日本初、宿泊施設でのNFTアート常設展示スペースを 4月24日(日)オープン =旅館こうろ、歴史ある京都でNFT先進地域化を目指す=
2022.05.13 14:30
旅館初(※1)のNFT会員権を発行した京都の旅館こうろ(所在地:京都市中京区、代表取締役社長:北原 達馬、運営:株式会社北原、以下「当館」)は、1階を一部改装し、日本の宿泊施設での常設としては初となる(※2) NFT(非代替性トークン)アートの展示スペースを4月24日(日)にオープンしました。
旅館こうろ1階にNFTアート常設展示スペースをオープン
旅館こうろ公式サイト: https://www.kohro.com/
■NFTアート常設展示スペース設置の背景とオープンに込めた想い =旅館こうろ 代表取締役社長 北原 達馬のことば=
私はブロックチェーン技術に注目しています。多くのIP(知的財産)を持つ日本にとって、ブロックチェーンに基づくNFTは、低迷する日本経済や世界における存在感を一気に回復させるポテンシャルを持っているにもかかわらず、理解と法整備が進んでいません。特に、法整備が遅れていることから、多くの優秀な人材が海外へ流出している状況です。京都の一小規模旅館がこのような問題意識を持ったところで、できることは限られているかもしれません。ですが、「NFTと相性の良いSNSの力を活用すれば、もしかしたら我々でも何かを変えることができるのでは」と期待もしています。
そこで当館はこの度、NFTアート常設展示スペースをオープンし、SNSを活用した積極的な情報発信に取り組むことを決めました。これは、コロナ禍で売上が激減している現状の打破と、コロナ禍以前から始まっている京都市内の宿泊施設乱立による激しい競争の中で、いかに個性を生み出していくかの取り組みの一つでもあります。この取り組みの成功は、当館における今後の旅館業以外の新たな展開を考える一手にもなると期待しています。(旅館こうろ 代表取締役社長 北原 達馬)
旅館こうろ 代表取締役社長 北原 達馬
■今後の展望
常設展示スペースでは2022年度中に、大型モニターなどの展示設備の拡充と、NFTに関するイベント開催を計画中です。また、当館はスポンサーNFT(※3)やNFT会員権の発行を通じて、京都におけるNFTの普及、および、当館がNFTアーティストの交流の場であり“聖地”となることを目指して活動を進めてまいります。
※1:当社調べ。参考:旅館こうろNFT会員権 https://opensea.io/assets/0xccf9d10e7316b4494296c7955fdba089440a9f54/1
※2:当社調べ
※3:消費者が商品・サービスのNFTを購入してスポンサーになることができるサービス
■展示スペース概要
NFTアート常設展示スペース
オープン日 : 2022年4月24日(日)
場所 : 京都府京都市中京区堀之上町114 旅館こうろ 1階
入場料 : 無料 ※有料化検討中
観覧方法 : 宿泊予定の方はご自由にご来場ください。
宿泊予定でない方も観覧可能ですが、事前連絡で観覧時間の確認が必要です。
主な観覧可能時間: 10時~17時 ※変動あり
定休日 : なし
作品情報 : おにぎりまん( https://opensea.io/onigiriman?tab=created )
Airbits( https://airbits.xyz )
ShimaEnaga( https://www.simaenaga.net/homegallery )
Yoshino_よしの( https://oncyber.io/yoshino )
D[de:]( https://oncyber.io/vividanimals )ほか
展示スペースに関する問合せ先:担当 北原( admin@kohro.com 、075-221-7807)
■旅館こうろについて
「旅館こうろ」フロント
当館は京都市の中心部、最寄りは京都市営地下鉄烏丸御池駅から徒歩約5分の場所に位置しています。ふと時間を忘れさせるようなやさしさに満ちた和みの宿です。本物だけが持つ上質な和の空間に日常を忘れ、心をほどいて気ままに過ごす贅沢がここにはあります。お客様のやすらぎの時を大切にしたおもてなしを心がけております。こだわりの京懐石やひのき風呂などが自慢です。
旅館こうろ公式サイト URL: https://www.kohro.com/
■旅館こうろ 運営会社概要
会社名 : 株式会社北原
所在地 : 京都府京都市中京区高倉通六角東入堀之上町114
代表者 : 代表取締役社長 北原 達馬
創業 : 1950年4月
資本金 : 1,000万円
事業内容: 旅館業