ライセンシングジャパン・台湾パビリオン開幕 文策院TAICCA 日台開発協力を推進 台湾を代表する10のキャラクターを日本へ
2022.07.01 15:30
グラッドライン合同会社(所在地:国立市西)と友金通商株式会社(所在地:千代田区富士見)は、6月29日から7月1日まで開催される第12回「ライセンシングジャパン」内で、文化内容策進院(文策院:TAICCA)が開催する“台湾コンテンツアイランド”がテーマの台日「台湾オンライン展覧会-台湾パビリオン」にて、日本のキャラクター・アニメ業界のシニアエキスパートを招き台湾がPRする代表的なオリジナルキャラクターを10点発表し、音響と音楽演出についての商談を行います。
文化内容策進院(文策院:TAICCA)
今回、台湾パビリオンでは、代表的なオリジナルキャラクター10種類を紹介します。
ミッキーマウス&マジンガーZのライセンスを持つ反抗的な世界観を表現するグラフィティ・アーティストによる「バウンス(BOUNCE)」。台湾全土の百貨店や流行のアパレルで年商5,000万元を超えるフレンチブルドッグの「レイジー・マル(LAZY MARU)」。2021年の台湾文化創意デザイン博覧会で文創精品賞を受賞したイラストキャラクターで、人の悩みを聞いて抱きしめることでその人の食べ物の記憶が伝わり、それが旅を続ける動力になるという「リトル イエロー スタジオ」。23の国際的なアニメーション賞で評価され、フランス、アメリカ、スペイン、イタリア、オランダなど10カ国以上でベストセラーとなった絵本「ミミ(MiMi)」。台湾のペット界でもっとも知られているイラストであり、100万フォロワーを持つ第58回アジア太平洋映画祭親善大使の「MYDEERDOGリトとルー」。華文文化圏で最も影響力のある教育プラットフォーム「親子天下」傘下の生物科学コミックで30万部突破した未来の世界から来た動物刑事「ダックビル(Duckbill)」。アジア各国で400以上の共同ブランドライセンスを取得し、日本とアニメーションを新たに開発した台北メトロの宣伝大使「もちにゃん(majimeow)」。台湾タイガーエアーのイメージキャラクターを3年間務め、遠くNGC6543キャッツアイ星雲から来たという「KURORO 宇宙探検隊(Kuroro Space Cat)」。アニメの第1シリーズも完成し、台湾の屋台料理である小吃(シャオチー)の具材を擬人化したキャラクター「ルササ(LUSASA)」。そして、東京駅やBOOK1などでポップアップショップを開催した、生態系と環境を守る保育動物の「タイワニマ(TAIWANIMAL)」です。児童書、アニメ、イラスト、キャラクターインフルエンサーなどをカバーしています。文策院では台湾でオンラインによってクライアントのビジネスチャンスを支援し、国を越えた商談の距離と言語の壁を軽減する訳サービスをも提供します。会期中、出展者は台湾コミックスベースにおいてリモートで海外バイヤーとオンライン商談を行うことができます。
昨年のライセンシングジャパンでは、台湾から、もちにゃん、ルササ、Kuroro、タコクマ...などの多くのキャラクターが出展され、日本のライセンスビジネス業者との契約、出版代理、そして、日本のアニメ製作会社との投資等と多くの商談がまとまりました。今回、文策院はこのほかに、53の台湾ブランド作品を「台湾コンテンツアイランド」の公式サイト上で共同プロモーションを行い、ライセンシングジャパンにおける台湾のコンテンツの露出を広げていくことで、より多くの台湾のキャラクターのIPエネルギーを国際市場にアピールしていきます。
文策院では、テレビアニメのIPの共同制作を進めるため、資格審査をパスしたパートナーに、最大30%までの制作投資またはマーケティング支援を行う「国際共同投資プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトに加え、業界人脈を提供し、日本の関係者と台湾での国際共同制作のマッチングを支援することで、国境を越えた優れた作品の制作を加速させていきます。
2022 TAICCA「Taiwan Content Island」WEB: https://taiwancharacter.taicca.tw/
TAICCA MOU PROJECT : https://ticp.taicca.tw/en/
台湾コンテンツアイランド