“残り17日”厳しい経営環境に置かれている信州の山小屋を支援! ふるさと納税を活用したプロジェクトを9月30日まで実施中
【第3弾】雄大な自然と 頂へと続く道を守りたい。 ―信州の山小屋応援プロジェクト―
長野県は、新型コロナウイルス感染拡大、原油価格高騰の影響により厳しい経営環境に置かれている県内の山小屋を応援するため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング「信州の山小屋応援プロジェクト」を2022年9月30日(金)まで実施中です。
9月13日現在、314人の皆さまに応援いただき、募集金額9,940,499円、目標達成率49.7%(目標額2,000万円)となっています。
■3年ぶり行動制限のない夏山シーズン。しかし、山小屋では厳しい経営が続く…。
この夏、3年ぶりに行動制限のないシーズンとなり、久々の登山で信州に訪れた方もいらっしゃるのではないでしょうか。信州の山小屋では、宿泊定員を削減し個々のスペースを確保するほか、使い捨てシーツの利用、食堂などへのパーティション設置、黙食の徹底、一部の山小屋では予約制を導入するなど、感染対策を講じながら営業を行っています。
しかし、経営面では厳しい現実に直面しています。宿泊定員の削減などによる収入の減少や感染防止対策費用の増に加え、今年は特に原油価格高騰の影響が大きく、輸送や発電にかかるコストが大幅に増加し経営を圧迫、スタッフや資材を十分に確保・配置することがますます難しくなっているといいます。昨シーズン以上に、営業の継続、登山道の維持管理などの活動が厳しい状況が続いている状況です。
とある山小屋関係者は、「正直、「もうやめる」という山小屋がいつ出てもおかしくない。登山道が地図からなくなるという事態も起こり得る」と危機感を募らせています。
■今年の夏は第7波が山小屋に直撃、山小屋の営業自粛が相次ぐ。
加えて、2年ぶりに行動制限のない夏山シーズン、新型コロナウイルス感染症の第7波が猛威を振るいました。7月以降、山小屋ではスタッフの感染に伴う営業自粛が相次ぎ、長野県では、登山者の皆さんに対し、改めての感染防止対策の呼びかけを行いました。
今後こうした事態が続くと、登山の際に急なルート変更を余儀なくされたり、山小屋が担う公益的な活動が十分に行えなくなるなど、登山環境の安全性にも影響が出ることが懸念されます。登山者に最も近いところで安全を守ってくれているのが山小屋ですが、それも、山小屋が毎年の営業を継続し、スタッフの皆さんが一人ひとり力を尽くしてくれているからこその恩恵です。
■秋山シーズンに向け、頑張る山小屋にエールを。
かつてない規模の価格高騰、また、新型コロナウイルス感染状況もまだまだ予断を許さない状況です。
ぜひ、このクラウドファンディングを通じて、山小屋の置かれている現状を知っていただき、エールをお願いします。
また、登山をされる方は、自身の体調管理と感染防止対策を徹底していただき、信州の雄大な自然、山岳を楽しんでいただければ幸いです。
■信州の山小屋応援プロジェクト概要
1. 目標金額
2,000万円
2. 募集期間
2022年7月1日(金)から9月30日(金)まで
3. 寄付金の使い道
山小屋に均等に分配し、登山道の維持管理、山岳の環境保全、新型コロナウイルス感染防止対策などにご活用いただきます。
4. 寄付の方法等
寄付募集サイト https://www.furusato-tax.jp/gcf/1742 から寄付
※インターネット以外での手続きを希望する場合は、書面による寄付の申出を受け付けます。詳しくは、長野県『日本のふるさと信州』応援サイト( https://nagano.tax-furusato.jp/ )をご参照ください。
※お寄せいただいた寄付金は、ふるさと納税制度による税制上の優遇措置が適用され、確定申告を行うことで税控除を受けることができます。
※誠に申し訳ありませんが、こちらの寄付に対してお礼の品はお送りしておりませんので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
5. 後援
株式会社山と溪谷社、株式会社ヤマップ、日本山岳救助機構合同会社(jRO)、
チーム安全登山(ヤマレコ、ヤマテン、やまきふ共済会)、株式会社モンベル、
AUTHENTIC JAPAN株式会社(COCOHELI)、味の素株式会社
6. 昨年度の募集実績
募集期間:2021年7月2日(金)~9月30日(木)
寄付総額:19,427,220円(企業・団体を含む751人)
分配額 :151,775円/件(128件)
■「信州の山小屋応援プロジェクト」立ち上げの背景 ~山小屋に応援を届けたい~
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、県内の山小屋に対し発出した長野県からの休業要請のほか、全国的な移動の自粛により登山者が激減したことで、山小屋の経営は大きな打撃を受けました。一方で、山小屋は登山道の維持管理や遭難救助といった公益的な役割を最前線で担っており、登山者がいなくても、倒木の撤去や橋の修繕といった、登山道の維持は定期的に行っていく必要があります。この危機に、長野県では、山小屋の公益的な機能維持のための支援金※1を交付するとともに、全国の皆さまからの応援を届ける仕組みとして、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディングを立ち上げました。※2
※1 長野県「山小屋公益的機能等維持支援金」。CF立ち上げと同じく2020年から実施し、今年度も実施中。
※2 2020年、2021年の夏シーズンに実施。計1,399人から、33,025,420円の寄付をいただいた。
それから2年、未だ新型コロナウイルス感染症の収束は先が見えず、山小屋の経営は厳しい状況が続いています。一人でも多くの方々に現状を知っていただき、応援を届け続けることが必要だ。そんな思いで、今年も第3弾となるクラウドファンディングを実施しています。
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