ソフトバンク株式会社 ソリューションエンジニアリング本部 日本企業で初めて「CompTIA Certified Team Award」を受賞
ワールドワイドで100ヵ国以上の国と地域で取得されている認定資格を提供するCompTIA(コンプティア)日本支局(本部 米国イリノイ州/日本支局長 グラハム ハンター)は、ソフトバンク株式会社 法人事業統括 ソリューションエンジニアリング本部(以下、ソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部)が日本企業で初めてCompTIA米国本部主催の「CompTIA Certified Team Award」を受賞したことを発表いたしました。顧客デジタルソリューション基盤の提供やDX推進におけるソリューション人財の戦略的必修領域として、組織全体の80%以上のエンジニアがCompTIA認定資格を取得され、受賞要件を満たしました。
~CompTIA Certified Team Awardとは~
CompTIAは、力量を客観的かつ公正に評価されたスタッフを持つことは、組織を成功に導くための重要な要素であり評価に値する、と信じています。CompTIA Certified Team Awardは、その想いを表すもので、組織の80%以上のスタッフがCompTIA認定資格を取得し、社内外に優れたサービスを提供するためのスキルと献身的な姿勢を示した組織に対し、CompTIA米国本部が毎年表彰するものです。
Ricoh USA(米国)、Symantec(米国)、Lenovo Group(中国)など、各国での様々な組織が、このAwardを受賞しています。今回のソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部の受賞は、日本企業としては初受賞となります。
CompTIAのBusiness DevelopmentディレクターであるTeresa Varelaは、「絶え間なく変化するIT業界では、仕事を遂行するために必要なスキルは絶えず進化しています。CompTIA Certified Team Awardは、その環境下を耐えうる基盤となるスキルを実証するのに役立ちます。」と述べています。
▼ソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部におけるCompTIA認定資格導入の背景とその取組
ソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部は、「お客様の目的を理解し、テクノロジーを駆使したソリューションで顧客価値を最大化する」をミッションに掲げ、「知識」と「経験」をバランスよく鍛え最大限の成長を見込んだ人財育成を実施しています。
必要となる「知識」と「経験」の多様化に直面する中で、ソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部では、共通基盤となる共通必修スキルを定義。それが「クラウド」「セキュリティ」「プロジェクトマネジメント」です。
CompTIA認定資格「CompTIA Cloud+」「CompTIA Security+」「CompTIA Project+」は、「知識」と「経験」のバランスの土台となる業務に紐づく体系的なフレームワークとして、そしてスキルの「標準化/底上げ/視える化」の推進も踏まえた、上記3領域に紐づく資格として推奨されました。
・CompTIA Cloud+
ビジネスシステムとデータの高可用性をサポートするセキュアなクラウド環境を維持、展開、自動化する上で必要となるスキルを評価
・CompTIA Security+
エンタープライズ環境のセキュリティ体制を評価し、適切なセキュリティソリューションを推奨および実装するために必要な知識とスキルを評価
・CompTIA Project+
小規模から中規模のプロジェクト管理を対象とし、プロジェクトライフサイクルの管理、適切なコミュニケーションの実施と管理、ステークホルダーとリソースの管理、プロジェクト文書の管理に必要なスキルと知識を評価
▼「組織」と「個人」の両面を意識した人財育成への取組
ミッションに紐づく共通必修スキルは全員の習得で、「組織」としての戦略的人財育成に紐づきます。自身のスキルを把握し13分野に及ぶ専門領域から伸ばすべき分野を明確にした育成の計画、実行は、「組織」だけでなく「個人」のキャリアに紐づきます。「組織」と「個人」のバランスを保った成長戦略は、特記すべきモデルです。
~今後への期待~
▼ソフトバンク株式会社 法人事業統括 ソリューションエンジニアリング本部 松岡 麻里 様
組織の基盤となるスキルのレベルを向上させることで、テクノロジーに関する言語の共通化を実現することができました。これにより、お客様に提供するサービスの品質向上、およびコミュニケーションエラーの抑制、業務の効率化を実現できると感じています。
また資格取得の経験を通して、メンバー一人ひとりの自律的な学習が更に促進されていくことを期待しています。
▼CompTIA日本支局 シニアコンサルタント 板見谷 剛史のコメント
「クラウド」「セキュリティ」「プロジェクトマネジメント」は、DXの推進における「自動化/効率化の設計、実装共通基盤」です。ソフトバンクのソリューションエンジニアリング本部様がミッションに紐づく戦略必修領域としてこの3つを定義されたことは、時代が求めているものとの整合性が取れていることを示しています。
この領域に人財の基盤ができたことで、今後の事業でのご活躍を期待してやみません。
【CompTIA(コンプティア)について( https://www.comptia.jp )】
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA(the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA(コンプティア)日本支局を設立。
2021年現在、CompTIA(コンプティア)は、ICT業界を中心にした2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。IT業界団体として、ITハードウェア/ソフトウェア、サービスを提供する企業や、業界のキーとなるITプロフェッショナルなどの成功と成長に貢献できるよう、ITに携わる企業や個人の利益を高めるための「教育」、CompTIA認定資格での「認定」、IT業界の声を反映しIT政策に反映するための「政策支援活動」、IT業界への「社会貢献」の4つを柱として活動を続けています。
【CompTIA認定資格について
( https://www.comptia.jp/certif/comptia_certification/ )】
1993年に、Windowsのリリースを始めとするIT環境の変化に伴い、ITを管理する人材の必要性の高まりから、ビジネス環境において利用されているITハードウェア/ソフトウェアを理解し、より複雑なIT環境の管理、サポート、運用を行うスキルを評価するCompTIA A+の提供を開始。その後、IT環境の変化に伴い、ネットワーク管理者の必要性が高まりCompTIA Network+、セキュリティ人材のニーズに応じCompTIA Security+の提供と、その時代に即した人材を効率的に輩出できるように認定資格が開発されています。CompTIA認定資格は、業界のエキスパートにより開発され、実践力、応用力を評価するベンダーニュートラルの認定資格として、法人を中心にワールドワイドで270万人以上に取得されています(2021年12月現在)。CompTIA A+、Network+、Security+をはじめとする8つの認定資格は、認定資格の人材評価の有効性が認められ、IT認定資格としては数少ないISO 17024の認定を受け、信頼性の高い認定資格として評価されています。日本国内では、ワールドワイドのスキル基準での人材育成を行う企業を中心に、導入が進められています。
2022年2月現在、新たな資格分野としてCompTIA Data+が加わり、14分野におよぶ業務に関する認定プログラムをグローバルで提供しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
CompTIA日本支局 https://www.comptia.jp
担当 : 吉村 睦美
TEL : 03-5226-5345
FAX : 03-5226-0970
E-Mail: info_jp@comptia.org
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