇場版 きのう何食べた?』『吾輩は猫である! 』『宇宙の法―エローヒム編―』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『未来へのかたち』『名も無き世界のエンドロール界』『太陽は動かない』『種まく旅人~華蓮のかがやき~』『いのちの停車場』『犬部! 』『大綱引の恋唄』など……怒濤の日本映画36本!!


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【もくじ】



第一部 柳下毅一郎の皆殺し映画2021総決算
第二部 皆殺し映画放談2021 柳下毅一郎(映画評論家)×高橋ヨシキ(アート・ディレクター、映画ライター)
第三部 柳下毅一郎の2021年ベスト10映画発表!

■サンプルページ

■著者プロフィール

柳下毅一郎(やなした・きいちろう)/著
1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)など多数。訳書にアラン・ムーア/ジェイセン・バロウズ『ネオノミコン』、ジョン・ウォーターズ『ジョン・ウォーターズの地獄のアメリカ横断ヒッチハイク』(共に国書刊行会)、監訳書に(東京創元社)など。

■書籍概要

書名:皆殺し映画通信 あばれ火祭り
著者:柳下毅一郎
定価:2,420円(本体2,200円+税)
判型:46判
ページ数:288P
ISBNコード:9784862556370
発売日:2022年4月4日
出版社:カンゼン
商品情報:https://www.kanzen.jp/book/b10001608.html

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