アールエスコンポーネンツ、第1四半期の決算を発表 好調な業績...

アールエスコンポーネンツ、第1四半期の決算を発表  好調な業績が続く中、市場シェアを拡大し買収を実施

電子部品・FA制御機器等の産業機材などの通信販売事業を展開する、アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人本社:神奈川県横浜市、代表取締役:春原 守利)の英国本社は、2022年6月30日を期末とする第1四半期の決算を2022年7月7日(木)に発表しました。



最高経営責任者(CEO)、Lindsley Ruth(リンズレイ・ルース)のコメントは以下のとおりです。

「売上は引き続き好調です。業界をリードする製品の供給力、注文のしやすさ、顧客サービスにより、当グループの差別化された価値提案がお客さまに支持され続けています。優れた戦略と財務基盤を持ち、企業文化が合う、質の高い企業を買収することによって、有機的成長を加速させるというのが私たちの戦略です。タイのdomnick hunter-RLを当グループに迎えたことで、アジア太平洋地域で提供する製品・サービスソリューションが強化されるだけでなく、クロスセリングによる相乗効果を通じて価値が創出されるものと期待しています。

困難なマクロ経済環境とインフレ圧力の高まりに引き続き警戒が必要ですが、私たちは価格モデルを改善し、強力なコスト管理と厳格な在庫管理を行い、利益ある成長のための取り組みを実施してきました。当社は、ここ数年取り組んできたグループの大幅な変革・強化により、外部からの圧力に迅速に適応し、課題をチャンスに変え、市場をアウトパフォームできる力を身に付けており、そのことが業績面に表れています。今後も収益性を伴いながら市場シェアを拡大し、魅力的なリターンを提供し続けることができるものと確信しています。好調な第1四半期の業績を踏まえ、通期の売上高と利益は現在のコンセンサス予想を若干上回るものと見込んでいます。」


前年同期比の売上成長率


【第1四半期の売上高は、市場シェアを拡大した結果、引き続き堅調】

■比較対象が大幅に厳しくなったにもかかわらず、前年同期比18%の増収。

■為替要因による3%の押し上げ効果を含めると、売上高は20%の伸びとなりました。

■グループ売上高の約73%を占める産業用製品群は、前年同期比21%の増収。

■EMEAの成長は、顧客内シェアの増加とより収益性の高い顧客層への注力による、平均受注額と受注件数の増加が寄与。ドイツは、これまでほとんど享受できていなかった配送センター拡張によるメリットが得られる形に販売、製品、デジタル面の体制を変更した結果、EMEAの中でも最も好調な国の1つとなりました。

■米州の業績は、需要の増加、販売キャンペーンへの注力、デジタル機能の強化、在庫状況の改善、製品の品揃えの充実化により、好調に推移しています。

■アジア太平洋地域の売上高成長率は、上海でのロックダウンが6月に解除されたことから急速に回復。

■自社主力ブランドの「RS PRO」は、ターゲットを絞った製品キャンペーンが功を奏し、前年同期比21%の増収となりました。

■前年同期比のオンライン売上は20%増加し、デジタル比率は63%となりました。



【価格設定の改善と厳格なコスト管理によるプラスの影響が、インフレ圧力と事業投資を相殺】

■売上総利益率の向上は、価格設定、値引、製品管理のあり方を改善した結果を反映したものです。

■回転の速い製品に重点的に投資するなど、在庫管理を引き続き厳格に行っています。

■強力なコスト管理と営業レバレッジにより、インフレ圧力を相殺することができています。

■成長機会を支えるための事業運営能力向上への継続的な投資を行っています。



【2022年6月30日、domnick hunter-RL社を約1,000万ポンド(Debt Free Cash Freeベース)で買収】

■domnick hunter-RL社は、主要メーカーのエアコンプレッサー、浄化装置、ろ過装置の販売・サービスを手掛けるタイのトップ企業です。

■今回の買収により、アジア太平洋地域における当グループのサービスソリューションの展開速度が加速します。

■クロスセリングによる強力な相乗効果が期待されます。

■初年度には調整後EPSの増加に寄与し、2年以内にグループの資本コストを上回る見込みです。



【日本市場での課題および展望】

■売上は堅調であり、日本での知名度をより高め、さらなるシェア拡大を目指します。

■日本においても自社主力ブランド「RS PRO」製品に注力。

■サービスソリューションビジネスの展開



注記:

・2023年3月を期末とする年度のコンセンサスは、売上高27億3,500万ポンド(26億2,900万ポンドから28億1,900万ポンドの範囲)、税引前調整後当期利益3億4,530万ポンド(3億2,840万ポンドから3億5,940万ポンドの範囲)となっています(出典:Electrocomponents.com/investors/analyst-coverage)。

・前年同期比の売上成長率は、買収、為替変動、年ごとの営業日数の相違の影響を排除するために調整した数字です。買収先企業の業績は1年経過後に初めて組み込まれ、その時点でその期と比較対象期の両方に同じ月数分の業績が反映されます。2021/22年度は2022/23年度の平均為替レートで換算します。

・当グループの利益は、海外の利益を為替換算する際に為替レートの変動の影響を大きく受けます。2022年3月31日を期末とする年度のユーロと米ドルの平均為替レートは、それぞれ1.176ユーロと1.366ドルでした。ユーロが1セント変動するごとに、税引前調整後当期利益に約180万ポンドの影響があります。米ドルの場合は、1セント変動するごとに、税引前調整後当期利益に約70万ポンドの影響があります。

・2021/22年と比較して2022/23年は取引日数が少ないため、収益に約700万ポンドのマイナスの影響があると予想されます。



※本資料は、アールエスコンポーネンツの英国本社が発表したプレスリリースを翻訳したもので、報道関係者の皆さまへ参考資料として提供するものです。内容や解釈については、正式言語である英語が優先されます。英文オリジナル版は、こちら( https://www.rsgroup.com/media/press-release/2022/07072022 )をご参照ください。



【アールエスコンポーネンツについて】

電子部品・FA制御機器等の産業機材・工具・消耗品など2,500を超えるサプライヤの60万点以上の製品を販売。1個から製品販売に対応し、日本国内在庫製品は当日中に出荷可能なため(18時までの注文)、スピーディーに製品を提供。研究・開発現場における、正規品、少量、短納期のニーズにお応えするべく通信販売事業を展開しています。取扱製品は半導体、受動部品、電源、コネクタ、ケーブル、FAセンサ・制御機器、エンクロージャ、スイッチ、ブレーカー、リレー、冷却ファン、工具、空圧・油圧、はんだ付け、オフィス用品、安全保安用品、計測器、産業消耗品など。


アールエスコンポーネンツ株式会社(日本法人)

・本社所在地 : 神奈川県横浜市保土ヶ谷区

・代表取締役 : 春原 守利

・資本金   : 268,788,400円

         (英国Electrocomponents UK Limited100%出資)

・従業員数  : 42名(2022年1月13日時点)

・事業内容  : 工業用部品・製品のWebカタログによる通信販売

・ウェブサイト: http://jp.rs-online.com



【本件に関するお問い合わせ】

アールエスコンポーネンツ株式会社

担当 : 市川

TEL  : 045-335-8570

FAX  : 045-335-8554

E-mail: marketing@rs-components.jp

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