ユビキタス社の無線LANソリューション「Ubiquitous WPS」が パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」に採用  ~デジタルカメラとスマートフォンをワンボタンで簡単にWi-Fi(R)接続~

株式会社ユビキタス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三原 寛司、以下 ユビキタス社)は、無線LAN向けソリューションの「Ubiquitous WPS」が、パナソニック株式会社(以下 パナソニック)から2012年8月23日より発売されているWi-Fi(R)搭載デジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」に採用されたことを発表します。

「LUMIX DMC-SZ5K」(ブラック)
「LUMIX DMC-SZ5K」(ブラック)

スマートフォンやソーシャル・クラウドサービスの爆発的な普及を受けて、ユーザーの写真の楽しみ方が変化し、スマートフォンなどで気軽に撮影した写真をSNSやブログなどにアップしてシェアすることで、個人の表現や友人・家族との思い出の共有手段として一般化してきています。
こういった背景のもと、デジタルカメラで撮影した、より高解像度で表現の優れている写真を共有したいというユーザーの要望が強くなってきており、デジタルカメラをインターネットに接続して簡単に共有できる機能が求められるようになりました。このためパナソニック様では、いかにデジタルカメラ本来の機能性を損なうことなく、またユーザーに意識させない簡単操作で、インターネット接続手段として、Wi-Fi(R)対応の無線LAN機能の実装を実現できるかがキーとなっておりました。

パナソニック様ではデジタルカメラ製品「LUMIX DMC-FX90」で、すでにユビキタス「WPSエンローリー」機能をご採用いただいておりましたが、今回新たに、新製品のデジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」にユビキタス「WPSレジストラー」機能を追加搭載いただきました。これにより、従来は煩わしいPIN入力などが必要であった設定作業無しに、ワンボタンのみで簡単にWi-Fi(R)対応の無線LANネットワークを使ったデジタルカメラとスマートフォンとの接続を可能にしました。
また、デジタルカメラの限られたCPUメモリーリソースの中で、かつ非常に短い開発期間の中で、ユビキタス社の通信関連の技術開発力と、通信モジュールメーカー様と密接な協業関係のもと実装を実現できたことで、パナソニック様から継続して採用されました。

ユビキタス社は、2012年11月14日(水)~16日(金)にパシフィコ横浜にて開催されるEmbedded Technology 2012(組込み総合技術展) ユビキタスブース(ブース番号:B-26)においてユビキタスの無線LANソリューションをはじめとした各種製品の展示、デモンストレーションを行います。

今後もあらゆる機器向けに「小さく」「軽く」「速い」無線LAN関連ソリューションをご提供してまいります。


■「Ubiquitous WPS」について
「Ubiquitous WPS」は、無線LANの標準規格策定団体Wi-Fi Alliance(R)が定めるWPSの最新規格「WPS 2.0」にいち早く対応した組込み用ソフトウェア製品です。「WPS 2.0」の標準化により、「WPS 2.0」に対応する無線LAN接続機能を備えた家電製品、デジタルカメラ、ゲーム機、オーディオ機器などでの採用が加速しております。また、ユビキタス社では「WPS エンローリー」と「WPS レジストラー」いずれの実装にも対応できる開発キット(SDK)が提供可能です。


【参考リリース】
ユビキタス社の無線LAN・スマートフォン対応ネットワーク技術がパナソニックのWi-Fi搭載デジタルカメラLUMIX DMC-FX90に採用
http://www.ubiquitous.co.jp/news/?p=4283

「Ubiquitous WPS」は、コードサイズが非常に小さくパフォーマンスに優れ、ROM/RAMサイズの限られた組込み機器でもOSを問わず容易に組込みできるように設計されており、非常に短期間で実装することが可能です。これにより、極めて小型化されたデジタルカメラにおいても十分なパフォーマンス性能と設定の利便性を実現し、Wi-Fi(R)接続で実現する多彩な機能に貢献しております。
ユビキタス社においては、今後も多種多様な製品への「Ubiquitous WPS」の採用に向け品質向上に努めてまいります。


■デジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」について
「LUMIX DMC-SZ5」では、スマートフォンには不可能である、手ブレを抑えた高画質な写真を撮影できる他、LUMIX本体に搭載されたWi-Fi(R)によって、スマートフォン用アプリケーション「LUMIX LINK ver.2」と連携し、使い慣れたスマートフォンから簡単にLUMIXを操作することができます。
これにより、撮影した写真、動画をスマートフォンへ簡単に保存することや、スマートフォンを使ったワイヤレスでの写真撮影、SNSへの簡単アップロード、位置情報の記録など、様々な機能が利用できます。
さらに、本体背面のWi-Fi(R)ボタンを長押しするだけで簡単にスマートフォンとWi-Fi(R)接続が可能です。

また、本製品と無線LANアクセスポイントとWi-Fi(R)接続設定するだけで、事前に設定したパソコンやAV機器にパナソニックの運営するクラウド共有サービス「LUMIX CLUB PicMate」の新機能「LUMIX CLUB クラウド同期サービス」へ充電時に自動で写真を転送できる「おまかせ画像転送」機能が利用できます。


■「LUMIX DMC-SZ5K」(ブラック)
http://www.atpress.ne.jp/releases/31355/1_1.jpg

■「LUMIX DMC-SZ5W」(ホワイト)
http://www.atpress.ne.jp/releases/31355/2_2.jpg


・「Ubiquitous WPS」の詳しい内容に関しましては、ユビキタス社ホームページをご覧下さい。
http://www.ubiquitous.co.jp/products/middleware/wpa-wps/

・パナソニック デジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ5」の詳しい内容に関しましては、下記パナソニックのホームページをご参照ください。
http://panasonic.jp/dc/sz5/

※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。


■WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは
WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは、煩雑な無線LANの設定を、一定の文字列(PIN code)入力や、接続する無線LANアクセスポイントと機器間で、同時にボタン(Push)を押すなどの行為により、簡単に行えるようにするために、Wi-Fi Alliance(R)が標準化、機器が対応することで異なるメーカー間の機器であっても接続が可能になることを目的としたものです。
WPSに対応していない機器が無線LANアクセスポイントに接続しようとした場合、アクセスポイントに関する情報(SSID、パスフレーズ、暗号方式)といった非常に難しい情報を選択、入力する必要があります。このため、例えば入力手段や表示手段のない組込み機器で無線LAN機能を搭載する場合、WPSがないと、設定方法が非常に煩雑になり、またはパソコンなどの機器と一度接続し、設定をするなどの操作が必要となります。
WPSに対応することにより、組込み機器であっても容易に無線LAN機能の搭載が可能となる、非常に重要な機能となります。


■株式会社ユビキタス(証券コード3858)について
ユビキタス社は、2001年に創業された組込み機器向けを中心としたコンピュータソフトウェアの開発・ライセンスを行う企業です。ユビキタス社会において必要となる、ネットワーク関連(ホームネットワーク関連・暗号技術を含む)、データベース、システムの高速起動技術などの多数のソフトウェアを提供しております。他と差別化された製品群で、ユビキタス社会の要請に応えます。

商号 : 株式会社ユビキタス
設立 : 2001年5月7日
代表者: 代表取締役社長 三原 寛司
資本金: 5億6,693万円
本社 : 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル20F
URL  : http://www.ubiquitous.co.jp/


■投資家の皆様へ
本プレスリリースは、ユビキタス社の定性的な業務進捗をお知らせするためのものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。ユビキタス社の業績・経営指標の進捗・予想に関しては、取引所開示情報である、決算短信・マイルストーン開示などをご参照ください。

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