「情報システムの現状とIT活用実態アンケート 2022」を公開 ~企業のテレワーク対策は一段落。 今後はセキュリティ対策やDX推進の準備期へ~
株式会社ソフトクリエイト(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:林 宗治、以下 ソフトクリエイト)は、情報システム部門の現状を把握するため、「情報システムの現状とIT活用実態アンケート 2022」を実施しました。今回は第5回目として本調査を実施し、情報システム部門向けメディア「情シスレスキュー隊」にて調査結果を公開しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、多くの情報システム部門はテレワーク対策を中心とした取り組みに注力する様子が伺えましたが、「DX推進」「セキュリティ対策」など、次の新たな取り組みへの準備段階へ移行している様子が今回のアンケートから垣間見えました。
◆調査結果
調査期間 : 2021年12月23日(木)~2022年1月17日(月)
調査方法 : 自社ハウスデータベース上でのオンラインパネル調査
調査対象 : Webメディア「情シスレスキュー隊」の
メルマガ購読者で自社のITシステム運用に関与する方
回答者数 : 554名
調査企画/実施: 株式会社ソフトクリエイト/2BC株式会社
調査結果資料 : https://go.softcreate.co.jp/enterprise-it-management-survey-report-2022-1.html
◆サマリー
◆「テレワーク対策」は一段落、課題はクラウド化やセキュリティ対策に分散
「情シスが今後、注力すべきと考えている(注力している最中の)活動」について質問したところ、「テレワーク対策」の動向についてみてみると、2020年度には46.6%で第1位だったのが、2021年度では32.9%まで下がっています。これは、多くの企業が急激なテレワーク対策に追われていましたが、整備が進んだ結果一段落したと考えられます。
◆ゼロトラストの取り組み、検討している企業は微増、認知・普及の段階続く
「何も信用しない」を前提にセキュリティ対策をする「ゼロトラスト」の考え方を取り入れている企業を見ると、「すでに取り組んでいる」が7.4%、「取り組みを検討している」が30.9%と、わずかながら増加傾向にあることがわかりました。「取り組みを検討していない」「よくわからない」も減少傾向にあり、まだ時間が必要ではありますが、少しずつ考え方も普及していくものと考えられます。
◆情シスの約3割がDXへの取り組みへ関与せず
情シスのDXへの関与状況をみると、「DX推進チームで大きな役割を担っている」が16.6%、「DX推進チームの一員として関与している」が21.8%、「経営・企画が主導し、必要に応じて参加している」が21.5%という結果となりました。現在はまだ、「あまり関与していない」が33.8%と最も多いことがわかります。
◆情シスのDX化への本音
〈自由回答・一部抜粋〉
・DXプロジェクトが発足。まずは業務アプリケーションの変更や更新を検討しています。
・目的は生産性の向上やコスト削減、時短など。課題は山積み。
・経営層と情シスにギャップあり。DX自体が目的ではない。経営・社員の知識が乏しいのが実情。
DXへの取り組みの中には、経営者との考えのギャップや社内への知識浸透の難しさを訴えるものも数多くありました。情シスのみで完結するものではないので、現在はまだDXへの取り組みに苦慮している声が少なくありません。その一方で、情報収集したり、関係部署と連携したりしながら少しずつ進めているケースもあり、多くの企業がDXに向けた過渡期の中にいることが伺えました。
◆全ての調査結果は、以下調査結果資料よりご覧いただけます。
数字で見る“情シス”の実像2022
[情報システムの現状とIT活用実態アンケート 2022 調査結果の概要]
URL: https://go.softcreate.co.jp/enterprise-it-management-survey-report-2022-1.html
<調査項目概要>
・エグゼクティブサマリー
・情報システム部門の運営状況について
・クラウドの利用状況について
・セキュリティ対策について
・DX/新しい働き方に向けた取り組みについて
◆「情シスレスキュー隊」について
株式会社ソフトクリエイトが運営する情報システム担当向けのメディア。
情シスが抱えるITインフラ、ネットワークやセキュリティの悩みを解決するメディアサイトです。
URL: https://www.softcreate.co.jp/rescue
■株式会社ソフトクリエイトについて
ソフトクリエイトは、パソコンショップとして1983年に開店して以降、事業の拡大・変革を続け、現在はITシステムおよびクラウドインテグレーション事業を展開するシステムインテグレーター、そして情報システム業務のITOサービスプロバイダ(ITO=ITアウトソーシング)として、主にIT部門や情報システム業務に強みを発揮しています。お客様のIT課題を一緒に取り組む事を強みとし、コンサルティングから設計・構築、運用、保守・サポートまで、ワンストップで支援しています。また、不正接続防止ツール市場における累計導入社数トップ(*)であるセキュリティ対策製品「L2Blocker」のメーカーとしても事業を展開しています。
*出典:株式会社富士キメラ総研「情報漏洩対策需要に沸く不正接続防止ツール市場2017」
<会社概要>
会社名: 株式会社ソフトクリエイト
代表者: 代表取締役社長 林 宗治
設立 : 2012年10月
資本金: 2億円(2022年3月31日時点)
所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目15番1号 渋谷クロスタワー
URL : https://www.softcreate.co.jp/
※その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
プレスリリース添付資料
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