「プラザタワー勝どき」体験型防災イベントを実施
~賃貸タワーマンションで防災に備える、コミュニティー醸成イベント~
2022.10.07 11:00
乾汽船株式会社が保有し、東急住宅リース株式会社が賃貸管理を行うマンション「プラザタワー勝どき(東京都中央区勝どき1-13-6・地上43階)」において、2022年10月2日入居者と近隣住宅向けに、東京消防庁臨港消防署及び警視庁月島警察署の全面協力を得て体験型の防災イベント「ぼうさいさい2022」(防災祭)を開催しました。イベントには大人から子供まで年齢問わずご参加いただき、週末イベントらしい盛り上がりを見せました。
本防災イベントは、タワーマンションで起こり得る被災を想定し体験することで、防災に関する知識を身につけ、意識や関心を高めていただくことを目的としています。賃貸住宅での防災イベントの事例は多くはありませんが、災害対策は賃貸住宅でも当然に必要です。乾汽船及び東急住宅リースは、防災イベント等を通じて、入居者の皆さまへの安全安心な住まいの提供に取り組んでおります。
【イベントの主なコンテンツ】
「安否確認訓練」
いざという時にスムーズに安否確認ができるよう訓練を行いました。
全住戸512世帯集計完了まで43分20秒で行いました。(掲示率:62%)
安否確認訓練
「金剛さん頂上決戦」
エレベーターが停止した場合を想定して、24kgの水を担いで、43階まで階段804段を上る体験をしていただきました。個人戦優勝者はスタートから7分37秒にてゴールしました。
金剛さん頂上決戦
「各訓練体験」
AED訓練、煙体験、起震車体験、消火器訓練、エレベーター閉じ込め体験、避難階段暗闇体験など、防災に関連するさまざまな体験をしていただきました。
各訓練体験(1)
各訓練体験(2)
「各展示」
災害対策用トイレ、パトカー、消防車展示、無印良品による防災用品展示販売、警察犬による訓練見学も行いました。
各展示(1)
各展示(2)
「スタンプラリー」
各体験等の訓練に参加し、スタンプ8個中5戸以上を集めた参加者にお菓子または非常食をお渡ししました。
スタンプラリー
【開催の背景】
当マンションの立地である勝どき・月島エリアは、昨今タワーマンションが林立するエリアで、約7万人が暮らす人口密集地域です。タワーマンションは強固な建物である一方、災害時は想像以上に不便を強いられ、停電によるエレベーター停止や給排水停止などタワーマンション特有の被害も想定されます。
東日本大震災から10年が経過し防災意識も希薄になるなか、当マンションでは防災意識の向上と防災を一つのコンテンツに、マンション内のコミュニティー醸成に取り組んでおります。2018年より始めた本防災イベントは東京消防庁で行われる「第17回 地域の防火防災功労賞」の選考において、最優秀賞(東京消防庁消防総監賞)を受賞しました。
第17回 地域の防火防災功労賞
【プラザタワー勝どき 物件概要】
所在地 : 東京都中央区勝どき1-13-6
総戸数 : 512戸
構造・規模 : 鉄筋コンクリート造地上43階・地下1階建
住宅専用部分 : 5階~43階
住宅専用部分面積: 40.31m2~99.00m2
間取り1LDK~3LDK: 62タイプ
物件サイト : http://www.p-kachidoki.jp/
外観
エントランス
【乾汽船株式会社について】
乾汽船は、1904年に創業し今年で118年目を迎えました(2014年10月に外航海運事業を営む乾汽船と倉庫・運送・不動産事業を営むイヌイ倉庫(現乾汽船)が経営統合)。主に環太平洋を舞台に海上輸送サービスを手掛ける外航海運事業と、首都圏の倉庫拠点において常により良い物流サービスを提案・提供する倉庫事業・事務所移転及び法人引越サービスを提供する運送事業と、中央区勝どき・月島エリアの所有不動産において、約50年に亘り、より良い街づくりの追求を続けている不動産事業の3つの事業から成り立っています。
所在地 : 東京都中央区勝どき1-13-6 プラザタワー勝どき
事業内容: 外航海運事業、倉庫・運送事業、不動産事業
【東急住宅リースについて】
東急住宅リースは、東急不動産ホールディングスグループの主要事業会社の1社として、資産運用の領域を担っています。首都圏エリアの他に、関西エリア・札幌・仙台・名古屋・福岡で事業を展開しています。賃貸管理戸数約118,000戸(2022年6月末時点)の実績やノウハウを生かし、より便利で快適に暮らしていただけるよう、多様なニーズにお応えする新しい商品やサービスをご提供しています。
所在地 : 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス16階
事業内容: 不動産の賃貸管理・運営、海外投資家向けサービス、建物管理、
リフォーム・リノベーション、アセットコンサルティング