世界遺産・白川郷、温泉旅館が火災で廃業の危機 再起をかけたクラウドファンディング開設
世界遺産白川郷内にある温泉旅館「白川郷の湯」は、コロナに負けまいと奮闘していた矢先、今年2022年2月に不慮の火災が起き、宿は営業不可能に、社長は火災に巻き込まれ帰らぬ人となりました。
火災保険では到底足りない甚大な被害に再起は諦めそうになりましたが、復活をかけてこのプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを実施します。
■経緯
当館も厳しい経営状況を強いられたコロナ禍ではありましたが、2020年夏に、先を見据えて旅館全体の大規模リニューアルを行い、コロナ収束に向けた準備を進めていました。
そんな矢先、2022年2月10日早朝7時ごろ、火災が発生。消防車が20台以上出動し、放水をしても全く火の勢いは衰えず、ほかの部屋へ燃え移っていきました。消防署や消防団の方々の命がけのご尽力で何とか3時間後に鎮火しました。
■クラウドファンディング概要
火災による被害は甚大であり営業再開の見通しが立っておりません。
火災保険金はもちろん出ますが、それだけではとても足りず、火災による被害を受けた全ての建物を再建することは現実的に不可能です。
まずは被害の少なかった客室・温泉施設を優先的に改修して、一日も早く営業を再開することが復活への第一歩だと考えており、このクラウドファンディングが頼みの綱となっています。
亡き社長のためにも、必ずや営業再開ができるよう、復活の第一歩として、何卒ご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
URL ： https://camp-fire.jp/projects/view/568229
目標金額 ： 10,000,000円
資金の使い道 ： 火事の影響による事業再建
(解体費・改修工事費・備品購入費)
リターンの制作及び送料
期間 ： 2022年4月11日～2022年5月26日
リターン ： 「白川郷の湯」入浴券や宿泊券など
今後のスケジュール： 2022年5月より工事を開始、秋頃の再開を予定
出火時の様子
出火元の惨状
出火元の惨状
食事処の被害
調理場の被害
■施設情報
施設名 ： 白川郷の湯
所在地 ： 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町337番地
電話 ： 05769-6-0026 (復旧までご利用できません)
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