ソフトウェアPLCのデファクトスタンダード『TwinCAT 3』を販売開始
ベッコフオートメーション株式会社(本社:ドイツ、代表取締役:川野 俊充、以下 ベッコフ)は、2012年10月16日に『TwinCAT 3』の販売を日本で開始しました。合わせて評価版をベッコフのWebサイトからダウンロードできるようになりました。
ベッコフの代表取締役である川野 俊充は「CPUのマルチコア化や開発言語のマルチランゲージ化に対応したTwinCAT 3によってベッコフは日本の装置メーカの製品の性能向上・機能向上・開発生産性の向上に貢献できるものと確信しています」と語っています。
eXtended Automation(XA)で大きく拡張されたツールセットは、『TwinCAT 3』とともに公開され、全世界で入手可能になりました。
モジュール開発コンセプトに基づいた新しいプログラミング環境から、マルチコアプロセッサなどの最新IT技術をアクティブにサポートする高性能ランタイムまで、『TwinCAT 3』がオートメーションアプリケーションの革新的な開発・実行環境を提供します。将来性が確かで最先端のフレームワークを採用したMicrosoft Visual Studio(R)プラットフォームと統合された『TwinCAT 3』のエンジニアリング環境には、オートメーションスペシャリストが自在に選択できる最新のソフトウェアエンジニアリングツールが用意されています。装置開発やプラント制御で必要となるソフトウェアの爆発的な増加に適応するには、制御ソフトウェアのモジュール化が必須です。『TwinCAT 3』は、ソフトウェアのモジュール開発に完全対応しているほか、モジュールを複数の異なるプログラミング言語で作成することもできます。IEC 61131準拠のプログラミング言語の他に、C/C++、Matlab(R)/Simulink(R)をサポートし、オブジェクト指向プログラミングにも対応しています。TwinCATのランタイム環境では、マルチコアCPUの複数コアにプロセスを分散することができ、短いサイクルタイムで、かつ高い確定性を保ちながらタスクを実行することが可能です。
『TwinCAT 3(評価版)』は無料でダウンロードでき、全ての機能について7日間ご利用いただけます。
【『TwinCAT 3』の特徴】
・マルチコアプロセッサに対応し、PLC/NC/CNC/MHIなどの異なるプロセスを単一の産業用PCに実装可能
・開発環境がMicrosoft Visual Studio(R)に統合され、IEC 61131-3、C/C++、Matlab(R)/Simulink(R)などのマルチランゲージ開発に対応
7日間利用可能な『TwinCAT 3(評価版)』は、ベッコフWebサイトより無料でダウンロードできます。
『TwinCAT 3』の概要:
http://www.beckhoff.co.jp/jp/twincat/twincat-3.htm
http://www.beckhoff.co.jp/jp/download/tc3-downloads.htm
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