グレープシティの帳票コンポーネント、Web上で帳票を 作成/編集できるデザイナを強化し10月12日にリリース
― ActiveReports for .NET 16.0J SP1 ―
2022.10.05 11:00
グレープシティ株式会社(本社:仙台市泉区紫山3-1-4、代表取締役社長:馬場 直行)は、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる .NET開発コンポーネント「ActiveReports for .NET 16.0J(アクティブレポート)」のサービスパック「SP1」を2022年10月12日(水)にリリースします。最上位エディション「ActiveReports for .NET Professional」の1開発ライセンス価格は308,000円(10%税込)です。購入から1年間、テクニカルサポートとフリーアップグレードの利用が可能となる保守サービスが付属します。
ActiveReports for .NET 16.0J SP1リリース
ActiveReportsは、レイアウトや書式といった外観デザインの設定からデータ接続、印刷およびPDFへの出力設定まで、帳票開発に必要なあらゆる機能を備えています。
「セクションレポート」「ページレポート」「RDLレポート」の3つの帳票デザイン方式を採用しており、日本の帳票開発に求められる生産性と柔軟性を満たすことが可能です。
今回のサービスパック「SP1」では、Web上で帳票の新規作成および変更を行えるデザイナアプリケーションを作成することができる「Webデザイナコンポーネント」を強化しています。
まず、ActiveReportsユーザーに多く利用されているデザイン方式「セクションレポート」に対応します。
さらに、「データセットテンプレート」機能の追加により、あらかじめ定義したデータセットをテンプレートとして読み込んで使用できるようになりました。開発者がシステムでよく使われる帳票データをデータセットとして用意しておくことで、システム利用者が帳票を新規作成する際にデータ接続部分の構築にかかる手間を削減し、よりスピーディな帳票レイアウトの作成が可能となります。
また、Webデザイナでのデザイン時にルーラーを表示できるようになり、操作性が向上しました。あらゆる角度からの機能強化により、帳票作成の工数削減に寄与します。
■ActiveReports for .NET 16.0J 製品情報
https://www.grapecity.co.jp/developer/activereports
●ActiveReports for .NET 16.0J SP1の新機能
▼Webデザイナの強化 ※1
【セクションレポートに対応】
Webデザイナコンポーネントで作成したデザイナアプリケーション(Webデザイナ)でXML形式のセクションレポート(拡張子が.rpx)の作成や編集ができるようになりました。
【データセットテンプレート】
あらかじめ定義したデータセットをテンプレートとして読み込んで使用できるようになりました。開発者がRDMSやWeb APIなどと接続する定義済みのデータセットをあらかじめ用意しておくことで、エンドユーザーがレポートを新規作成する際のデータ接続部分の構築にかかる手間を大幅に省くことができます。
Webデザイナの強化-データセットテンプレート
【ルーラー】
Webデザイナでのデザイン時にルーラーを表示できるようになりました。
Webデザイナの強化-ルーラー
【「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にする】
Webデザイナ上のデータタブや式エディタから「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にすることができるようになりました。
Webデザイナの強化-「ユーザーID」、「ユーザー言語」を非表示にする
▼長期署名(PAdES)に対応したPDFの作成 ※1 ※2
PDFの長期署名(PAdES, PDF Advanced Electronic Signatures)に必要な「リビジョン6(AES-256)」のセキュリティに対応したPDFを作成できるようになりました。外部の長期署名サービスやライブラリと連携してPDFの長期署名を実現できます。
長期署名(PAdES)に対応したPDFの作成
▼チャートのデータラベルのカスタマイズ(ページレポート/RDLレポート)
Chartコントロールのエンコーディングに「テキスト」要素が追加されました。これにより、複数のデータラベルの表示、他のフィールド値の設定、式を使用した条件分岐など、データラベルを柔軟にカスタマイズすることができるようになります。
チャートのデータラベルのカスタマイズ
▼レポートのテーマを式で動的に切り替え(ページレポート/RDLレポート)
レポートのテーマの設定に式を使用できるようになりました。テーマファイル名をパラメータなどに設定すれば、動的にテーマを切り替えることが可能です。
レポートのテーマを式で動的に切り替え
▼レポートパラメータのソート
レポートパラメータの「使用できる値」の設定に「並び替え」が追加されました。SQLを使用しないCSV、JSON、XMLなどソートをサポートしていないデータソースをパラメータに使用する場合でもソートが可能になります。
レポートパラメータのソート
▼「.NET Framework 4.8.1」のサポート
「.NET Framework」の最新バージョン「4.8.1」をサポートします。
※1 ActiveReports for .NET Professionalの限定機能となります
※2 ActiveReports単体ではPDFの長期署名を追加することはできません
■ActiveReports for .NET 16.0J SP1 機能詳細
https://www.grapecity.co.jp/developer/activereports/release/16-sp1
■会社概要
会社名 : グレープシティ株式会社 [GrapeCity inc. 略称:GrapeCity]
設立日 : 1980年5月
資本金 : 9千万円
代表者名 : 馬場 直行
企業サイト: https://www.grapecity.co.jp
事業内容 : ソフトウェア開発支援ツールの開発、販売
https://www.grapecity.co.jp/developer
業務改善ソリューションの開発、販売
https://www.grapecity.co.jp/enterprise
学校法人向け業務管理ソフトウェアの開発、販売
各種映像制作、およびスタジオの提供
幼児英語教育ソリューションの開発、販売
社会福祉施設向けソフトウェアの開発、販売
国内事業所: 本社 仙台市泉区紫山3-1-4/関東支社/関西支社/
北関東営業所/首都圏営業所/九州営業所
海外事業所: アメリカ/中国(上海・西安)/インド/ベトナム/韓国/
マレーシア/ミャンマー
・Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・GrapeCityおよびActiveReportsはグレープシティ株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている製品名は各社の登録商標または商標です。
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