リストやドビュッシーなど、偉大な音楽家に愛され、世界三大ピアノの1つと称されるC.ベヒシュタインの日本法人、株式会社ベヒシュタイン・ジャパン(代表取締役社長：加藤 正人)は、2023年4月28日(金)-30日(日)に「第4回 ノアン フェスティバル ショパン イン ジャパン ピアノコンクール」を開催、現在、予選参加者を募集しております。

「ノアン フェスティバル ショパン イン ジャパン ピアノコンクール」は、ベヒシュタイン・ジャパンの招聘ピアニストであるイヴ・アンリ教授が主宰する「ノアン フェスティバル ショパン イン フランス」での招待ピアニスト、関連する行事での招待受講生を選考するコンクールです。

このコンクールは、他のコンクールに比較して、「賞品」に最大価値があります。つまり、ノアン賞(優勝者)1名にフランスでのレッスン、ノアンで開催されるショパンフェスティバル＝マスターコースに参加しつつ、世界の著名なピアニストに交じって出演したり、彼らの演奏を間近に聴いたり、という経験ができることです。

フランスのノアン フェスティバルでは、過去にチッコリーニやツィメルマンといった超一流のピアニストが演奏を行っており、2021年には55周年を迎えました。

ベヒシュタイン・ジャパンが主催する「ノアン フェスティバル ショパン イン ジャパン ピアノコンクール」では、参加資格は5歳から年齢上限無しとし、コンクール予選はアンリ教授による動画審査、本選は「ベヒシュタイン・ジャパン セントラム東京(日比谷ザール)」にて公開コンサート形式で開催いたします。

本選出場者の中から選ばれた方は、フランスのノアン フェスティバルでの演奏会や、ショパン・ナイト(古城での演奏等)に参加することができます。この機会に奮ってご応募ください。

ノアン フェスティバル ショパン会長

イヴ・アンリ氏　プロフィール(ピアニスト・作曲家)

イヴ・アンリ教授

11歳でパリ国立高等音楽院の故ピエール・サンカン教授のクラスに入学。13歳の誕生日にはベルリンフィルハーモニーにおいて、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を演奏するなど神童ぶりを発揮。在学中にピアノを含む室内、和声、指揮法など7つのクラスで最優秀を得る。更にアルド・チッコリーニのクラスで研鑽を積む。ロベール・カサドシュ、フランツ・リスト、ロベルト・シューマンなどの各国際コンクールで優勝、入賞を果たす。現在パリ国立音楽院教授。2003年フランス文部省より、「芸術と学問」騎士勲章授与。またフランスのショパンイヤーの貢献をたたえて、ポーランドのグローリア・アルティスを授与される。2011年よりノアン音楽祭会長就任。2015年ショパン国際ピアノコンクールの事前審査員、2015年ポーランド・ショパンコンクールのヤング部門の審査員、2016年にはノアン フェスティバルショパン・インジャパン・ピアノコンクール審査委員長、ドイツ・シューマン国際音楽コンクール審査員を務める。また、「2023年第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」の審査員にもイヴ・アンリ教授が選出された。

【ごあいさつ】

「ノアン フェスティバル ショパンは、フランスで最も古くから始まった音楽祭の1つです。大ピアニストのアルド・チッコリーニによって、1966年に創設されたこのフェスティバルは他に例を見ない音楽祭です。

なぜなら、ショパンが1839年から1846年まで毎夏の数ヶ月間滞在し、傑作の大部分を作曲したフランスの中央部、ノアンのジョルジュ・サンドの領地で開催されるからです。世界中のピアニストにとってこのフェスティバルでショパンを演奏することは、夢の1つでしょう。私どものパートナー、ベヒシュタインと共に企画する『第4回ノアン フェスティバル ショパン イン ジャパン ピアノコンクール』は、優勝してノアンで演奏をするという大きな夢を実現する可能性を提供します。

