遺品がキッカケ！？着物生活が静かな人気！和服好きが集う会が100回目で記念パーティー開催

2022.07.13 13:00

オーダーメイド着物の仕立てを行う、着物仕立ひらやま(所在地：神奈川県川崎市中原区木月1-32-3、代表：平山留美)が、2022年7月16日(土)に100回目となる、着物好きが集う「ひらやま談話室」と「100回記念パーティー」を開催します。

【遺品をキッカケに着物生活へ】

遺品整理で手放す際の困りものの1つに着物があります。高い値段で買っただろう着物が、売るときは二束三文、売ることをやめタンスに眠らせていることも。「コロナ断捨離」で家の整理を進める人が急増する中、タンスの奥にしまっていた着物と再び向き合い、袖を通してみようと着物デビューする人もいます。

経済産業省の「消費者に対するきものアンケート(平成26年実施)」によると、着物を着ない理由は「着付けができない」が1位となっています。一方で、冠婚葬祭といった儀式以外の時にも、自分磨きのファッションとして着用したいという意見も多数ありました。平山留美のきものサロンには、着物を普段着として生活する人の常連が多く、洋服より着物の方が楽であることや外出先でも特別感を味わえるなど、着物生活で優雅な時間を過ごしています。

仕立ての相談を受ける平山留美

【オーダーメイド着物を実現】

平山留美のきものサロンは、一風変わった着物屋さんで、着物の仕立てやお直しをする和裁士である平山留美が、直接お客様の対応をします。一般的には、着物を購入する場合、呉服屋で反物を決め、呉服屋の下請けとして和裁士が着物へ仕立てます。親の遺品である着物のお直しをする場合などでも、技術職である和裁士と直接やり取りすることはありません。和裁士である平山が直接お客様とやり取りすることで、「オーダーメイド着物」を実現することができるため、着物生活を送る方々から人気があります。コロナ禍で着物販売店である呉服屋が閉店していく中でも、コロナ断捨離で見つかった遺品の着物のお直しなどの依頼が続きました。

着物は洋服と違い、親と体型が違ってもお直しで自分サイズに出来ることも魅力です。また、着物の着こなしで1番気になるという声が多いのが、胸元に出来る皺です。平山留美のきものサロンでお直しした着物は、着付けで綺麗に着ることに頼らず、簡単に着るだけなのに丈が合い、皺も寄りにくく、着やすいと評判です。

お客様が気になっている胸元の皺をチェック

平山留美企画「着物でお出かけ」の様子

【着物好きが集う会も100回目】

平山留美のきものサロンは、お客様と平山が直接話せるため、お客様の声から始まった様々なサービスも充実しています。様々な呉服屋も行っている「着付け教室」はもちろんのこと、「浴衣の裁縫体験講座」と「自分で縫った浴衣を着て出かける会」、「着物でランチ会」など、着物生活をする人たちが集い楽しめる企画を提供しています。そして、これから着物デビューしたい方や、着物デビューしたばかりの初心者さんから上級者さんまで、様々な方が集まる「ひらやま談話室」が、100回目を迎えます。談話室に来るお客様は、着物に関する相談がある人、講座の宿題をする人、ふらっと立ち寄る人など、様々な方がいます。2022年7月16日(土)には、「第100回ひらやま談話室」の開催後、「100回記念パーティー」も開催します。

平山留美は、東京都からも「東京都優秀技能者(東京マイスター)」として認定されており、先日行われた東京キモノショーの「和裁職人大賞」でも星二つを獲得した、伝統技術の継承者です。着物を愛する者として「着物で困ったら平山留美のきものサロンで解決できる」をモットーに、着物生活をする人の支えになれたら嬉しいです。