どぶろく造りで徳島県上勝町の美しい棚田を守りたい! 酒蔵を創業し「どぶろく・リキュール」製造に挑戦する クラウドファンディングプロジェクト開始
~目標額を開始2日で達成!ネクストゴールに向け11月18日まで挑戦~
2022.10.14 10:15
株式会社 上勝開拓団(所在地:徳島県勝浦郡、代表取締役:仁木 啓介)は、クラウドファンディングプロジェクト「どぶろく造りで美しい棚田を守りたい。徳島県上勝町で酒蔵を始めます。」をCAMPFIREにて2022年10月7日に開始、2日間で目標額100万円を達成したため、ネクストゴール300万円に向け11月18日(金)まで挑戦いたします。
クラウドファンディングトップ画像
どぶろく(イメージ)
■プロジェクト開始の背景
徳島県上勝町の山村には美しい棚田があります。しかし、棚田での米作りは機械化ができず手間がかかるばかり。儲かるどころか作れば作るほど赤字に。高齢化と人口減少で後継者は減り続け、今は危機的な状況です。
当社ではこれまで古民家をリノベーションしたRestaurant&Bar IRORIやグランピングBaseCampなど、上勝町の風土を生かしたエンターテインメントを作ってきました。そして2021年春から棚田を借りて米作りを開始。2022年秋、山奥の古民家レストランに併設するエルミタージュ・バレー酒ブリュワリーを開業しました。
そしてこの美しい棚田を守るため、農村の文化であった「どぶろく」を復活させ山奥の小さな町で持続可能な未来を目指す挑戦として酒蔵を創業。2022年9月には「その他の醸造酒」と「リキュール」の酒類製造免許を取得。10月から「どぶろく」の初仕込みを始めました。「どぶろく」は昔から農家が造ってきた酒ですが、明治になり酒税法ができると製造が禁止されました。その後も農家は隠れて密造酒を作っていましたが、厳しい取り締まりや日本酒離れなどもあり、現在では「どぶろく特区」を活用した農家民宿などが細々と造っているだけです。
当社では上勝町の棚田で育てられた米を使い、「どぶろく」「リキュール」を製造していきます。地域の米農家を支援し、美しい棚田の景観を守っていきたいと思います。まだ創業したばかりの小さな酒蔵なので、ひとりでも多くの方に末長く応援していただくため、「CAMPFIRE」にてクラウドファンディングを始めました。
酒蔵外観
「国の重要文化的景観」に選ばれている樫原の棚田
■プロジェクト概要
どぶろく造りで美しい棚田を守りたい。徳島県上勝町で酒蔵を始めます。
URL : https://camp-fire.jp/projects/view/619433
目標金額: 100万円(2日で達成。ネクストゴール300万円)
募集期日: 2022年10月7日(金)~11月18日(金)
<リターン内容>
・「どぶろく庵仁・第一弾」どぶろく庵仁(700ml)1本 5,000円(税込・送料込)
・「かみかつ甘酒・ノンアルコール 2本」5,000円(税込・送料込)
・「どぶろく庵仁・オリジナルグラス&Tシャツセット」20,000円(税込・送料込)
他
どぶろく庵仁とロゴ
■株式会社 上勝開拓団について
名称 :株式会社 上勝開拓団
代表取締役:仁木 啓介
所在地 :徳島県勝浦郡上勝町大字福原字庵ノ谷27番地
設立 :2015年4月15日
資本金 :200万円
事業内容 :「どぶろく酒蔵」エルミタージュ・バレー酒ブリュワリーの運営、Restaurant&Bar IRORIの運営、グランピングBaseCampの運営、ライブイベントYAMABIKO MUSIC FESTIVALの運営、映像制作、ホームページ制作など
ホームページ: https://kaitakudan.net
■徳島県上勝町について
徳島県のほぼ中央部。周囲を山に囲まれた人口1,400人ほどの小さな町。
和食の皿に飾る季節の葉っぱを売り出した「いろどり」が大成功し「おばあちゃんの葉っぱビジネス」として、地域活性化の先進事例として有名になる。
「樫原の棚田」は「日本の棚田百選」「国の重要文化的景観」に認定。
また町内の焼却・埋め立てごみゼロを目指す「ゼロ・ウェイスト宣言」を日本の自治体として初めて行い、ごみの45分別でリサイクル率80%以上を達成。世界から視察やメディアが訪れ、SDGsの先進地として知られている。
町外からの移住者は増えているが人口減少は止まらず、毎年50人ほど減少を続けている。
上勝町HP
ゼロ・ウェイストタウン上勝