「補助金を巡る意識改革が必要」 Meiji.net インフォメーション vol.251

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「補助金を巡る意識改革が必要」

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概要

企業や団体、個人などに対して、国や地方自治体などは様々な補助金を出しています。しかし、それが適切に使われていないという指摘があります。それはなぜなのか。補助金は貰って「終わり」ではなく、受け取ることが「始まり」だという意識改革が必要ではないか。この話題について詳しく解説します。


ポイント

■「財務会計」を研究分野とする石津寿恵教授が執筆。

■国や地方自治体などが出す補助金について解説。目的に適った用い方がなされていないのは、補助金を受け取ることに意識が集中していることだと指摘。一般企業や独立行政法人、アメリカなどの補助金の会計処理の違いについて論述するとともに、補助金を受け取る側は貰って終わりではなく、受け取ることが始まりだと捉えてその役割を果たしていく必要があると提言。


■記事構成

補助金を巡る意識改革が必要

● 後を絶たない「補助金不正」

● 国際会計では、補助金は「負債」

● 補助金の使われ方に私たちはもっと関心を持つべき


執筆教授プロフィール

石津 寿恵(明治大学 経営学部 教授)

■研究分野:財務会計

■研究テーマ:多様な主体の財務会計におけるアカウンタビリティーとディスクロージャー

■キーワード:独立行政法人、非営利組織、財務会計、補助金、負債

■主な著書・論文

『公法・会計の制度と理論』(編著・中央経済社・2022年)

『地方公共団体の公会計制度改革』(共著・税務経理協会・2021年)

『損益計算と情報開示(七訂版)』(共著・白桃書房・2010年)




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