コロナでロコモが深刻化、寝たきりの高齢者が急増!? たった10秒!寝転んでできる“モジモジ体操”が話題
10/10は「転倒予防の日」! 「体芯力」体操考案のパーソナルトレーナー鈴木亮司が 横浜のクリニックで高齢者向け転倒予防トレーニングを10/7に5名限定で実施
2022.09.29 10:15
日本体芯力協会(会長:鈴木亮司)は、頑張らない筋トレ「体芯力」体操の普及活動を行っており、ロコモ予防に高齢者が手軽に布団の中でもできるモジモジ体操が話題になっています。10月10日の転倒予防の日を前に、横浜市にある町田内視鏡クリニックで高齢者向け転倒予防トレーニングを実施します。
モジモジ体操
【ロコモが増加、国も高齢者に運動を呼びかけ】
コロナ禍で高齢者の運動不足による筋肉量の低下で、ロコモの増加が懸念されています。ロコモとは運動器の障害のために移動機能が低下した状態のことを言い、転倒、骨折や関節の病気などの運動器の故障は、要支援や要介護になる原因のトップです(※日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトより)。ロコモで転倒すると最悪のケースでは、一日中ベッドの上で寝たきりとなり、排泄、食事、着替え、寝返りをするにも誰かの手助けが必要となります。
今年4月に日本医学会連合は80歳になっても元気に歩いて外出できる「80GO(ハチマルゴー)運動」を提唱、スポーツ庁はロコモ対策として「座っている時間を減らす」「片足立ちやスクワットなどの下肢筋トレ」「散歩や健康体操などで体を動かす」ことを高齢者に呼びかけています。しかし、高齢者にとっては、スクワットなどを行うことが困難な場合もあり、簡単に無理なくできる運動の需要が高まっています。
【たった10秒、体をひねるだけのモジモジ体操】
高齢者でも簡単にできるロコモ予防の運動が話題です。一回10秒、寝転んで体をひねるだけのモジモジ体操は医師も推奨しています。やり方は、まず仰向けでまっすぐ寝ころび腰に手を当てて、お腹に長方形を描くようにイメージします。その長方形を平行四辺形にするつもりで股関節を動かし、片方の腰を引き上げ、もう一方の腰を下げます。逆も同じように行いこれを1セットとし、10セット行うだけ。リラックス効果が高く、布団の中で就寝前に行ってそのまま寝ても大丈夫。力を抜くことが最重要で、最低週2回の体操で効果が期待できます。
この体操で鍛えられるのは「体芯」である大腰筋、半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉です。立ち上がる、歩くといった動きをするときに体をスムーズに動かす大元の役割を果たしていますが、体の奥にあり普通のトレーニングでは鍛えることができません。横浜市にある町田内視鏡クリニックの町田マキヨ院長が73歳で現役なのは、「体芯力」を鍛えたから。大腸の内視鏡手術はとてもハードで帰宅時には手すりにつかまらないと階段を登れないほど、体力に限界を感じて閉院を考えていたときに「体芯力」と出会いました。体の痛みが解消しただけではなく、体の使い方が上手くなり手術の所要時間も年々短くなりました。今ではフルスクワットを100回楽にこなせるようになり、クリニックの患者さんにも体芯力の体操を推奨しています。
体芯力トレーニング1
体芯力トレーニング2
体芯力トレーニング3
【死ぬまで歩ける体づくりをサポートしたい】
体験者からは、「膝痛が取れて正座や登山もできるようになり、ストレスまで消えて性格が明るくなった。」「70代になってスキーで夫に置いていかれるようになったのが体芯力を始めてから、夫がついて来られないくらいスイスイ滑れるようになった。今では娘と孫よりもスタミナがあり、ロックフェスティバルも最後までノリノリで楽しむことができた。」と好評です。
「体芯力」を鍛えるモジモジ体操は、18年間でプロアスリート含め3万人以上のパーソナルトレーナーを勤めてきた鈴木亮司が考案。子どもの頃は体が弱く運動が苦手、中学時代は不良に絡まれても何も抵抗できずに悔しい思いをして、強くなりたいと格闘技を始めました。格闘家として活躍するも練習中の眼窩底骨折でドクターストップがかかり、負荷をかけない新たな筋トレを模索したのがきっかけです。体育学の権威である小林寛道東大名誉教授と出会い、理論的裏付けを得て力まずに鍛える「体芯力」体操を考案しました。「ジムなどでは高齢者に対してメディカルチェックを行い、危険と見れば参加させないケースが多くあります。健康になるために運動するはずが、健康でなければ運動できないのはおかしいと疑問に思い続けてきました。一番必要な人に必要な運動が届いていないことは、高齢社会における深刻な問題です。モジモジ体操は高齢者も無理なくできます。死ぬまで歩ける体をつくり、毎日を楽しく過ごしてほしいです。」
《鈴木亮司プロフィール》
高齢者を中心に18年間でのべ3万人以上のパーソナルトレーナーを務める。アメリカプロバスケット選手、有名格闘技道場、プロ格闘家、プロボクサーなどもクライアントにおり、アスリートから80歳以上の高齢者まで、ほぼ同じ内容のトレーニングを実施。著書には、「死ぬまで歩ける体をつくる!10秒 『寝ころび筋肉ひねり』」「インナーマッスルに効く『体芯力』全身体操」「体のたるみを引きしめる!『体芯力』体操」「腰・ひざ 痛みとり『体芯力』体操」「100歳まで歩ける!『体芯力』体操」がある。
会長・パーソナルトレーナー鈴木亮司
書籍_寝ころび筋肉ひねり
《転倒予防トレーニング概要》
10月10日の転倒予防の日を前に、10月7日(金)14時から高齢者でも簡単にできる転倒予防トレーニングを5名限定で開催します。
場所: 町田内視鏡クリニック
〒246-0031 神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷3-1-29
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