東北ボーリング株式会社、宮城県初の『ZEB』による 木造新社屋(事業所)が2023年1月完成予定
2022.10.04 10:00
東北ボーリング株式会社は、宮城県で初の『ZEB』による木造新社屋(事業所)が2023年1月に完成予定であることをお知らせいたします。
完成予想図(外観)
完成予想図(室内)
宮城県初となるCLT材を活用した『ZEB』の実現を目指した建物です。CLT材は床・屋根に使用し、柱・梁材には地元宮城県石巻の県産材を使用します。
また、仙台市地域防災計画に基づく避難・医療救護等を行える民間防災拠点として仙台市に届け出を行っていて、災害時に地域住民を受け入れることのできる施設として重要な役割を担っています。災害応急用井戸も備えていて災害時のライフライン遮断時も万全です。
建物負荷を抑制、かつ地中熱を有効利用した輻射式冷暖房システムで地球や人にやさしい建物となるよう鋭意建設を進めています。
建設概要は以下のとおりです。
【建設概要】
工事名称:東北ボーリング株式会社本社 新築工事
建築主 :東北ボーリング株式会社 代表取締役社長 熊谷 茂一
主要用途:事務所
工期 :2022年6月17日~2023年1月20日
工事場所:仙台市若林区六丁目字南12
(仙台市六丁の目元町・六丁目土地区画整理事業 地内)
◆構造・規模
事務所棟 :木造2階建て 床面積 677.00m2 ※CLT採用建物
倉庫棟 :木造2階建て 床面積 199.98m2
サービスヤード等:アルミニウム合金造 床面積 87.17m2
延床面積 :964.15m2
◆『ZEB』指導
みやぎZEB研究会 主宰
東北大学 大学院環境科学研究科 土屋 範芳 教授
◆設計・施工等
設計 :有限会社ササキ設計
施工・建築 :株式会社サンホーム
機械設備・電気設備:エルゴテック株式会社
地中熱設備 :株式会社アリガプランニング