10月30日、世界初演! 2020グラミー賞ノミネート、 2022横浜文化賞受賞の挾間美帆作曲 横浜ジャズ協会創立30年記念楽曲 “横浜ジャズの歴史”を彷彿とさせる組曲「ベイ・プロムナード」
横濱ジャズプロムナード2022より、横浜ジャズ協会リコメンドのライブ情報 第1弾 ジャズとオーケストラが出会うシンフォニック・ジャズ 「JAZZ meets ORCHESTRA ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022」 2022年10月30日(日) 17:00開演(開場16:15) 〔横浜みなとみらいホール 大ホール〕
2022.09.29 16:30
横濱ジャズプロムナードの制作母体である一般社団法人横浜ジャズ協会(理事長 中川明)リコメンドのライブ情報第1弾は、一流のアーティストによるジャズとオーケストラが出会うシンフォニック・ジャズのご案内です。
2022年10月30日(日)にジャズとオーケストラが出会うシンフォニック・ジャズ「JAZZ meets ORCHESTRA ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022」を横浜みなとみらいホールにて開催いたします。
チラシ JAZZ meets ORCHESTRA ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022
1920代前半(大正末期)に日本で初めてジャズが演奏された街・横浜。1993年に、「街全体をステージに」を合言葉に、市民とミュージシャンが一体となりスタートしたジャズ・フェスティバル「横濱 JAZZ PROMENADE」(通称「ジャズプロ」 https://jazzpro.jp/ )は、今年、30年目を迎えます。
2019年は台風19号の直撃により全公演中止、2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大規模な縮小での実施、2022年もコロナウイルス感染症の影響は残り、ライブの楽しみ方などの環境も変化しつつありますが、『横浜のジャズの灯を絶やさない』との想いを胸に、2022年は観客を迎えてのライブとなります。
さらに、ジャズプロ月間(9月3日~10月30日)として、横浜市内各地のホールや街角、ジャズ・クラブなどで有料・無料のジャズイベントが開催されます。
リコメンドの本コンサートは、沼尻竜典(指揮)ヨコハマ・ポップス・オーケストラ(神奈川フィルハーモニー管弦楽団)によるL.バーンスタインのウエスト・サイド・ストーリーの楽曲や、ジャズとクラシックを融合させる最先端の作曲家の挾間美帆が書き下ろす、横浜ジャズ協会創立30周年記念楽曲「ベイ・プロムナード」の世界初演が見ものです。
【JAZZ meets ORCHESTRA ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022】
◆日時
2022年10月30日(日)
開場16:15、開演17:00、終演予定19:00
◆会場
横浜みなとみらいホール 大ホール
横浜市西区みなとみらい2-3-6
TEL:045-682-2020
◆演奏
・沼尻竜典(指揮)
ヨコハマ・ポップス・オーケストラ
(神奈川フィルハーモニー管弦楽団)
・類家心平(トランペット)
・椎名豊(ピアノ)
・井上陽介(ベース)
・ジーン・ジャクソン(ドラムス)
沼尻竜典
◆演奏曲目(予定)
・W.シューマン
「アメリカ祝典序曲」
・L.バーンスタイン
ウエスト・サイド・ストーリーより「シンフォニック・ダンス」
挾間美帆((C)Agnete Schlichtkrull)
・作曲 挾間美帆
横浜ジャズ協会創立30周年記念委嘱作品「ベイ・プロムナード」
横浜とジャズの関係史を踏まえ、日本ジャズの故郷「横浜」をテーマとする組曲形式の管弦楽作品(四楽章、演奏時間30~45分)。通常のクラシック管弦楽と4名のジャズメンをフィーチュアするシンフォニック・ジャズ形式で演奏。本コンサートが世界初演。
(挾間美帆 (C)Agnete Schlichtkrull)
類家心平
椎名豊
井上陽介
ジーン・ジャクソン
◆主催
公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団
◆共催
神奈川県、横浜市、横浜アーツフェスティバル実行委員会、
◆企画協力
一般社団法人横浜ジャズ協会
◆連携
横濱ジャズプロムナード実行委員会
◆協力
横浜みなとみらいホール
(2022年は、横浜市のダンス年、アート年と並んで音楽の年とする「横浜音祭り」の年次にあたるため、初演である本コンサートは横浜市の催事の一環に組み込まれています)
◆料金
S席5,000円、A席4,000円、B席3,000円
