“P/L・B/Sが読めるようになる”ことに特化した、初めての...

“P/L・B/Sが読めるようになる”ことに特化した、 初めての検定試験  ビジネスWEB検定「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」を創設

2022年4月18日よりWEB検定試験をスタート!

 一人ひとりのビジネス実務能力の底上げから日本経済の発展を目指す一般社団法人実務能力開発支援協会(東京都千代田区・代表理事:栗原 浩幸)は、ビジネスパーソンへの数多くの財務分析指導の中から企業活動の現場で使える財務分析能力の標準化を進める望月公認会計士事務所(東京都千代田区・代表:望月 明彦)と共同で、ビジネス実務能力の新たな評価尺度となる検定「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」を創設しました。本検定試験は、その門下から多数の会計の専門家を輩出した早稲田大学名誉教授・片山 覺先生を試験委員長にお迎えし、“ビジネスWEB検定”として、2022年4月18日より検定試験の実施をスタートいたします。


「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」イメージ


ビジネスWEB検定「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」

https://jitsumu-up.jp/plbs/



【「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」創設の背景】

 人の心身に健康状態があるように、企業にもまた健康状態があると言えます。財務分析とは、“企業の健康診断”です。言葉の定義として言えば、「企業の『損益計算書(P/L)』や『貸借対照表(B/S)』等の“財務諸表”という客観性を有しかつ信頼性の高いデータを基礎として、当該企業の経営状況に関する情報を入手する方法」、つまり、企業の会計データ(P/LやB/S)から、その会社は儲かっていて、今後も成長していくのか(健康な状態にあるか)、赤字状態でつぶれそうなのか(不健康な状態にあるか)を診断することです。


 P/LやB/Sから企業の経営状態を判断する財務分析は、ビジネスパーソンが部門や職種を問わず誰もが身に付けるべきスキルと言えます。管理部門であれば必須ですし、営業職でも予算策定等の場面で必要となり、仮にそうした部門レベルで関わりがなくとも課長、部長、役員と役職が上がるにつれて要求されることになります。


 そのような中で、事実多くのビジネスパーソンが「P/L・B/Sを読めるようになりたい」と考えてはいるものの、その学習難度から途中で挫折してしまっているのが実情です。


 他方、ビジネスシーンに限らず一般生活においても、年金制度の危機等から、個人にも「投資」という考え方が求められるようになってきており、一人ひとりに業績や成長傾向など、企業の健康状態を的確に分析できる目が必要となってきています。


 そこで、財務分析、P/L・B/Sを適切に読めるようになるというスキルについて、誰にでもわかりやすく学ぶ場・機会の創設が必要と考え、「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」を創設致しました。



【「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」の概要】

<名称>

「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」


<特長>

1. “P/L・B/Sが読めるようになる”ことに特化した、初めての検定試験

 現在、会計・財務分野の検定は、簿記検定をはじめ、さまざまな検定試験があります。

そして、多くのビジネスパーソンが「P/L・B/Sを読めるようになりたい」と考えています。ところが、P/L・B/Sを読めるようになろうと思って、書籍や雑誌を読んでみても、難しくてすぐに挫折してしまいます。独学してもわかりにくいということが会計・財務の特徴としてあります。


 そこで、資格取得という目的をモチベーションとして、こうした会計・財務の検定試験にチャレンジしようと思っても、経理実務の上では必須となる仕訳の学習であったり、あるいは実務には直結しにくい学術的な内容が多かったりと、P/L・B/Sを読めるようになるための学習とは逸れる範囲の学習も必要となり、またそこが学習難度を上げてもいます。結果、膨大な時間をかけてまで勉強したくないということで、学習意欲の減退につながってしまうという側面が少なからずあります。


 このたび創設する「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」は、そうした“会計・財務を学ぶことの難しさ”という、会計・財務知識の学習から疎遠になってしまう要素を取り除き、シンプルに「P/L・B/Sを読めるようになる」という目的に特化した初めての検定です。P/L・B/Sを読めるようになるために必要となる知識の学習に絞るとともに、わかりやすい解説動画を中心とした講座と試験をセットにすることで、独学による難しさというハードルも下げ、会計・財務分野の知識をスムーズに獲得することができます。経理・財務の専門家だけでなく、全てのビジネスパーソンに必要とされる「P/LやB/Sを読める力」を客観的に判定する試験となっています。


2. 受かってもらうためのWEB検定試験

 検定試験には、そのスキルを認定するための「合格」と「不合格」という線引きがあります。認定というものがゴールであるため、時に「合格すること」が目的であり、合格率といったものが独り歩きすることも少なくありません。


 「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」は、“認定スキルに満たない人をふるいにかける検定”ではなく、当検定の学習を通じて、P/L・B/Sを読めるようになるための検定であり、できるだけ多くの人に「P/L・B/Sを読めるようになってもらいたい」という観点から、“受かってもらうための検定”と位置付けています。もちろん、「認定」という側面も検定試験の重要な機能ですので、スキル認定のための確かなハードルも設定します。


