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硬貨決済データを自動取得するIoTセンシングデバイス 「ThincaBridge(シンカブリッジ)」を6月に発売

GENDA GiGO Entertainment運営のアミューズメント施設への採用が決定

 トッパン・フォームズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:添田  秀樹、以下トッパンフォームズ)およびTFペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:末永 京吾、以下TFPS)は、アミューズメント機器の硬貨決済データを即時かつ自動で取得し、クラウド上での管理を可能にするIoTセンシングデバイス「ThincaBridge(シンカブリッジ)」を6月2日に販売開始します。

 「ThincaBridge」はアミューズメント機器に取り付けることで硬貨決済時の信号を取得、硬貨決済データを即時にクラウド上の管理システムに連携します。これにより従来は硬貨回収時に人手で行っていた集計業務の大幅な効率化と、アミューズメント機器の稼働状況の見える化を実現します。また管理システムでは、硬貨決済データと電子マネー決済データの一元管理や、蓄積した決済データを活用した各機器の稼働状況分析などが可能になります。

 また「ThincaBridge」は、スマートメーターなどで使用される無線通信規格Wi-SUN(920Mhz帯)*を採用しているため、筐体からデータを収集するデバイス(子機)は単独でのインターネット接続が不要で、取得したデータをルーター(親機)に集約し、プラットフォームに連携することで効率的な運用を実現します。

 なお「ThincaBridge」は、株式会社GENDA GiGO  Entertainment(本社:東京都大田区、代表取締役社長:上野聖)に第一弾として採用され、アミューズメント施設へ約40,000台の導入が順次進められます。

    


【今後の展開】

 トッパンフォームズおよびTFPSは、キャッシュレス決済の推進によるコインオペレーションの削減だけでなく、残存するコインオペレーションの負荷軽減を支援することで、アミューズメント業界を中心に店舗業務の生産性向上に寄与していきます。

なお、トッパンフォームズおよびTFPSは、「ThincaBridge」をアミューズメント業界を中心に展開し、2026年度までに200,000台の販売を目指します。

 

以上


Wi-SUNについて

  スマートメーターなどに採用される次世代無線通信規格で、920Mhz帯無線を使用する無線周波数帯です。既に一般家庭にスマートメーターに搭載される形で普及が進んでいます。2.4GHzと比較して到達距離が長く、回折性が高いため障害物があっても回り込むので伝搬特性に優れています。複数の端末がバケツリレー式にデータを中継し、遠隔地間を結ぶマルチホップ通信に対応しています。電波環境の悪い機器があっても、子機を介して親機にデータを届ける事が可能です。 

       

※「ThincaBridge/シンカブリッジ」は、TFペイメントサービス株式会社の登録商標です。

※その他記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。

※記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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