前3回のコンクールでは、非常に才能あるピアニストたちがこの夢を実現しました。私はそれに貢献できたことをとても幸せに思っています。

今回もまた、非常に優秀な候補者がこのコンクールに出場なさることを確信しています。彼らが素晴らしいチャンスを得られ、2023年にお会いできることを祈っています。」

イヴ・アンリ

■日程・会場

予選受付締切　　2022年12月17日(土)　締切当日消印有効

本選出場者発表　2023年1月21日(土)予定

　　　　　　　　予選参加者全員に文書にて通知、

　　　　　　　　ベヒシュタイン・ジャパンホームページにて結果発表掲載

本選　　　　　　2023年4月28日(金)、29日(土)B部門(一般部門)、

　　　　　　　　30日(日) A部門(ピアノ演奏家部門)

本選会場　　　　ベヒシュタイン・ジャパン セントラム東京(日比谷ザール)

　　　　　　　　※A・B部門共に本選終了後、会場にて入賞者を発表

■部門及び参加資格

1. A部門(ピアノ演奏家部門)

2. B部門(一般部門)

■審査方法

1. 予選 DVD録画による審査　審査員：イヴ・アンリ

2. 本選 公開コンサート形式 審査員長：イヴ・アンリ 他4名

会場：ベヒシュタイン・ジャパン セントラム東京(日比谷ザール)

　　　(東京都千代田区有楽町1-5-12 日比谷マリンビルB1F)

■本選審査員 (予定)

イヴ・アンリ(ピアニスト、作曲家、パリ国立音楽院教授、2015年ショパン国際ピアノコンクール事前審査員、2016年R.シューマン国際ピアノコンクール審査員、「2023年第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」審査員)　他

■表彰・賞

各カテゴリーの中で1位から3位を表彰し、表彰状およびトロフィーを授与いたします。

また特別賞は以下とします。

1. ノアン賞：該当部門　A部門より1名

ノアン フェスティバル ショパン フェスティバル(公開マスタークラス受講と演奏)参加の権利

日程：マスタークラス　2023年7月21日、22日、24日、25日

　　　修了コンサート　2023年7月26日

会場：ノアンのジョルジュ・サンドの館近くの羊小屋ホールおよび

　　　ラ・シャトルのモーリス・サンド劇場

※フランスまでの渡航費は自己負担となります。期間中フランス国内旅費、ノアンでの宿泊費・食費は主催者負担です。

2. ショパン・ナイト賞：該当部門　A部門およびB4部門より1名

ショパン・ナイトでのコンサート演奏(45分間)

ノアンで開催されるショパンの命日を偲ぶコンサートの参加権利。

日程：2023年10月14日

会場：アルス城／ノアン近辺で開催

※フランスまでの渡航費は自己負担となります。期間中のフランス国内旅費、宿泊費・食費は　主催者負担となります。

3. ノアンパスポート賞：該当部門　A部門およびB部門より1名～3名

ノアン フェスティバル ショパン イン フランス2023のフリーパスポート 贈呈

4. ベヒシュタイン・サロン賞：該当部門　A部門および B部門より2～3名程度

ベヒシュタイン・ジャパン セントラム東京(日比谷ザール)でのイヴ・アンリ教授レッスン1コマ無料受講の参加権利

予定時期：2023年秋以降

※尚、保護者や同伴で、受賞者と上記旅行に参加希望される場合は、全てその方自身のご負担となります。

フランス・ノアン・アルス城

■お申し込みの流れ

当コンクールの参加申込書と要項は、2022年7月8日(金)よりベヒシュタイン・ジャパンホームページよりご入手いただけます。

また、店頭での配布は2022年7月15日(金)より開始いたします。

ベヒシュタイン・ジャパンホームページ： https://www.bechstein.co.jp

・主催　株式会社ベヒシュタイン・ジャパン

・協賛　Nohant Festival Chopin in France

・後援　C. Bechstein Pianofortefabrik AG(ドイツ・ベヒシュタイン本社)

　　　　公益財団法人 日本ピアノ教育連盟

　　　　一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

■要項のご請求・申込書送付先・お問合せ先

・株式会社ベヒシュタイン・ジャパン本社ショールーム(水曜定休)

〒157-0061　東京都世田谷区北烏山9-2-1

担当　： 泰田・白川

TEL　 ： 03-3305-1211

FAX　 ： 03-3305-9931

E-mail： competition@bechstein.co.jp