応用脳科学コンソーシアム、 2022年度のキックオフシンポジウムを5月11日に開催
~増田 セバスチャン氏を迎え、 「脳から考えるKawaiiとWell-being」について討論~
このたび、一般社団法人応用脳科学コンソーシアム(所在地:東京都千代田区、代表理事:柳田 敏雄/岩本 敏男、以下、CAN)は、2022年度のキックオフシンポジウムを5月11日(水)にオンラインにて開催いたしますので、お知らせします。
人間が持つ創造力という能力は時代とともに変化しています。最も敏感に時代や社会、そして生活者の変化をとらえ、その中に渦巻く欲求を作品として創造し表現するアーティストの思考は、その根底でWell-beingともつながっています。ここ数年「アート思考」が企業経営でも注目されていますが、これが今あらためて「アート」が注目される理由ではないでしょうか。
そこで、今年度、CANでは新たな取り組みを導入して、人間の意思決定の司令塔である「脳」について、脳を知る・脳に聞く・脳を育む・脳を健やかにする・そして脳に学ぶというテーマで活動を行ってまいります。また、その一環で、色、形、空間等の違いが脳にどのように影響するのかというような研究開発も行っていく予定です。
キックオフである今回は、米国ニューヨークに拠点を移し、世界のグローバル企業を相手に仕事をされているアーティスト・増田 セバスチャン氏を迎え、活動の中心テーマとされている日本発の文化「Kawaii」や色彩を通して、美・アート思考・そしてそれらを創造する脳について語っていただきます。
【シンポジウム概要】
開催日時 : 2022年5月11日(水) 13:00~16:00
開催形式 : オンライン開催(zoom)
主催 : 一般社団法人応用脳科学コンソーシアム
(Consortium for Applied Neuroscience:CAN)
後援 : 日本神経科学学会
参加費 : 無料(参加登録者にURLを送付)
定員 : 700名(先着順)
申込締切 : 2022年5月9日(月) 24時
※申込締切前でも、定員に達しましたら
申込受付サイトは閉じさせていただきます。
締め切り後、 ご参加ご希望の方は事務局までお問い合わせください。
申し込み先: https://www.can-neuro.org/2022_sympo/
プログラム:
13:00 ~ 13:05 開会挨拶
<研究者の立場から> 柳田 敏雄 代表理事・会長
13:05 ~ 13:10 開会挨拶
<産業界の立場から> 岩本 敏男 代表理事・理事長
13:10 ~ 13:40
2021年度の活動成果と2022年度の活動計画 萩原 一平 理事・事務局長
13:40 ~ 14:40 基調講演
「Kawaiiが創る未来と脳」 増田 セバスチャン (アーティスト)
14:40 ~ 14:50 ショートブレイク
「2022年度応用脳科学アカデミーカリキュラム紹介」
14:50 ~ 15:50 パネル討論
「Kawaiiが社会を変える、ビジネスを創る~脳から考えるKawaiiとWell-being~」
増田 セバスチャン×石津 智大×茨木 拓也、ファシリテーター:萩原 一平
15:50 ~ 16:00 閉会挨拶
【登壇者プロフィール】
<増田 セバスチャン Sebastian Masuda>
アーティスト
一貫した独特な色彩感覚からアート、ファッション、エンターテインメントの垣根を越えて作品を制作している。1990年代前半より演劇や現代美術に関わり、1995年に表現の場としてSensational Kawaiiをコンセプトにしたショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2011年、きゃりーぱみゅぱみゅの「PONPONPON」 のミュージックビデオの美術で世界的に注目を集め、「KAWAII MONSTER CAFE」、サンリオピューロランド「ミラクルギフトパレード」など、世界に日本のKawaii文化が広く知られるきっかけを作った。2014年ニューヨークでの初個展「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」を皮切りに海外での活動を本格化。平成29年度文化庁文化交流使に任命された際は、オランダに滞在しながらの作品制作や、南アフリカ、ブラジル、ボリビア、アンゴラにて講演とワークショップを開催し、帰国後の2019年にアート教育を支援するNPO法人HELI(X)UMを立ち上げる。2022年から拠点をニューヨークに移して活動を展開。
<石津 智大 Tomohiro Ishizu>
関西大学文学部心理学専修 教授
神経美学の世界的権威であるセミール・ゼキ教授(ロンドン大学神経生物学)に10年以上師事し2020年に帰国。芸術的活動(作品の知覚、表現技法、価値づけ、芸術的創造性など)と認知プロセスとの関係、感性的な体験(美醜、感動、崇高など)と脳のはたらきとの関係を、 実験心理学と認知神経科学の手法により研究。また、基礎的な感性科学の実社会への貢献・応用(アートによる高齢者施設のウェルネス改善、臨床応用など)について取り組む。
<茨木 拓也 Takuya Ibaraki>
株式会社NTTデータ経営研究所 ニューロイノベーションユニット
アソシエイトパートナー
VIE STYLE株式会社 Chief Neuro Technology Officer
神経科学を基軸とした新規事業の創生や研究開発の支援に多数従事。分野は製造業を中心に、医療、ヘルスケア、広告、Web、人事、金融と多岐にわたる。
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