コープ共済連(日本コープ共済生活協同組合連合会、代表理事理事長：和田 寿昭)は、新型コロナウイルス感染症関連(1)でお支払いした共済金額が累計175億円を超えましたことを報告します。

また、新型コロナウイルス感染症におけるコープ共済連の取り組みと、組合員からの「ありがとうの声」をご紹介します。

＝＝＝＝＝＝新型コロナウイルス感染症関連での共済金支払金額について＝＝＝＝＝＝

新型コロナウイルス感染症関連で2020年度～2022年5月20日までにお振込みした共済金支金額が累計175億円を超えました(表1参照)。

【表1：支払金額の推移】※5月20日振込分まで

月度別でみると、第6波で罹患した方々の請求が多く発生したことで2022年3月度から支払金額が大きく伸びました(表2参照)。2022年度の支払共済金額は、総額210.9億円(2)となる見込みで、組合員の皆様の共済掛金によって、新型コロナウイルス感染症で治療を受けられた多くの方々にお役立ちすることができ、助け合いの輪が広がりました。

【表2：月度別支払金額の推移】(単位：円)

なお、共済金の請求数増加に伴い、お電話でのお問合せも大幅に増加したため、オペレーターの増員や、臨時コールセンターを2か所設置する等の対応を行いました。あわせて、新型コロナウイルス専用受付サイトによりWeb上での請求受付を積極的に推進し、お問合せ窓口のひっ迫を防ぐことで、コロナ禍においても安定した共済金支払を継続することができました。

コープ共済連は、今後も共済事業を通じて、組合員の皆様のくらしに寄り添ってまいります。

(1)新型コロナウイルス感染症と診断され、入院あるいは医療機関等の指示により自宅または病院と同等とみなせる施設で療養された場合は、医師による治療期間の証明書などによって、陽性となったPCR検査の実施日を入院開始日として入院共済金の対象として共済金をお支払いしています。共済金の支払可否につきましては、ご提出いただいた書類をもとに審査させていただいています。なお、今後の感染動向や医療情勢の変化等により支払基準が変更になる可能性もございます。

(2)今後の感染動向や医療情勢の変化等により見込み額と大きく変わる可能性があります。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝組合員からの「ありがとうの声」をご紹介＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

新型コロナウイルス感染症関連への共済金支払いに対し、多くの組合員から感謝のお言葉をいただきましたので、一部抜粋してご紹介します。組合員からの「ありがとうの声」は、コープ共済連および全国の会員生協にとって貴重な助言、そしてこのコロナ禍においては心の励みとなっております。

・息子が学校で新型コロナウイルスに感染し自宅療養になりました。夫は、リモートワークができましたが私は接客業なので1か月近く仕事を休みました。大きく収入が減り困りましたが、共済金をいただけたのでとても助かりました。加入していて本当に良かったです。ありがとうございました。

・自宅療養とホテル療養で食料品や衛生用品等、予想外の出費が膨らんで困りました。回復後、新型コロナウイルス感染での病院以外での療養も共済金の請求対象だと聞き驚きました。担当者の方も優しくて、必要書類をわかりやすく説明してくださって請求も簡単でした。本当にありがとうございました。

・新型コロナウイルス感染による自宅療養で共済金をお支払いただけるなんて…半信半疑で共済金請求手続きをしました。想像もできないくらいの迅速なご対応には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

・新型コロナウイルスに感染し濃厚接触者期間から長い期間仕事ができない状況になりました。自宅療養で不安もありましたが生活費の不安も大きく、共済金について問い合わせしました。必要書類が届くのも、共済金の支払いもとても早くありがたかったです。病気やケガで不安になる時の早い対応は本当に助かります。ありがとうございました。

補足：2021年度決算におけるＣＯ･ＯＰ共済の契約者割戻しについて

ＣＯ･ＯＰ共済では、剰余金の一部を契約者へ割戻金として還元しています。割戻率は、共済金のお支払い状況等により毎年度の決算に基づき変動します。

2021年度においては、前述の通り、若年層を中心に共済金が大幅に増加した影響で、《たすけあい》ジュニアコースを中心に割戻金が例年より少なくなる見込みです。何卒ご理解いただけますと幸いです。

新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、

ＣＯ･ＯＰ共済オフィシャルホームページにてご確認ください。

URL： https://coopkyosai.coop/coronavirus/

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