ユース(25才以下)1,000円。(但し、当日券が発売された時のみに窓口で販売。席は選べません。)
◆販売
・神奈川フィル・チケットサービス 045-226-5107
(定期会員は全席種10%割引)
・横浜ジャズ協会 電話受付のみ080-8450-1516。
(会員は全席種10%割引)、
・その他、プレイガイドにて。
●挾間美帆(はざま みほ 作・編曲)
幼時から交響的な管弦楽作品を好み、国立音楽大学付属高校在学中にジャズに興味、学生料金で入れるモーション・ブルー・ヨコハマのライブを鑑賞。国立音楽大学でビッグバンドに出会い、ジャズに興味をおぼえサークルに入部するも、ジャズ・ピアノの弾き方がわからず、ヤマハのジャズ・ピアノのレッスンを受ける。音大卒業後、ニューヨークのマンハッタン音楽院大学院に進学、本格的にジャズ作曲家の一歩を踏み出し、クラシックとジャズの双方のイディオムを駆使した作品を発表し続けている。その実績は山下洋輔、東京フィルハーモニー交響楽団、ヤマハ吹奏楽団、NHKドラマ「ランチのアッコちゃん」などに作曲作品を提供。また、坂本龍一、鷺巣詩郎、NHK交響楽団、テレビ朝日「題名のない音楽会」などへ多岐にわたり編曲作品を提供してきた。
2016年には米ダウンビート誌“未来を担う25人のジャズ・アーティスト”にアジア人でただ1人選出、2019年にはニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100」に選ばれている。同年から「NEO-SYMPHONIC JAZZ at 芸劇」のプロデューサーをつとめ、同年シーズンからデンマーク放送ビッグバンド首席指揮者、2020年8月からは、オランダの名門メトロポール・オーケストラの常任客演指揮者に就任している。2020年にはグラミー賞ラージ・ジャズ・アンサンブル部門にノミネートされる。
さらに、2022年8月開催の横浜文化賞選考委員会において、市の最高顕彰である横浜文化賞の文化・芸術奨励賞の今年度の受賞者として選ばれた。文化・芸術奨励賞は、文化・芸術部門において、現在活躍中の若年層又は中堅層で、さらに今後の活躍が期待される方々に贈られる賞。贈呈式は11月2日(水)に横浜みなとみらいホールで行われる。( https://www.city.yokohama.lg.jp/ )
※挾間美帆の写真は右記クレジット(C)Agnete Schlichtkrullの記載が必要です。
●沼尻竜典(ぬまじり りゅうすけ、指揮・神奈川フィル音楽監督)
1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以来、ロンドン、モントリオール、ベルリン、フランス、ミラノ等々世界各国のオーケストラに客演、国内ではNHK交響楽団指揮のデビュー以来、新星日本交響楽団、東京フィルハーモニー、名古屋フィルハーモニー、日本フィルハーモニー、群馬交響楽団、日本センチュリー交響楽団のポストを歴任、さらにドイツではリューベック歌劇場音楽総監督を務めオペラ公演はもちろんリューベック・フィルとのオーケストラ公演でも数々の名演を残す。
また、びわ湖ホール、リューベック歌劇場でも数々のプロダクションを成功に導いている。2011年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラへデビュー、バルトーク≪中国の不思議な役人≫で成功を収めた。2014年1月にはオペラ《竹取物語》を作曲・世界初演、国内外で再演されている。2022年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。2017年紫綬褒章受章。
●ヨコハマ・ポップス・オーケストラ(神奈川フィルハーモニー管弦楽団)
オーケストラの魅力をより多くの方々にアピールするために、2002年に「神奈川フィル・ポップス・オーケストラ」がスタート。以来、ジャズ、映画音楽、ミュージカル、アメリカン・ポップス、レコーディングなど幅広いジャンルで高い評価を得ている。2013年からは横浜市の音楽フェスティバル「横浜音祭り2013」にあわせ、「ヨコハマ・ポップス・オーケストラ」として活動、ジャンルを超えた音楽に挑戦し、より多くのお客様に音楽の感動を伝えている。
・一般社団法人横浜ジャズ協会 https://yokohamajazz-ac.com/
1991年に任意団体として発足。「ジャズ」をキーワードにした地域進行を進める。93年には日本最大級のジャズ・フェスティバル“横濱ジャズプロムナード”の開催に携わり、以来四半世紀にわたって横浜の街から様々なスタイルのジャズをお届けしている。2019年には社団法人を設立。地域振興を軸に、教育、飲食などジャズとその周辺にある上質な文化を繋ぎながら、これからも音楽と街の魅力を国内外に発信していく。
TEL:080-8450-1516、fax:045-345-0320