アルミ製の美しい消火器 「アルテシモⅡ」、優れた工業製品として 『みやぎ優れMONO』に認定
~独自技術・環境経営・広域連携等が評価されました~
2022.03.31 19:00
消火器・消火設備等の開発・製造・販売を手掛けるモリタ宮田工業株式会社(本社:東京、代表取締役:中川龍太郎)が栗原工場(宮城県栗原市)にて製造するアルミ製蓄圧式粉末ABC消火器 「アルテシモⅡ(MEA10B)」が、宮城県内で生産された優れた工業製品を選定する第14回「みやぎ優れMONO」において、基準を満たす製品として認定されました。
評価された主なポイント
独自技術≪本体容器にアルミ素材を採用≫
■美しい外観
アルミの質感を活かした光沢のあるクリア塗装により、鮮やかなキャンディレッドに仕上げました。
■約24%の軽量化を実現 ※当社の従来鉄製品と比較
・鉄製消火器 約5.1kg
・アルテシモ 約3.9kg (約1.2kgの軽量化)
高齢者の方にも、より扱いやすい軽さを実現しました。
・アルテシモ 約3.9kg (約1.2kgの軽量化)
高齢者の方にも、より扱いやすい軽さを実現しました。
■優れた耐久性
いざという時にも安心して使用できるよう、当社独自のアルミ成型加工技術により、シームレスな一体成型容器で圧漏れリスクを軽減しました。
②環境経営 ≪廃棄消火器の再資源化≫
■回収消火薬剤の約90%以上をリユース
古い消火器を広域的に回収・リサイクルして再資源化に取り組んでおり、回収した消火薬剤の90%以上を、新しい消火器の消火薬剤原料として再利用しています。
■不純物が混在し、再利用できない消火薬剤は肥料原料に転用
消火薬剤の大部分は窒素とリンから構成されており、肥料の主要な3要素と呼ばれる窒素・リン・カリウムのうちの2つを含んでいます。不純物が混在し、再利用できない消火薬剤を肥料原料に転用し、持続可能な循環型社会に貢献しています。
③広域連携 ≪地域社会との連携≫
■工場見学の受け入れ
■地域の各種イベントにて消火器の操作体験会を開催
ご家庭の防災対策を見直すきっかけになるよう、初期消火における消火器の有効性・必要性をお伝えしています。
「みやぎ優れMONO」について
宮城県内の自治体、経済団体等15団体で構成される実行委員会において、宮城県内で製造された優れた工業製品を「みやぎ優れMONO」として認定し、県内外に発信することで、宮城県からヒット商品を生み出すことを目的に2009年6月に創設されました。 「みやぎ優れMONO」は、「独自技術」、「環境経営」、「広域連携」など12の認定基準をもとに審査し、認定する制度です。今回の認定製品8点は、4月22日(金)まで、宮城県庁18階の県政広報展示室に展示されるほか、宮城県産業技術総合センターでも1年間の常設展示が予定されています。
生産拠点「栗原工場」について
アルテシモ・シリーズを製造しているモリタ宮田工業 栗原工場は、主要部品の国内生産にこだわり、「信頼の日本品質」をお届けしています。細部に至るまで使いやすさにこだわり抜いた製品設計や環境負荷の低減に貢献する新技術の開発など、皆様の安全・安心を支えるためのモノづくりを行っています。
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