【南青山のウェディングドレスサロン La Reine (ラレンヌ)オーナー・桃世】丁寧に仕立てられたシンプルで洗練されたドレスが上品なウェディングスタイルを実現
2022.04.18 09:00
※2022年4月19日「YJ STYLE( https://yjstyle.jp/ )」にて下記の情報を公開。
東京・南青山にあるドレスサロン「La Reine (ラレンヌ)」で代表を務める桃世さん。
幼い頃から、針仕事が好きだったという桃世さんは今、自分の好きだった服飾業界で起業し、ドレスサロンのオーナーとして多くの女性たちを輝かせている。
今回は、桃世さんがドレスサロンを経営するに至った経緯や、仕事に対する向き合い方などについて、詳しく話を聞いた。
東京・南青山にあるドレスサロン「La Reine (ラレンヌ)」で代表を務める桃世さん。
幼い頃から、針仕事が好きだったという桃世さんは今、自分の好きだった服飾業界で起業し、ドレスサロンのオーナーとして多くの女性たちを輝かせている。
今回は、桃世さんがドレスサロンを経営するに至った経緯や、仕事に対する向き合い方などについて、詳しく話を聞いた。
服飾について学ぶきっかけ
子供の頃から、手先が器用で、とにかく何か縫い物をしたりするのが得意でした。なので、大学も自然な流れで服飾が学べるところを選びました。
同級生たちが、授業を抜けて遊んでいる時も、私はたくさんの授業を受けていて、服飾について学ぶこと自体をとても楽しんでいました。
大学卒業後は、アパレル商社に就職したのですが、それまで服飾を勉強してきたのに、毎日事務職でパソコンに向き合っているのは少し違和感を感じていました。
その物足りなさをうめるように、週末に始めたウェディングフェアの花嫁の着付けのアルバイトがきっかけで、ウェディング業界に興味をもったのです。
ウェディングフェアでみるウェディングドレスや、結婚式用の着物を着た花嫁さんから感じる幸せに包まれた雰囲気や笑顔が素敵で、自分もそのような仕事に本格的に携わってみたいとオーダードレスのサロンに転職をしました。
同級生たちが、授業を抜けて遊んでいる時も、私はたくさんの授業を受けていて、服飾について学ぶこと自体をとても楽しんでいました。
大学卒業後は、アパレル商社に就職したのですが、それまで服飾を勉強してきたのに、毎日事務職でパソコンに向き合っているのは少し違和感を感じていました。
その物足りなさをうめるように、週末に始めたウェディングフェアの花嫁の着付けのアルバイトがきっかけで、ウェディング業界に興味をもったのです。
ウェディングフェアでみるウェディングドレスや、結婚式用の着物を着た花嫁さんから感じる幸せに包まれた雰囲気や笑顔が素敵で、自分もそのような仕事に本格的に携わってみたいとオーダードレスのサロンに転職をしました。
上質なドレスが放つ品格
ウェディングフェアなどで、様々なタイプのドレスをみていましたが、やはりシルクなどで丁寧に仕立てられたドレスが放つ美しさは、醸し出す雰囲気が違います。
私は、オーダードレスのサロンに転職をしましたが、花嫁さん一人一人の好みやサイズにあわせてつくりあげ、上質なシルク素材などを用いて仕立て上げられるドレスは、大人の女性にぴったりの、洗練された美しさを感じさせます。
約9年間務めた後、周囲のすすめもあって南青山にドレスサロン「La Reine (ラレンヌ)」をオープンしました。
私は、オーダードレスのサロンに転職をしましたが、花嫁さん一人一人の好みやサイズにあわせてつくりあげ、上質なシルク素材などを用いて仕立て上げられるドレスは、大人の女性にぴったりの、洗練された美しさを感じさせます。
約9年間務めた後、周囲のすすめもあって南青山にドレスサロン「La Reine (ラレンヌ)」をオープンしました。
一人一人に寄り添いながら迎える最高のウェディング
希望する方が多いドレスレンタルの他、フルオーダーやセミオーダー、オーダーレンタルなど、花嫁の希望に添えるように様々なスタイルを用意しました。
自社アトリエで丁寧に仕立てあげるドレスは、ウエストを細く見せる美しいシルエットが特徴です。
私たちのサロンは、シルエットや素材の上品さ、洗練されたスタイルを表現するために細やかな調整をさせていただいているため、特に30代以降の大人ウェディングの女性に人気です。
ドレスを一から仕立て上げられるスキルのあるスタッフがいるため、お客様の様々な要望にお答えできるのは私達のサロンの強みだと思っています。
自社アトリエで丁寧に仕立てあげるドレスは、ウエストを細く見せる美しいシルエットが特徴です。
私たちのサロンは、シルエットや素材の上品さ、洗練されたスタイルを表現するために細やかな調整をさせていただいているため、特に30代以降の大人ウェディングの女性に人気です。
ドレスを一から仕立て上げられるスキルのあるスタッフがいるため、お客様の様々な要望にお答えできるのは私達のサロンの強みだと思っています。
訪れた試練
しかし、2012年、東日本大震災後、日本全体が自粛モードに包まれました。華やかな結婚式を自粛する人も増え、プライベートでは出産を控えていて、経営者としては本当に苦しい選択を迫られていました。
厳しい状況の中、経営者である私が抜けて会社を継続することができるのかと悩んでいる時、ある方が会社を譲渡してほしいと申し出てくれたのです。
私は、会社を売却することで経営者という立場を離れ、業務委託という形で引き続き運営に関わる決断をしました。
