持続可能な社会を目指して再生紙とたまごの殻を再利用した 環境にやさしい包装資材を導入します
JA全農たまご株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小島 勝)は、全国農業協同組合連合会(JA全農)、日本モウルド工業株式会社、株式会社ベジテック、株式会社SAMURAI TRADING、株式会社グリーンテクノ21と共同で、卵殻(たまごの殻)を再利用した包装資材等の研究開発を進めてまいりました。
この度、4月21日より、環境配慮の取り組みの一環として、たまご商品に使用するモウルドパックの一部を、新たに卵殻を10%以上配合した仕様へ変更します。
■導入の背景
海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題等への対応を背景に、世界的に脱プラスチックの流れが進んでいます。国内においても、レジ袋の廃止や紙袋への切り替え、使い捨てストローの廃止などの動きが活発化しており、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が2022年4月に施行されます。
そのような中、モウルドパックは古紙をリサイクルした素材として、自然界に流れ出してしまっても自然に還りやすい特徴から注目が高まっています。
更なる環境配慮商品を目指して、食品工場で廃棄される卵殻を再利用し、モウルドパックに配合することで、より環境にやさしい包装資材を開発しました。
■SDGsの取り組みとして
小さな一歩ではありますが、卵殻配合モウルドパックを導入することにより、「SDGs17の目標」達成への貢献を目指します。
12. つくる責任 つかう責任
たまごは食生活に欠かせない必要不可欠なものです。
一方で、安心安全なたまごを供給する事業活動を通じて副産物の卵殻が発生します。これを再利用し、資源として役立てます。
13. 気候変動に具体的な対策を
森林は地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を吸収してくれる大切な資源です。気候変動に対する具体的な対策として、卵殻を紙の代替品として使用することで森林を守ります。
14. 海の豊かさを守ろう
マイクロプラスチックは、豊かな海の生態系を破壊していると言われています。たまご製品のプラスチック容器を、一部でも卵殻を配合したモウルドパックに置き換えることで、海の豊かさを守ります。
■卵殻配合モウルドパックを使用したたまご商品の仕様
・入数 6個
・卵殻配合率 10%以上
・容器色 茶色
・変更時期 2022年4月21日製造より
・対象製造元 株式会社アグリテクノ 関東事業所
【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
JA全農たまご株式会社
Tel:0120-81-1105[月~金(祝日は除く)9:00-17:00]
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