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食品加工用プラスチック素材の販売を強化  優れた耐スチーム性を有するPEEK樹脂を使用した「TECAPEEK TF10 blue」発売

切削加工用樹脂素材の販売を行うエンズィンガージャパン株式会社(本社:東京都江戸川区、社長:トーマス・ウィルヘルム)は、食の安全要求が高まりを見せている日本の食品製造用途に求められている切削加工用プラスチック素材の販売を強化致します。


小冊子

同社は、10月より優れた耐熱性、優れた耐スチーム性を有するPEEK樹脂に、PTFE樹脂を10%添加して摺動性を改善したグレードを食品製造用途で多用されている「青色」に着色した新製品、「TECAPEEK TF10 blue」を発売します。
同グレードは、PEEK樹脂としての高い特性に加え、滑り抵抗性、耐摩耗性を著しく改善します。切削加工用素材の提供は、直径20mm、30mm、40mm、60mmの4種類の丸棒の提供から始め、新発売に備えて日本国内に在庫を用意した、と同社代表のトーマス・ウィルヘルムは語っています。

なお、ヨーロッパ市場では、食品製造ラインの安全性を高めるために、より厳しい条件で消毒、殺菌、場合によっては滅菌処理を行うことがあり、耐熱性、耐スチーム性、耐薬品性に加えて良好な機械強度を有するPEEK樹脂が使用される場面が増えているといいます。

製品紹介: http://blog.ensinger.jp/archives/infobox/tecapeektf10


食品と接する素材への安全性についても、ヨーロッパ、アメリカ、日本でまちまちであり、全世界に素材を提供している知見をあまねく紹介した、小冊子の公開を10月から始めています。同小冊子には各地域の規制動向のみならず、移行性試験についての詳細な説明、エンズィンガー社のトレーサビリティに対する取り組み、樹脂素材の選択方法、食品製造業界におけるプラスチックの利用状況など、様々な情報がまとめられています。

食品製造機器メーカーが、国外に輸出する際に必要な、ヨーロッパの規格の認証を証明する書類、FDA認証を証明する書類などもエンズィンガージャパン株式会社が発行するサービスを提供しています。

食品用途におけるプラスチックの紹介:
http://www.ensinger.jp/use/food.html


【会社概要】
社名  : エンズィンガージャパン株式会社
所在地 : 東京都江戸川区臨海町3丁目5番1号
代表  : 代表取締役社長 トーマス・ウィルヘルム
資本金 : 80,000,000円
設立  : 1999年1月
事業内容: 切削加工用樹脂素材の日本国内販売
URL   : http://www.ensinger.jp

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