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厚生労働省主催 「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンin HYOGO(神戸市)」 11月27日にハイブリッド形式で開催、事前申し込み受付開始!

家からつながる、まちでつながる、新しい社会参加のあり方とは?

いま、ひきこもり当事者は、全国で約100万人と言われています。厚生労働省では、ひきこもり状態にある方やその家族が孤立することなく、地域社会においてひきこもりに関する理解を深め、相談しやすい環境づくりを促進していくことを目的に、ひきこもりに理解がある地域社会の実現を目指した「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」(厚生労働省主催)を10月22日(土)の東京開催を皮切りに、12月にかけて全国6ブロックに分けてハイブリッド形式で開催しています。(参考資料参照)


ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンin HYOGO(神戸市)のロゴ


5回目の開催は近畿ブロックで、兵庫県神戸市のデザイン・クリエイティブセンター神戸【KIITO】を会場に11月27日(日)に開催します。新型コロナウイルス感染症の拡大により、社会は急激に変貌を遂げました。それは「ひきこもり」についても例外ではありません。オンラインでの居場所の運営や、分身ロボットを活用した社会参加など、わたしたちが「当たり前」と思い込んでいた社会参加の形が、急速に変わりつつあります。このセッションでは、近畿地域で実践されている多様なオンラインの事例から、社会参加の新しい形について捉え直します。


当日は森下徹氏(特定非営利活動法人 グローバル・シップスこうべ 代表)をモデレーターに、河田桂子氏(特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会 代表)、だいすけ氏(コミュニティスペース そらにじひめじ世話人)、松原雅子氏(神戸市福祉局ひきこもり支援室 室長)を迎えパネルディスカッションを実施するほか、当事者経験を持つ三浦アキ氏によるひきこもり体験の共有も行います。また、誰もが生きやすい地域にしていくために、具体的な事例をもとにパネリストを交えたワークショップを実施し、議論を通じて地域の活動などを理解し、偏見等の解消に向けた取り組みの実現を目指します。なお、ワークショップで取りまとめた意見は、それぞれの開催地の代表者を通じて来年2月に開催予定の全国シンポジウムの席で発表します。



【「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバンin HYOGO(神戸市)」開催概要】

■開催日時:令和4年11月27日(日)13:00~16:00

■開催会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸【KIITO】

      (兵庫県神戸市中央区小野浜町1-4)

■参加方法:会場参加30名(抽選) 応募締切11/17

     :オンライン参加200名 応募締切11/25

■対象者 :まちづくりや地域活動、「ひきこもり」に関心のある方

      (地域活動や街づくりに興味のある方、地域で活動する経営者、

       まちづくりに関わるNPO、民生委員・児童委員、

       社会福祉施設・民間団体等の支援者、地域住民など)

■実施内容:パネルディスカッション

      (会場参加+オンライン参加のハイブリッド形式)

      ワークショップ(会場参加のみ)

■タイムスケジュール(予定)

13:00     開会

13:05~14:25 ・パネルディスカッション

       <テーマ>

       「家からつながる、まちでつながる。新しい社会参加のあり方とは?

       ~オンラインでの交流、クラウドファンディングを活用した事例から考える」

       <モデレーター>

       森下徹氏(特定非営利活動法人 グローバル・シップスこうべ 代表)

       <パネリスト>

       河田桂子氏(特定非営利活動法人 若者と家族のライフプランを考える会 代表)

       だいすけ氏(コミュニティスペース そらにじひめじ世話人)

       松原雅子氏(神戸市福祉局ひきこもり支援室 室長)

       ・三浦アキ氏によるオンライン出演(声のみ)による体験発表

       ・当日参加者からの質問に対する回答・討議

14:25~14:35 休憩

14:35~15:55 ワークショップ

       <テーマ>

       「明日からできる、誰もが生きやすい地域づくりへのヒント」

       会場参加者を4~5人×最大6グループに分けて開催。

       地域住民に対しひきこもりに関する正しい知識を広め、

       どのようにして理解を促すかなどについてグループごとに

       討論を行い、整理した内容を2~3グループで共有して発表します。

16:00     閉会

■主催  :厚生労働省


■参加申し込み方法:

「ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン」申し込みフォームにアクセスし、必要事項を入力の上お申し込みください。

申し込みURL https://hikikomori-voice-station.mhlw.go.jp/event/



◇参考資料

【ひきこもりVOICE STATION全国キャラバン開催の目的】

現在、ひきこもりの当事者は全国に100万人以上いるといわれています、そのうち9割の人が生きづらさを抱えています。ひきこもりは誰しもが起こりうることです。ひきこもり状態にある方やその家族が孤立してしまうことがないよう、地域においてひきこもりへの理解を深め、誰もが生きやすい地域づくりを考えるきっかけとして全国キャラバンを実施することになりました。

今年度は全国を6ブロックに分け、6都市(札幌、東京、松阪、神戸、高松、那覇)で開催します。それぞれの地域で活動するひきこもり経験者や家族、支援者にアンバサダーになっていただき、地域の実情を踏まえた企画を設計して、地域内におけるひきこもりの誤解や偏見解消のきっかけを作っていきます。そして、将来的にはアンバサダーの方を中心に地域内でひきこもり支援の輪が広がっていくことを目指していきます。


【今年度(令和4年度)の開催地一覧】

[パネルディスカッションテーマ]

ひきこもりから考える、生きやすい社会ってどんなもの?

開催日 :令和4年10月22日(土)

開催地 :東京都江戸川区(関東・甲信越ブロック)

開催会場:KOITTO TERRACE(江戸川区南小岩)


[パネルディスカッションテーマ]

経済的・社会的・文化的困窮とひきこもりの関係、多様な社会参画のカタチを考える。

開催日 :令和4年10月30日(日)

開催地 :沖縄県那覇市(九州・沖縄ブロック)

開催会場:沖縄県総合福祉センター(那覇市首里石嶺町)


[パネルディスカッションテーマ]

親と子の向き合い方を考える。

ひきこもり100万人時代、地域に暮らす私たちが抱える生きづらさとは。

開催日 :令和4年11月12日(土)

開催地 :三重県松阪市(東海・北陸ブロック)

開催会場:松阪市社会福祉協議会松阪支所(松阪市鎌田町)


[パネルディスカッションテーマ]

「生き方」と「はたらく」の多様性を考える

開催日 :令和4年11月20日(日)

開催地 :香川県高松市(中国・四国ブロック)

開催会場:WeBase高松(高松市瓦町)


[パネルディスカッションテーマ]

家からつながる、まちでつながる。新しい社会参加のあり方とは?

~オンラインでの交流、クラウドファンディングを活用した事例から考える

開催日 :令和4年11月27日(日)

開催地 :兵庫県神戸市(近畿ブロック)

開催会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸【KIITO】


[パネルディスカッションテーマ]

地域格差を埋めていく、ひきこもり循環型共生社会の実現を考える

開催日 :令和4年12月4日(日)

開催地 :北海道札幌市(北海道・東北ブロック)

開催会場:アスティ45内 ACU-A 1206(札幌市中央区)


【主催】厚生労働省


【ひきこもりVOICE STATIONとは】

ひきこもり状態にある方は、地域や社会との関係性が希薄である状況で、対人関係や自己表現等に対する難しさから、将来への不安や自己喪失感、自己否定感を抱いている場合が少なくありません。そのため、支援に対しては本人の複雑な状況や心情等に寄り添うとともに、社会において存在するひきこもりへの誤解や偏見、思い込みを正しい方向に導いていく普及啓発を進めていくことが大切です。

本事業ではひきこもりに対する適切な理解の輪を広げ、当事者が支援や相談に行きやすい地域社会を実現することを目的としています。ひきこもりは甘えによるものではなく、誰しもがなりうるものであること、年齢や男女に関係なく起こりうるものであることを知ってもらうため、当事者の声を集め、一過性ではなくしっかりと継続していく姿勢を示す事業として、私たちは「ひきこもりVOICE STATION」というプラットフォームを作りました。当事者、家族、誰もが生きやすい地域づくりを目指して、これからも情報発信を続けていきます。



<読者からのお問い合わせ先>

ひきこもりに関する広報事業 事務局

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