しかし、売却後、数年間外部のスタッフとして関わる中で、やはり花嫁のドレスを一から採寸して、サイズやコーディネートまですべてにこだわってつくるドレスサロンの運営は、周囲のスタッフのモチベーションの管理やスキルアップのためのサポートなど、様々な点で難しいことが多くあり、譲渡先の経営者も頭を抱えていました。
結果的に、売却先からまた再譲渡という形で、経営者としてドレスサロンの代表を務めることになったのです。
厳しい状況の中、経営者である私が抜けて会社を継続することができるのかと悩んでいる時、ある方が会社を譲渡してほしいと申し出てくれたのです。
私は、会社を売却することで経営者という立場を離れ、業務委託という形で引き続き運営に関わる決断をしました。
しかし、売却後、数年間外部のスタッフとして関わる中で、やはり花嫁のドレスを一から採寸して、サイズやコーディネートまですべてにこだわってつくるドレスサロンの運営は、周囲のスタッフのモチベーションの管理やスキルアップのためのサポートなど、様々な点で難しいことが多くあり、譲渡先の経営者も頭を抱えていました。
結果的に、売却先からまた再譲渡という形で、経営者としてドレスサロンの代表を務めることになったのです。
再始動後のコロナによる影響
再び、ドレスサロンの代表として始動しはじめ、細部までこだわった品のあるドレスは、多くの女性に選んでいただいて当初は順調でした。
しかし、コロナの影響によって結婚式などは延期や中止が続き、私達も含めた多くのブライダル関連の会社が、現在も苦しい状況におちいっています。出口がなかなか見えない中、経営者としては、様々な葛藤がありながらも、新しいビジネスに挑戦し始めています。
経営者として従業員とともに会社を経営していくことは、楽しいことばかりではないかもしれません。それでも私は、子供の頃から大好きだった手仕事によって、多くの女性たちの幸せのお手伝いができるこの職を誇りに思っています。
そして、自分の「楽しい」を追求しながら、この業界で25年以上仕事ができている喜びを日々感じています。
しかし、コロナの影響によって結婚式などは延期や中止が続き、私達も含めた多くのブライダル関連の会社が、現在も苦しい状況におちいっています。出口がなかなか見えない中、経営者としては、様々な葛藤がありながらも、新しいビジネスに挑戦し始めています。
経営者として従業員とともに会社を経営していくことは、楽しいことばかりではないかもしれません。それでも私は、子供の頃から大好きだった手仕事によって、多くの女性たちの幸せのお手伝いができるこの職を誇りに思っています。
そして、自分の「楽しい」を追求しながら、この業界で25年以上仕事ができている喜びを日々感じています。
新たに愛犬用のコレクションも発表予定
現在は婚礼衣装のほか2020年からベビー&キッズドレス【Petite Reine】、ルームウェア【DIADEME】を展開。現在は、愛犬用のドレスコレクションも試作段階に入っていて、6月ごろには発表できると思います。
コロナでウェディング業界は大きく落ち込んでいますが、これまで手掛けてこなかった新たなコレクションを発表することで、上質で洗練されたラレンヌのウェアを多くの方に知っていただける機会になればよいなと思っています。
コロナでウェディング業界は大きく落ち込んでいますが、これまで手掛けてこなかった新たなコレクションを発表することで、上質で洗練されたラレンヌのウェアを多くの方に知っていただける機会になればよいなと思っています。
女性たちへのメッセージ
コロナの影響は、これから夢に向かって頑張ろうとしている若い世代にも及んでいるでしょう。もしかしたら、自分の好きなことを仕事にするチャンスを一時的に失ってしまった方もいるかもしれません。
しかし一方で、コロナの影響によりリモートワークなど働き方も多様化し、自分の好きなことを仕事にできる環境やチャンスが広がっているという見方もできるかもしれません。
私自身も出産や子育てなどにより仕事に対して100%の時間を割けないこともあります。でも、好きなことや得意なことをいかさずに、ずっと子育てだけに集中するのも私には物足りないし、逆にそれがあるから仕事もバランスがとれているのかなとも感じます。
子供がいるから、地方にいるからなど、皆さん様々な状況がありますが、やはり自分の本当に「好きなこと」を仕事にできる女性がもっと増えてくれば、日本はもっと元気になると思いますし、その環境が日本でも少しずつですが整いつつあるのかなとも期待しています。
しかし一方で、コロナの影響によりリモートワークなど働き方も多様化し、自分の好きなことを仕事にできる環境やチャンスが広がっているという見方もできるかもしれません。
私自身も出産や子育てなどにより仕事に対して100%の時間を割けないこともあります。でも、好きなことや得意なことをいかさずに、ずっと子育てだけに集中するのも私には物足りないし、逆にそれがあるから仕事もバランスがとれているのかなとも感じます。
子供がいるから、地方にいるからなど、皆さん様々な状況がありますが、やはり自分の本当に「好きなこと」を仕事にできる女性がもっと増えてくれば、日本はもっと元気になると思いますし、その環境が日本でも少しずつですが整いつつあるのかなとも期待しています。
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