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コロナ禍で医療機器メーカーの面会・教育機会減少をVRで解決! 泉工医科工業がVRセルフ制作システム「オペクラウドVR」を導入

〜 コロナ禍で医療機関への訪問機会は平時の「12分の1」に 〜

 株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役CEO:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、開発・提供するVR臨床教育プラットフォーム「オペクラウドVR」が、医療機器メーカーの泉工医科工業株式会社(東京都文京区、代表取締役社長:青木正人、以下 泉工医科工業)に導入されたことを発表いたします。医療機器メーカーによるVRコンテンツのセルフ制作は日本初となります。

 泉工医科工業は、医療従事者の医療技術や医療機器を扱うスキルが地域や施設によって経験できる症例数や学習機会に差が生じ、偏りが出ている現状を受け、医療機器導入における教育をVRで提供することを目的として「オペクラウドVR」を導入いたしました。初年度は第一弾として、人工心肺機器の教育VRコンテンツを制作する予定です。

 また、コロナ禍により医療機関への訪問が制限されていることで、医療従事者への医療機器に関する教育機会が大幅に減少していることが医療機器メーカーの課題となっています。医療機器メーカーが自社製品の教育VRを制作することで、面会や訪問時間に依存することなく、VRゴーグルをかけるだけで360度視野の処置の流れと、自分で機器を操作しているような術者目線の操作体験を提供することができます。導入する医療機関側は、このような製品の体験をいつでも何度でも体験できることで、医療機器導入の前後で製品への理解をより深めることができると期待されています。

■医療施設への訪問機会は平時の「12分の1」。失われる最新医療機器の教育機会

 第7波を迎え、依然として猛威を振るう新型コロナウイルスにより、医療機器メーカーの医療施設への訪問機会は大幅に減少しています。調査によると、平時2.2%だった病院の完全面会禁止は、流行後には27.2%に大きく伸び、不要不急の訪問の自粛要請は平時6.0%だったものが、流行後は18.9%に伸長したという結果となっており、医療機器メーカーによる医療従事者への教育機会の減少が大きな課題となっています。
▲出典:エムスリー 「新型コロナウイルス感染症流行前後のMRの病医院への訪問状況に関する調査」

■泉工医科工業株式会社 代表取締役社長 青木正人氏 コメント

「これまでECMOは長年行われていたものの、滅多に行われることのない医療技術のため習熟することが難しい状況でした。実際の現場の環境に近い環境で立体的に理解しやすいVRは、周りのスタッフや機器の状態など通常の2D動画では見渡すことのできない現場を疑似体験できます。このような革新的な教育ツールをECMO教育の標準的な教材として日本だけでなく海外へも展開していきたいと思います。」

■泉工医科工業株式会社について(https://www.mera.co.jp/

 泉工医科工業は、国産初となる「人工心肺装置」「循環麻酔器」を発売し、循環器製品から整形外科製品に至るまで人工心肺装置、人工肺、人工弁に代表される人工臓器およびディスポーザブル製品の製造販売を行っており、IABP、ECMOなどの補助循環装置や手術室で使用される電気メス、麻酔システムなどの製造・販売を手掛けている。

■オペクラウドVRについて(https://jollygood.co.jp/opecloud

 オペクラウドVRは、医療施設に高精細360度カメラとサーバーを常設してあらゆる症例を簡単に高精度VR化し、術者目線の技を360度視点で体験学習できるVR臨床教育プラットフォームです。必要機材の設置から撮影・編集レクチャーをジョリーグッドが行い、臨床実習VRをセルフ制作することができます。
 本サービスは、コロナ重症患者で需要が増した人工心肺ECMOのトレーニングや、臨床実習ツールとして医科大学をはじめとする教育機関や研究センターへの導入の他、医療機器メーカーの安全教育など、全国各地の医療機関で豊富な導入実績を誇っています。

導入・問い合わせはこちら:https://opecloudvr.com/contact/

■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/

 ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。

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