～DVD教材の視聴で歯と口の健康の大切さを楽しく学ぶ～　『第79回全国小学生歯みがき大会』開催

2022.05.26 11:00

　ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川正純)、公益財団法人ライオン歯科衛生研究所(理事長・濱逸夫)、公益社団法人日本学校歯科医会(会長・川本強)、一般財団法人東京都学校保健会(会長・尾崎治夫)は、文部科学省等の後援を受け、「歯と口の健康週間(6月4日～10日)」に合わせて、6月から『第79回全国小学生歯みがき大会』を開催します。本大会は昨年に引き続き新しい生活様式に合わせた実施形態で行われ、DVD教材の小学校での視聴やインターネット配信映像を活用した家庭での実習を通じて、国内外の小学生が楽しく歯と口の健康の大切さを学べる場としています。本大会には、約4,600校の小学校などから、25万人の小学生が参加する予定です。

※尾崎治夫の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記

■『全国小学生歯みがき大会』概要

　小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、毎年「歯と口の健康週間(6月4日～10日)」に合わせて開催しており、1932年に第1回大会を開催してから今回で79回目を迎えます。

　本大会は大会内容を収録したDVD教材を使って実施する方式で、参加校は大会期間中に学校行事等に合わせて実施日時を設定できます。また、国内だけでなく海外からも参加可能です。大会では小学生に歯と口の健康に関する「気づき」を与え、健康意識を育むことに重点を置き、実習を交えて楽しく歯と口の健康の大切さを学べる場としています。

■オーラルケア習慣を身につけることで“継続することの大切さ”を学ぶ

　生涯にわたって健康な歯を保つには、子どもの頃から正しいオーラルケア習慣を身につけることが大切です。大会では「歯と自分をみがこう！」をテーマに、明海大学学長安井利一先生監修のもと、健康な歯ぐきの見分け方や自分に合ったセルフケア方法などの学習を通じて「予防歯科」の理解と浸透を図るとともに、オーラルケアを習慣化することで“継続することの大切さ”を学びます。

　また、本大会では、新しい生活様式に合わせた実施形態として、実習部分は参加校の状況に応じて実施できるよう情報提供を図り、飛沫予防を考慮した歯みがきの実施についても紹介しております。

DVD教材の映像を大会ホームページにて視聴することで、大会で学んだ内容を復習できるとともに、ご家庭で実習を行うことが可能です。大会映像をご家庭にてご覧いただくことで、ご家庭の皆様の歯と口、身体の健康にもお役立ていただける内容となっています。さらに、毎日の歯みがきの習慣化とともに自分の夢・目標の実現に向けて、毎日行うことを記入する「未来宣言カード」や、ご家庭でのよりよい歯みがき習慣の実践を支援する保護者向けお便りなど、大会期間中だけでなく年間を通じて活用できるコンテンツを提供し、小学生の望ましい生活習慣の定着をサポートします。

　当社は、今後も『全国小学生歯みがき大会』を健康教育活動として継続的に実施し、日本および海外における小学生の歯と口に対する健康意識を育むための支援の場としてまいります。

＜参考資料＞

◆『第79回全国小学生歯みがき大会』実施概要

・大会期間　：2022年6月1日(水)～2022年6月10日(金)

・プログラム：テーマ「歯と自分をみがこう！」

　　　　　　　監修：明海大学学長　安井利一先生

　　　　　　　【内容】

　　　　　　　・歯ぐきの病気(歯肉炎)について

　　　　　　　・歯の表面についた白くネバネバしたものの正体

　　　　　　　・歯ブラシでみがききれない場所

　　　　　　　・歯みがきの基本とデンタルフロスの使い方

　　　　　　　・大人になっても歯ぐきを健康に保つには