株式会社医薬情報ネット(JMDCグループ) 製薬・医療機器メーカー向け チャットボット「Pharma Bot(ファーマボット)」を提供開始
~ 製薬・医療機器メーカーと医療従事者間の デジタルコミュニケーション促進を支援 ~
2022.08.10 15:00
株式会社JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:松島 陽介、以下「JMDC」)の子会社である株式会社医薬情報ネット(本社:東京都千代田区、代表取締役:金子 剛章、以下「医薬情報ネット」)は、製薬・医療機器メーカー向けチャットボット「Pharma Bot」( https://pharmabot.pin-japan.com/ )の提供を開始いたしました。
Pharma Bot ロゴ
「Pharma Bot」には、医療従事者の製品・製剤に関連する質問(薬剤の用法及び用量、効果又は効能等)に回答するチャットボット「Pharma Bot」と、製薬・医療機器メーカーの社内規定やプロモーションコードの確認にご利用いただける「Pharma Bot for Office」の2種類の機能があります。「Pharma Bot」にはAIエンジンとして、幅広い業種・業界でAIチャットボットの導入実績を持つネオス株式会社の「OfficeBot」を搭載しています。
サイトイメージ
■「Pharma Bot」の特徴
1. 簡単導入
・初期設定に必要なFAQシナリオは「質問テンプレート」を用意
想定される医療関係者からの質問テンプレートを事前に用意しており、別途FAQシナリオを作り込むことなく導入が可能です。
・「ドキュメント学習機能」で、既存の資料から質問に回答が可能DI等の製品・製剤に関連するドキュメントをアップロードすることで、BOTがドキュメント内から必要な情報を探して回答します。
・タグの埋め込みで導入可能
Webサイト等への導入も、「Pharma Bot」のタグを埋め込むだけで反映が可能です。
2. 医学用語対応
医学用語11万語のシソーラス辞書の登録が可能です。表記ゆれや同意語等、医学に関連する類義語を登録することで、医療関係者からの質問と回答のアンマッチを防ぎます。また、同意語を含むことで、限られたFAQシナリオからでも回答の幅を広げることができます。
3. 回答精度を改善しながら運用
入力された質問にうまく回答できていないアンマッチワードを抽出し、FAQシナリオを追加することで、回答精度を改善しながら運用することができます。FAQシナリオの改善は学術に精通したメディカルライターが担当します。
■「Pharma Bot」開発の背景
コロナ禍、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進といった社会環境の変化で、医療現場と製薬企業をつなぐデジタルコミュニケーションの重要性が高まっています。多忙な医療関係者が、情報取得の際にストレスを感じることなく、欲しい情報を欲しいタイミングで、すぐに取得できることが望まれる中で、製薬業界では医療関係者への情報提供手段、コミュニケーションチャネルの再考を迫られています。医薬情報ネットは、医療コミュニケーションの課題を解決するメディカルコミュニケーションカンパニーとして、医療関係者と製薬・医療機器メーカー間のコミュニケーションツール、「Pharma Bot」を提供するに至りました。「Pharma Bot」では、これまでチャットボットで課題となっていた導入時のFAQシナリオの制作コストを自動で生成することにより圧縮し、医療関係者からの複雑な質問に対応できるよう医学用語を導入しています。
■「Pharma Bot」の利用シーン
利用シーン
■「Pharma Bot」に関するWebinar
医薬情報ネットでは、製薬・医療機器メーカー向けメディア「Medinew」にて、Webinarを定期的に実施しております。「Pharma Bot」やチャットボットに関するWebinarも実施しておりますので、ぜひ、ご参加ください。
Webinarの確認・お申し込みは、以下のURLをご参照ください。
URL: https://medinew.jp/seminar
■今後の見通し
JMDCグループでは、ヘルスケア業界の多様なデータを結集し社会に還元すること通じて、日本の医療の発展を支援しています。今後も引き続き、当社グループ固有のヘルスデータを用いたサービスの開発および提供を通じて、ヘルスケア業界における新たな価値の創出を目指していきます。
【株式会社医薬情報ネットについて】
製薬企業、医療機器メーカー等の医薬品・医療業界のマーケティング支援を手掛ける企業として1995年に設立。「データベース事業」「医療用医薬品マーケティングサポート事業」「メディア事業」を展開しています。近年は、データやデジタルテクノロジーを活用したコンサルティングやコンテンツクリエイティブに注力。2020年10月に株式会社JMDCのグループ企業として参画。
URL: https://www.pin-japan.com/
【株式会社JMDCについて】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして2002年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ分析集計技術を有しています。8億1,000万件以上のレセプトデータと3,700万件以上の健診データ(2022年3月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年齢)や健康増進を目的としたWebサービス(Pep Up)など、医療データと解析力で健康社会の実現に取り組んでいます。
【ネオス株式会社について】
JNSホールディングス株式会社の子会社として、情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発事業を展開。「TechnologyとContentの融合による新たな価値の創出」を理念に掲げ、顧客ニーズを実現するサービスデザイン力と、専門的分野における知見や技術力・クリエイティブ力などを強みに、より便利で豊かな社会の実現に向けたサービスを提供しています。
【JNSホールディングス株式会社について】
グループ会社にハードウェア・ソフトウェア・コンテンツを網羅する事業会社を保有する強みを活かし、3つの事業を展開。2004年設立、東証プライム上場。
<グループ事業内容>
・コネクテッドソリューション事業: 深センのサプライチェーンを活用した
コネクテッドデバイスの企画/開発/製造と
デバイス・クラウド・
ネットワーク一体型ソリューションを提供
ビジネスイノベーション事業 : ソフトウェア開発、
システムインテグレーション、AI、
クラウド技術等を・活用した
ビジネスイノベーションを実現する
ソリューション&サービスを提供
・ライフデザイン事業 : 知育・教育、健康、マネー、
エンターテインメント等における
デジタルテクノロジーを活用した
ライフデザインサービスを提供
URL : https://www.jns.inc/