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50歳を過ぎたらおすすめ!お口に、フィットネスの新習慣  1日10分。モニターの8割が効果を実感したプログラムを開発  ~自宅で口腔機能チェック・口腔機能のトレーニング~

2022.09.07 11:00

 ライオン株式会社(代表取締役社長・掬川 正純)は、日本歯科大学 菊谷 武教授(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長)と共同で、自宅で口腔機能のチェックと口腔機能の維持・改善に向けた口周りの筋力トレーニングを実施できるプログラムを開発しました。

 いつまでも「食事をおいしく食べる」、「人と楽しく会話をする」ためには、咀嚼、嚥下、舌や唇の動きなどの口腔機能の維持が重要です。本プログラムは、自宅で口腔機能をチェックして、自分の気になる箇所を中心とした口周りの筋力トレーニングを毎日実施することで、「お口のフィットネス」という新しい習慣を提案するものです。調査モニター35名を対象に本プログラムをトライアル実施した結果、88%の人がお口の状態がよくなった実感を得たと回答し、口腔機能の維持・改善が期待できることがわかりました。

 当社は、引き続き本プログラムの効果検証を継続するとともに、口腔機能の維持・改善を目指した研究・事業を展開し、より良い習慣で人々の毎日に貢献してまいります。


開発プログラム イメージ


1. 開発の背景

 現在多くの人が口腔機能の低下による咀嚼・嚥下障害など、日常生活に様々な課題を抱えています。当社が実施した調査では55歳~74歳の37%が口腔機能に衰えを感じていることがわかりました(※1)。令和4年度歯科診療報酬改定では、口腔機能の低下がみられる年齢等の実態をふまえ、口腔機能管理料の対象患者の範囲が65歳以上から50歳以上に拡充されました(※2)。今後、50代以上の方々の口腔機能の状態を“見える化”し、現状を把握すること、さらにその先の対策である口腔機能の維持・改善まで期待できるソリューション/手段が求められております。

 そこで当社は、自宅で口腔機能をチェックして、自分の気になる箇所を中心としたトレーニングを毎日実施する、「お口のフィットネス」という新習慣で口腔健康の維持・増進を目指すことを考えました。開発にあたっては、当社が保有する口腔機能に関する知見を活用し、日本歯科大学 菊谷 武教授にプログラムの監修をいただきました。


(※1) 当社調べ 55歳~74歳男女 n=761 (2022年1月)

(※2) 厚生労働省保健局医療課「令和4年度診療報酬改定の概要【歯科】」


■日本歯科大学 菊谷 武教授(日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長)

【略歴】

1988年 日本歯科大学 卒業 博士(歯学)

日本歯科大学の教授として、研究、教育を行いながら、2012年、同クリニックの開設とともに、院長を務める。地域の高齢者の介護予防の実践、食べること、しゃべることが困難になった患者さんの外来診療、訪問診療を行う。全国多くの大学の講師として、教鞭も執る。


日本歯科大学 菊谷 武教授

https://www.atpress.ne.jp/releases/323727/img_323727_2.png



2. 本プログラムの特長とトライアル実施結果

■本プログラムの特長

・自宅で、自ら口腔機能のチェック可能

・お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングを、様々なメニューから提案

・口腔機能のチェック結果とトレーニング実施記録を可視化

・トレーニングの理解が深まるコンテンツの提供

・日々のトレーニングの気分を高められる軽快な音楽


トレーニング概念

https://www.atpress.ne.jp/releases/323727/img_323727_3.png



■調査モニターのトライアル実施結果

 本プログラムについて、2022年1月~4月にかけて、口腔機能に衰えを感じている55歳~74歳の調査モニター35名に対し、2か月間のトライアルを実施しました。

 その結果、91%(32人)がプログラムを2か月間継続することができ、全体の88%(31人)が「口の状態がよくなった実感を得た」と回答しました(図1、2)。プログラムに対する満足度も、10段階評価で8以上が63%(22人)と高い評価でした。これらの結果から、本プログラムにより、楽しみながら口腔機能のトレーニングが続けられ、口腔機能の維持・改善につながる可能性があることがわかりました。


図1 2か月間の継続率

https://www.atpress.ne.jp/releases/323727/img_323727_4.png

図2 2か月後のお口の状態の実感

https://www.atpress.ne.jp/releases/323727/img_323727_5.png



3. 今後について

 当社は、本プログラムの有用性を引き続き検証してまいります。また、社外の様々な機関と連携し、新たな習慣作りの提案をしていきます。

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