アルファ・ラバル、水素協議会に加盟 水素のバリューチェーン全体を代表する世界約140社のうちの1社に
~持続可能なクリーンエネルギーへの移行を促進~
2022.06.24 10:30
アルファ・ラバルは、水素のバリューチェーン全体を代表する世界各地の約140社のうちの1社として、この度水素協議会に加盟いたしました。水素協議会とは、より良い、より持続可能な未来に向けたクリーンエネルギーへの移行を促進するために、水素を活用することを長期的目標とする企業のCEO主導によるグローバルイニシアチブです。
水素協議会のメンバーは、脱炭素化を加速するための水素ソリューションの開発に取り組んでいます。水素は、未来のエネルギーの展望において重要な役割を担っています。その独自の特性から、水素はエネルギーシステムと輸送や暖房などの最終用途の両方にメリットをもたらす、エネルギー転換のための強力な手段になると考えられています。
アルファ・ラバルは、水素の製造から産業、発電、輸送での利用まで、水素のバリューチェーン全体でのソリューションに取り組んでいます。熱伝達技術は、水素製造、燃料補給ステーション、燃料電池、メタノールやアンモニアの生産を含むPower-to-Xソリューションの中核をなすものです。アルファ・ラバルの独自技術と伝熱の専門知識、そしてグローバルな製造能力は、エネルギー効率と拡張性の高いソリューションを通じて水素経済を加速し、コスト削減と競争力向上を実現するために不可欠なものです。
アルファ・ラバル、トム・エリクソン社長兼CEOは次のように述べています。「私たちは、水素ベースの経済がネットゼロ2050を実現するための必然的な手段であり、これを実現するために技術の展開、拡大、商業化を加速させることが重要であると認識しています。業界の主要なステークホルダーや水素協議会のメンバーと共に、私達は水素技術を商業化するために不可欠なソリューションを開発しています」。
◆アルファ・ラバルについて
アルファ・ラバルは、熱交換、分離、流体移送のテクノロジーで世界をリードしています。約100か国の幅広い業界に対して、エネルギー、海洋、食品・水の分野において、専門知識、製品、サービスを提供しています。プロセスの最適化、環境への責任を果たしながらの成長、進歩を加速させ、お客様のビジネス目標とサステナビリティ目標の達成をサポートします。
アルファ・ラバルの革新的なテクノロジーは、エネルギー効率と熱回収の改善、より良い水処理、温室効果ガスや排ガスの排出削減に活用され、資源の浄化、精製、再利用を通じて、限りある天然資源の有効活用に貢献します。これらを通じてアルファ・ラバルは、お客様、人々、地球のために、その成功を加速させることで、日々世界をより良くしていきます。
アルファ・ラバルの従業員数は約17,900人、2021年の年間売上は409億スウェーデンクローネ(約40億ユーロ)でした。同社はNASDAQ OMXに上場しています。
グローバルサイト: https://www.alfalaval.com
日本語サイト : https://www.alfalaval.jp
◆水素協議会(The Hydrogen Council)について
水素協議会は、クリーンエネルギーへの移行を促進するために、水素に関する統一したビジョンと長期的な野心を持つリーディングカンパニーを集めた、CEO主導のグローバルなイニシアチブです。水素は、世界のエネルギー源の多様化、長期的な経済成長の原動力となるビジネスと技術革新の促進、そして脱炭素化が難しいと言われるセクターの克服に貢献し、世界の脱炭素化の目標達成に重要な役割を果たすと確信しています。
当協議会は、そのグローバルなネットワークを活かし、政府、産業界、投資家間の協力を促進し、世界各地での水素ソリューションの展開を加速させるためのガイダンスを提供していきます。また、大規模な多国籍企業、革新的な中小企業、投資家を含む、20カ国以上に拠点を置く140以上の企業が、水素のバリューチェーン全体にわたって集まり、ビジネス市場としての役割も担っています。
また、水素協議会は、安全基準に関する情報提供や投資家との対話の窓口となると共に、主要地域における規制当局への働きかけの機会も模索していきます。