 具体的には、

(1)誰でも受験しやすい自宅でのWeb試験を導入

(2)会計の学習は独学が難しいこと、“学び”を前提とすることを考慮し、試験の形式を「Web講義+Web試験の一体型」という新しい形式に

(3)試験学習は、わかりやすさを重視した解説動画の視聴、豊富な問題演習により自然と実践的な会計力が身に付く形に

(4)試験はお申込みから3か月の間に任意のタイミングでいつでも受験可能、期間中に何度でも挑戦できる

(5)受験可能な3か月の間に、ランダムで出題される試験に2回合格することで資格認定される

というスタイルを採用しています。


 そして、徹底して会計学習の難しさを排除してわかりやすさを追求し、無理なく「P/L・B/Sを読めるようになる」ことを目的としています。


3. 早稲田大学名誉教授の片山 覺先生が試験委員長として全面監修

 早稲田大学名誉教授の片山 覺先生は、「経営とつなげて会計を考える」という信条のもと、実践的な会計の学習を通して、その門下から多くの会計・財務の専門家を輩出されています。

今回、決算書を読むための基本的なエッセンスに絞って学び、「P/L・B/Sが読めるようになる」という観点に特化した検定の創設にあたって、片山先生は、「会計は事業の共通言語」であり、会計についての学びの裾野をもっと広げたいという想いから、本検定の趣旨にご賛同いただき、試験委員長として就任していただきました。


 実践的な会計の学習を長年に渡って指導されてきた片山先生に、ビジネスの現場で生きる会計スキルの学習という観点から、学習教材や試験問題について監修していただいています。当検定の学習を通じて、自然に決算書になじみ、いつの間にか決算書を読む基本的なポイントを理解できる検定となっています。


【片山 覺先生 ご経歴】

早稲田大学名誉教授 片山 覺

1942年、東京都生まれ。1965年、早稲田大学第一商学部卒。1986年、同大学商学部教授。2013年、同大学名誉教授。

公認会計士試験第2次試験委員、不動産鑑定士試験委員、税理士試験委員、銀行業務検定試験委員なども歴任。


<概要>

 「P/L・B/Sアナリスト検定(R)」は、完全オンラインの検定試験です。

 Web講義とWeb試験が一体となった検定試験で、インターネット上で、(1)Web講義を受け、すべてを終了した後、(2)Web試験を受験し、2回の試験で合格基準に達すれば、資格を取得できます。


1. 試験日・試験会場

 試験日については、受験のお申込み日から3か月の間で、任意のタイミングで受験できます。お申込み日から3か月以内に、すべてのWeb講義を視聴し、2回のWeb試験に合格することで資格認定されます。

 試験会場については、自宅PCなど、オンラインの環境があればどこでも受験できます。


2. 級の区分

 3級、2級、1級の3つのランクがあります。各級の概要は以下のとおりです。


【3級】

 会計の初学者や数字の苦手な方を対象とした、P/L・B/Sを読む力を問う試験です。ビジネスパーソンとして最低限必要なP/LとB/Sの基礎知識が身に付いており、P/LとB/Sの基礎的な財務分析ができることを認定します。

 5分~10分程度の解説講義を15セッション視聴後、全20問の試験を2回受験いただきます。

試験時間は30分で、試験問題はすべて3択式です。


【2級】

 P/L・B/Sの基礎的な知識がある方を対象とした、P/L・B/Sから収益性と安全性を分析する力を問う試験です。ビジネスパーソンとして通常必要とされる会計知識が身に付いており、基礎的な収益性および安全性の分析ができることを認定します。

 5分~10分程度の解説講義を30セッション視聴後、全25問の試験を2回受験いただきます。

試験時間は40分で、試験問題はすべて3択式です。


【1級】

 P/L・B/Sの財務分析の経験がある方を対象とした、P/L・B/S・C/F(キャッシュフロー計算書)に関する幅広い専門知識を問う試験です。P/L・B/S・C/Fについて、幅広く専門的な会計知識が身に付いており、収益性、安全性、資金分析、株式投資分析などの総合的な財務分析ができることを認定します。

 5分~10分程度の解説講義を30セッション視聴後、全50問の試験を2回受験いただきます。

試験時間は50分で、試験問題はすべて3択式です。


3. 受験資格

どなたでも受験できます。


4. 合格基準

2回の試験で、いずれも70%以上の点数を獲得できれば合格(1級~3級まで共通)


<受験料(税込)>

3級:16,000円

2級:21,000円

1級:25,000円

※上記の金額は、Web講義、Web試験、テキスト等の資料一式を含みます。


<詳細・申込>

https://jitsumu-up.jp/plbs/



【今後の展開】

 ビジネスパーソンの必須スキルとして、新入社員研修等の企業内研修での活用などによって受験者の増加を目指します。

 また、大学や専門学校等において、就職活動を控えた学生にも、ビジネスシーンでの新生活においてスタートダッシュをかけるためのビジネス知識の獲得に有益な検定として、受験の案内を展開していきます。

 そして、今回、オンライン受験を基本とした「ビジネスWeb検定」として当検定を創設しましたが、今後もこのビジネスWeb検定というシリーズとして、ビジネススキルを身に付けるモチベーションにつながるオンラインの検定試験を創設していきます。



【会社概要】

商号  : 一般社団法人実務能力開発支援協会

代表  : 代表理事 栗原 浩幸

所在地 : 〒101-0062

      東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル6階

URL   : https://jitsumu-up.jp/

業務概要: (1)ビジネス実務能力に関する検定試験の開発及び実施

      (2)検定試験に対応した対策テキストの開発及び販売

      (3)検定試験に対応した試験対策講座の実施

      (4)検定試験における認定者の更新講座の実施

      (5)実務能力の向上に関するセミナーの実施等の啓発活動

      (6)セミナー講師養成等の人財育成

      (7)前各号に掲げる事業に付帯又は関連する事業

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