転職コンサルタント175人に聞いた「転職後の年収」実態調査―...

転職コンサルタント175人に聞いた 「転職後の年収」実態調査 ―『ミドルの転職』ユーザーアンケート―

77%が「人材紹介サービスを通じた ミドルの転職は年収が上がるケースが多い」と回答。 転職後に年収が上がる人が多い業種、第1位は「IT・インターネット」。 コロナ禍を経て順位が変動。

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「転職後の年収」についてアンケートを行ない、175名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

調査結果 概要

★ 77%が「人材紹介サービスを通じたミドルの転職は年収が上がるケースが多い」と回答。

★ 転職後の年収が上がるケースは「採用難易度が高いポジションへの転職」、年収が下がるケースは「大手企業から中小企業への転職」。

★ 転職後に年収が上がる人が多い業種、トップ3は「IT・インターネット」、「メーカー」、「コンサルティング」。コロナ禍を経て順位が変動。

★ 転職後、年収が上がる人が最も多いのは40代前半。

調査結果 詳細

1:77%が「人材紹介サービスを通じたミドルの転職は年収が上がるケースが多い」と回答。(図1)

転職コンサルタントに「ミドルの転職では、転職後に現在よりも年収が上がる人と下がる人では、どちらが多いですか?」と伺うと、77%が「上がる人のほうが多い」(上がる人のほうが多い:27%、どちらかと言うと上がる人のほうが多い:50%)と回答しました。

 

【図1】ミドルの転職では、転職後に現在よりも年収が上がる人と下がる人では、どちらが多いですか?


2:転職後に年収が上がるケースは「採用難易度が高いポジションへの転職」、年収が下がるケースは「大手企業から中小企業への転職」。(図2、3)

「ミドルの転職者は、どのようなケースで転職後に年収が上がる(下がる)ことが多いですか?」と伺うと、年収が上がるケーストップ3は「採用難易度が高いポジションへの転職」(58%)、「業績好調な業界への転職」(48%)、「役職が上がる転職」(44%)でした。一方、年収が下がるケースは「大手企業から中小企業への転職」(49%)が最多でした。

 

【図2】ミドルの転職者は、どのようなケースで転職後に年収が上がることが多いですか?(複数回答可)


【図3】ミドルの転職者は、どのようなケースで転職後に年収が下がることが多いですか?(複数回答可)


3:転職後に年収が上がる人が多い業種、トップ3は「IT・インターネット」、「メーカー」、「コンサルティング」。コロナ禍を経て順位が変動。(図4~9)

転職後に年収が上がるミドルの特徴を伺いました。業種の第1位は「IT・インターネット」(46%)、第2位は「メーカー」(40%)、第3位は「コンサルティング」(28%)でした。2019年同調査より、第1位と第2位の順位が逆転し、2019年では第4位だった「コンサルティング」が今年新たに上位3位にランクインしました。一方、転職後に年収が下がる人が最も多い業種は「メーカー」(49%)でした。


職種の第1位は「経営・経営企画・事業企画系」(44%)、第2位は「技術系(IT・Web・通信系)」(35%)、第3位は「営業・マーケティング系」(28%)でした。2019年の同調査と比較すると、第2位と第3位の順位が逆転しています。業種と照らし合わせても、コロナ禍によりDX化が加速し、関連する人材需要が高まっていることが伺えました。一方、転職後に年収が下がる人が最も多い職種は「営業・マーケティング系」、「事務・管理系」(それぞれ37%)でした。


役職の最多は「課長クラス」(67%)で、次いで「部長・次長クラス」(63%)、「主任・係長クラス」(43%)が続き、2019年同調査と同じ並びとなりました。年収が下がる人の最多は「役職なし」(45%)でした。

 

【図4】ミドルの転職では、転職後に年収が上がるのは、どのような業種の人が多いですか?(複数回答可)


【図5】転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの業種をそれぞれ教えてください。(複数回答可)


【図6】ミドルの転職では、転職後に年収が上がるのは、どのような職種の人が多いですか?(複数回答可)


【図7】転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの職種をそれぞれ教えてください。(複数回答可)


【図8】ミドルの転職では、転職後に年収が上がるのは、どのような役職の人が多いですか?(複数回答可)


【図9】転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの役職をそれぞれ教えてください。(複数回答可)


4:転職後、年収が上がる人が最も多いのは40代前半。(図10、11)

「ミドルの転職では、転職後に年収が上がるのは、どのような年齢層の人が多いですか?」と聞くと、最多は「40代前半」(71%)でした。以降、「40代後半」(上がる場合:43%/下がる場合:31%)、「50代前半」(同:15%/53%)、「50代後半以降」(同:4%/55%)となり、40代前半をピークに、年収が上がる人が減っていることが分かりました。転職コンサルタントに聞いた、年収アップが実現できるミドルの傾向も紹介します。

 

【図10】ミドルの転職では、転職後に年収が上がるのは、どのような年齢層の人が多いですか?(複数回答可)


【図11】転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの年齢層をそれぞれ教えてください。(複数回答可)


年収アップが実現できるミドルの傾向

・プレイヤーとしてしっかり実務を積んだ上でマネジメントができる方。「実務面を含めて若手の育成ができるか」という点をマネジャーに求める企業が多く、20~30代と経営層の橋渡しができ、組織の底上げができる方は、処遇面において交渉力がある。反対に「コンサルティングはしていたが実務の経験がない」となると、事業会社としては評価してもらいにくい。確実な実務力が、現職以上の給与を引き出すうえでは必須。


・様々な世代のマネジメントができる方。特に自分より年齢の高いシニア層の円滑なマネジメントができる方。若い世代にトップダウンで指示を出すだけでなく、年齢や性別を問わず幅広なマネジメント経験がある方だと、マネジャーとしての実力を評価いただきやすい。


・一つの職種一筋で実績を積まれたスペシャリスト。中小企業は特に1名の求職者を大事にする傾向があるため、実績がマッチすれば年収の相談もしやすく年収アップにつながるケースが多い。


・実務経験とマネジメントのバランスが取れている方。また過去の成功体験にとらわれず新しいことにも積極的に取り組む姿勢の方。


・業務推進力があり、恐れず新しいことにチャレンジしている方(新規事業に携わるなど)。


・専門性が高く、急速な社会の変化に対応できる人材。DX関連などの、どの業種でもニーズの高いポジションは争奪戦なので大きな年収アップも可能な状況。一方、業界や職種自体が縮小している場合は、年収アップは難しい。


【調査概要】

■調査方法 :インターネットによるアンケート

■調査対象 :『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用するコンサルタント

■有効回答数:175名

■調査期間 :2022年5月26日~6月2日


ミドル世代に特化した求人情報サイト『ミドルの転職』https://mid-tenshoku.com/


30代・40代を中心とした「ミドル世代」の転職/採用を支援する求人情報サイト。ミドル世代向けの求人を国内最大規模で掲載しており、経営幹部・CxO・部長クラスの募集など年収1000万円を超えるハイクラス求人も豊富です。経験やテクニカルスキルだけでなく、価値観なども重視した精緻なマッチングが求められる30代・40代の転職を、オンラインビデオ面談機能などを搭載した機能的な管理画面でサポート。 転職活動自体の生産性を向上させることで、心的・物理的な負荷を軽減しつつ、入社後の活躍に繋がる転職を支援します。


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