=文化の日・東京文化財ウィーク連動企画= 重要文化財「自由学園明日館」開館101年目にして初の 芝生庭園を貸し切った展示会 「SDC茶室プロジェクト2022『風光庵』」 11月1日(火)~3日(木・祝)開催
インテリア・空間デザイン専門の学校、スペースデザインカレッジ(東京校所在地:東京都豊島区、代表取締役:大木 淳、以下「当校」)は、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが設計した国の重要文化財「自由学園明日館」(所在地:東京都豊島区)の芝生庭園を貸し切り、学生制作の茶室の展示会「SDC茶室プロジェクト2022『風光庵』」を2022年11月1日(火)~11月3日(木・祝)に開催します。「自由学園明日館」芝生庭園の貸し切りは、開館101年目にして初めてとなります。また、この度の東京文化財ウィーク連動企画となる当校東京校の茶室の展示会は初の試みとなります。
重要文化財「自由学園明日館」公式サイト: https://jiyu.jp/
■SDC茶室プロジェクト2022「風光庵」開催の背景
当校では授業の一環として初となる生徒の作品展示を企画しました。今回は「自然と建築の融合を追求した茶室」をテーマに、国産の木材と和紙を使用した「茶室」の展示を行います。
<なぜ茶室か?>
近年、SNSなどのオンラインツールの発展により、他者とのコミュニケーションはとても容易になりました。これは良い効果をもたらすと同時に、人間関係の希薄化や他者への配慮の欠落など悪い面も散見されます。さらにコロナ禍はコミュニケーションに大きな影響を与え、この一長一短の特性を顕著にさせました。そこで着目したのが「茶室」です。茶室は元来、コミュニケーションの場。茶道は亭主と客人、双方の気配りによって成り立つ日本の文化です。コミュニケーションの良い面はそのままに、「今一度、見つめ直すべきこともあるのでは」というメッセージ性を込めて、当校の学生たちが本展を企画しました。
<なぜ「自由学園明日館」で行うのか?>
「自由学園明日館」は1921(大正10)年に、「知識の詰め込みではない新しい教育の形」を考えるためにできた女学校です。
当校も明日館と同様、既存の教育に寄らない、新しいデザイン教育を模索しています。新しい教育のあり方を追求し続けるがゆえに、国が定める“学校”とは認定されていません。しかし、26年の運営実績があり、毎年優れたインテリア・建築デザイナーを世に輩出しています。明日館の理念に共鳴すると同時に、学生の自由な発想から生まれた茶室で新しいコミュニケーションのあり方を考えるきっかけにつなげたいと考え、この会場での開催を決めました。
■展示会テーマ「自然と建築の融合を追求した茶室」
「自由学園明日館」の設計者、フランク・ロイド・ライトの“自然に学ぶ”精神にならい、自然素材を使用し、自然を感じることのできる風光明媚な茶室を目指しました。東京都の多摩産材でできたルーバーと和紙で覆った屋根からは明日館をぬける“風”と秋の心地よい“光”を感じることができます。
茶室の中で、心地よい風と光、そして明日館の歴史を感じてみてください。
■展示会開催概要
名称 :SDC茶室プロジェクト2022「風光庵」
会場 :自由学園明日館 芝生庭園(東京都豊島区西池袋2-31-3)
日時 :11月1日(火)13:00~19:00
11月2日(水)10:00~19:00
11月3日(木・祝)10:00~16:00
入場料 :無料。ただし明日館入場料として500円(税込)がかかります
(中学生以下無料)。なお、11月3日は文化の日特別休日見学日のため
入場料も無料です。
注意事項:展示会開催時間と明日館内建物見学時間が異なります。
建物見学時間は11月1・2日10:00~16:00(最終入館15:30)、
3日10:00~17:00(最終入館16:30)です。
自由学園明日館 公式サイト: https://jiyu.jp/
展示に関するお問合せ先:スペースデザインカレッジ東京校( tokyo@space-design.co.jp )
■学校概要
名称 : スペースデザインカレッジ
代表者 : 代表取締役 大木 淳
所在地 : 【東京校】東京都豊島区南池袋2-27-8 南水ビル6F
【京都校】京都府京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町650 四条烏丸スタービル8F
【大阪校】大阪市北区西天満2-8-1 大江ビルヂング203・204
設立 : 1996年10月1日
設立主旨 : 資格取得に固執するのではなくインテリア・建築業界で活躍できる
確実な技術と知識を持った真の人材を育成する。
事業内容 : インテリア・空間デザイン専門の学校の運営
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)