大阪桜の名所を動画花見なんてどうでしょう!in 狭山池
2022.04.13 10:00
桜まつり実行委員会(大阪狭山市)は2022年4月13日より、桜まつりYouTubeチャンネル、大阪狭山市ホームページ・Facebookページ・公式LINE、および大阪狭山市商工会 青年部ホームページ・Facebookページにおいて狭山池の満開の桜の様子を撮影した動画を公開し、コロナ禍において人々が集まらない形でのお花見を開催いたします。
桜まつりin 狭山池
桜まつりin 狭山池
夜の狭山池
■開催概要
2022年4月12日から1年間、市のホームページや商工会青年部のホームページ、YouTubeチャンネル等で狭山池の満開の桜の動画を公開いたします。狭山池は早咲きの桜の名所として地域の人々を中心に親しまれてきました。動画をオンラインで公開することによって、安全に、そしてより多くの方にお花見を楽しんでいただけます。
■開催に至った背景
桜まつりは毎年3月下旬から4月上旬にかけて開催されており、期間中は日没から22時までの間、北堤に咲く桜並木をライトアップしていました。
例年、大変多くの人々で賑わうイベントでしたが、新型コロナウイルスの流行により2021年は中止、2022年も感染拡大が収まらないことから引き続き中止が検討されていました。
コロナ禍によって社会様式が変化し、YouTubeを代表とする動画視聴サイトでの動画視聴が一般的になりつつあることから、狭山池の美しい桜の様子を動画で配信することが大阪狭山市商工会 青年部によって提案されました。商工会としては地域の経済を発展させるために、これまで主に地元の住民や周辺地域の人々に親しまれていた狭山池の桜を、そして大阪狭山市の魅力を全国にアピールするチャンスにもなるという想いから、コロナ禍でも実施できる方法を模索してきました。
そうして、桜まつり実行委員会内で実現に向けた方法や関係各所への協力依頼など、様々な障壁を乗り越え、2022年度の桜まつり動画配信事業が実現しました。
狭山池の桜並木を高解像度の4K映像で撮影するほか、ドローン撮影も駆使し、普段あまり見ることのできない角度から満開の桜をお楽しみいただけます。また、撮影時間を日中と夜間に分けるため、光の当たり具合によっても表情を変える桜並木の雰囲気を存分にご堪能いただける内容となっております。
■大阪狭山市について
大阪府の中の狭山池
大阪狭山市は大阪府の南東部に位置し、大阪の中心部と南海高野線で約25分というアクセスの良好さから、1970年代に狭山ニュータウンが街開きをして以降、大阪市や堺市のベッドタウンとして機能しています。1987年に南河内郡狭山村が市政施行して大阪狭山市となりました。
市内の人口はおよそ5万8千人で、市の特産品にはブドウがあります。
狭山という名前は東西の丘陵に挟まれていたことに由来します。
行政が主導となって住環境に配慮したまちづくりを進めていることから、住みやすさ総合評価では大阪府内6位、安心度では大阪府内1位にランクイン(共に三菱UFJ不動産販売調べ)するなど、閑静な住宅地としてのイメージが根付いています。
■狭山池とは
狭山池遠景
大阪狭山市の中心部に位置し、池の周囲は遊歩道として整備され、市民の憩いの場となっています。周辺3.4キロメートル、面積約40万平方メートルで、甲子園球場約10個分の大きさになります。
池の周辺にはおよそ1,300本の桜が植えられており、早咲きのコシノヒガンが多くを占めることから、毎年3月下旬にはたくさんの人たちがお花見を楽しんでいます。他には4月中旬に満開を迎えるヤエザクラも多いことから長い期間お花見を楽しめるスポットとなっています。
1988年から2002年にかけて行われた大改修工事によって、それまでの灌漑用のため池として利用されていた狭山池は、豪雨時の洪水を調整する治水ダムへと生まれ変わりました。
■狭山池の歴史
昔の狭山池
狭山池は現存する日本最古のダム式ため池とされており、その歴史は約1400年前までさかのぼります。
古事記や日本書紀にも登場し、行基や片桐且元といった歴史上の著名な人物が指揮をとり、改修が行われてきました。
狭山池の位置する河内国の西部の丘陵地帯は、石川や大和川といった大きな河川から離れており、水量に乏しく灌漑に苦労していた地域でした。そういった経緯から池が作られ、1400年以上にわたって地域の水田を潤し続けてきた、まさに大阪狭山市のシンボルにふさわしいため池です。
■会社概要
商号 : 大阪狭山市商工会
代表者 : 会長 中嶋 芳彦
実施主体: 大阪狭山市市民生活部産業振興・魅力創出グループ
大阪狭山市都市整備部公園緑地グループ
大阪狭山市商工会
大阪狭山市商工会 青年部
所在地 : 〒589-0021 大阪府大阪狭山市今熊1丁目540-3
設立 : 昭和43年10月
事業内容: 地域総合経済